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イーロン・マスクに買収されたTwitterで、どのように発信をつづけるべきなの?

「Twitterが買収されて、Twitter離れがすすみそう!」
「これまでTwitterがんばってきたのに、ムダになっちゃうの?」
「これからTwitterでどう発信したらいいの?」
イーロン・マスクの買収後、社員のリストラあったり有料バッジが出てきてり、あれよあれよと改革がすすんでます。

Twitter事変ともいえる今回の出来事は、コツコツと情報発信してきた人たちにとって地殻変動レベル。

これまで積み上がってきたTwitterノウハウが、なだれのように総崩れするかもしれないからです。

そこで今回は、

  • これからTwitterがどのようなSNSに変身するのか

  • Twitter発信をどのように舵取りしたらよいか

について考察したいと思います。

どうもこんにちは、ひびきです。
フルタイムで働きながら、「自分のために生きる、Web3.0的なブログ」を書いてます。

  • SNSの発達

  • 副業の解禁

  • 皆婚時代のおわり

個人の時代になるなかで、一人に向き合い、「自分で自分の幸せをつくる力」は必須かなと。自分なりの幸せをつくることにチャレンジしつつ、失敗や気づきをまとめてます。

有料認証バッジはユーザーの分断をすすめる

イーロン・マスクがTwitterを買収したワケ

「暴力に訴えることなく、幅広い信条について健全に議論できる共通のデジタル広場を持つことは文明の未来にとって重要」

イーロン・マスク氏、Twitter買収の理由を語る 「文明の未来に重要」

今回の買収動機は上記のとおり。

アクセス集めの過激な煽り、一部ユーザーの意図的な操作で生まれるムーブメントに危機感をもっていたようですね。
「自分の選択で自分らしく生きてる!」と思っていた人たちが、実は意図的につくられた枠組みの中で、操り人形みたいになってしまうんじゃないか的な。

広告収入に頼りきって、広告主の顔色を伺ったSNSに対してもマスクさんは思うところがあったんじゃないかなーと個人的には思います。

買収後に起こった変化

よー清水さんの経験からのツイートらしいですが、共感してる人は多いです。
こんなツイートもありました。

トレンドの話題がコントロールされてたのでは?ということですね。

Twitterが有料化する?!

マスクさんはTwitterを買収したあとに、広告収入に代わる収益の柱をつくるために、足早に月額8ドルの有料認証バッジ(Twitter Blue)を取り入れました。認証バッジの機能はこんな感じ。

  • 広告表示が半減する

  • 長い動画や音声の投稿機能がつかえる

  • リプライ、メンション、検索での優先表示

現在はなりすまし問題が出て、サービスを一時停止していますが、対策を打ってまた再開するんだろうなーと思います。そうしないとマスクさんのビジョンは実現しないからです。
参考)イーロン・マスク氏「倒産の可能性」について言及 Twitter社の従業員向けの演説で 米報道

有料化がすすむとユーザー間に壁ができる

「Twitter有料化」といってもおそらく、「これまで通り無料版はあるけれど、希望者はサブスク登録してくれたら色々と良いことあるよー!」みたいな感じかなと。

有料版と無料版がどう共存していくかはまだ見えてこないですが、たとえば下記のことが考えられますね。

  • 無料版の人からは鍵垢のように有料版の人を見ることができない、あるいは存在すらわからない

  • 有料版の人は設定すれば、興味のない特定ジャンルのアカウントを表示しないようにできる

これまでTwitterでがんばって発信してきた人からすると、割とシビアな問題ですよね。
まずリーチできる人の絶対数が減ります。また、「こうすれば伸びるよ!」的なノウハウを実践してるアカウントは、自動で弾かれちゃう可能性も。

