最高にシンプルで美しいタスク管理ツール、Tape
シンプルに割り切ったタスク管理ツール、Tapeが逆セールをやっていたので買ってみた。10ドルだ。
機能を削ぎ落としてデザインのみにフォーカスした非常にシンプルなUIが特徴的である。
Windows, Mac, Linuxで使用可能だ。
操作方法
一番上をクリックすると、新規コレクションが作られる。
各コレクションの一番下をクリックするとアイテムが追加できる。
アイテムはコレクション間でドラッグ・アンド・ドロップが可能だ。
コレクションや項目を削除したいときは、見出しを消せばいい。
右側の項目をクリックするか、キーボードの0~5を押せば、各項目にラベルが設定される。
ラベルの項目は
なし(デフォルト)
PRIORITY
WORKING
SUBMITTED
APPROVED
DONE
の6つのみ。割り切っている。
各項目も、クリエイター向けに作られているようで、本当に工程が必要最小限にまとまっている。
誰に向けたソフトか
これはクリエイターに向けたタスク