「マーケティングとしてTwitterをつかってたユーザー」は「日常垢として呟いてるユーザー」にリーチできず、より狭い範囲での活動になってしまうという世界。

Twitter事変です。

中の人から外の人になる

Google砲によってアルゴリズムがガラリと変わるたびにブロガーが苦戦してきたように、Twitterでもマスクさんの鶴の一声で世界が一変するかも。

そこで今後どうしたらよいか、ぼくなりに考えてみます。

何者かになろうとすると、可能性も小さくなる

「〇〇ブロガー」や「#◯◯好きと繋がりたい」みたいに、何かに特化して発信している人は、横のつながりで相互フォローする文化があります。

上記アカウントのツイートを見てみると、「いいね」をしてる人は同じ世界の人ばかりで、外の世界の人はほぼいません。

Twitter有料化でユーザーに見えない壁ができるなら、すこしでも発信を届けられる世界を広げておく必要があると思います。
そうするとツイート内容の幅が広がって、結果アカウントの魅力も増えますね。

たしかに同じジャンルといった自分と「強いつながり」のある人とは、励まし合えたり情報交換ができます。

でも「強いつながり」の人同士では考え方が似通って発信の盲点に気付けなかったり(たとえば専門外の人にとっては、初めて聞く言葉だったり、そもそもニーズを読み違えてるとか)、当然これまでの積み重ねや実績がある人の方が優位に立てる土俵です。

外の世界に足を踏み入れるには

じゃあこれからどうしたら良いかと考えたときに、すこし漠然とした表現ですが、「自分が人生のなかで達成したい具体的な目標を考える」ことだと思います。

数年前から

  • FIRE

  • ミニマリスト

  • 会社に縛られず生きる

このような生活にブームが起きました。「ミニマリストになるためにこれを捨てました!」「会社に縛られたくないので、◯◯しました」というツイートをよく目にします。

でもミニマリストや縛られない生き方を初めて世に出した人はきっと、それになろうと思ってなったわけではないと思うんですよね。

  • 行動するために、たくさんのお金が必要だっただろうし

  • 夢を追いかけるに、会社に貴重な時間を費やすことはできなかっただろうし

  • 身軽に動けるために、物理的にも思考的にもミニマムになりたかっただろうし

つまり、「自分の幸せなり夢に向かって行動してたら、気づいたら◯◯家になってた」みたいな。

日本人で初めてゴールデンブザーを獲得したマジシャンは、登山家だった

岩崎圭一さんという方をご存知でしょうか?
岩崎さんはイギリスで有名なオーディション番組(スーザン・ボイルさんも出演してましたね)に出演して、大反響したマジシャンです。

そんな岩崎さんは、「お金を稼ぐより、自分のやりたいことをやりたい」と決心して、海抜0mからエベレストを登頂したり、ガンジス河下りをしたり、すごくアクティブな方。その道中でマジックをしてると、番組スタッフの人に声をかけられ出演が決定。

オーディション番組では「大西洋を横断するための手漕ぎボートの資金がほしい」といってました。冗談が好きな人だなーと思っていたのですが、なんとつい先日本当にボートを手にしたそうです。

つまり岩崎さんは「やりたいことをやりたい」という想いを貫きとおしてたら、気づいたら登山家になったし、冒険家になったし、マジシャンにもなれたわけですね。

特化型から一歩引いて、人生の目標を考えてみる

なにかに特化した発信をして、自ら可能性を狭めることはしなくていいのではと思います。

もし流行りだから!という理由で、たとえば◯◯ブロガーになったとしても、途中で「あれ、なんかイメージとちがう。そもそも私なにをしたかったんだっけ?」となりかねません。

世の中にはいろんな肩書きがあるけれども、それらも結局はなりたい自分になるための手段なんですよね。とはいえぼくもTwitterを始めたときは、仮想通貨ブロガーでした。

だからぼくは「肩書きは◯◯だから××しなきゃ」という重い鎧をいったん脱ぎ捨てて、3年先、5年先、10年先に自分は何をしたいのか、それをクリアするためにどのような課題があるかをノートに書き出すことから再出発しました。

なりたい自分になるためには、多ジャンルの勉強が必要でしょうし、途中で寄り道したくなる関心事ができるかもしれません。岩崎さんのように夢に向かって勉強と自己成長を繰り返すと、よりたくさんの人と知り合えると思うんですよね。

少なくともぼくにとっては、そっちの方が人生を楽しめます。

というわけで長くなってきたので、おわりにします。すこし解像度の低い記事になってしまいましたが、ぼくは今回の考察をもとにこれからの活動を取り組んでいきます。

結果がどうなるかわからないけれど、どんな形であれまた報告しますね!では!

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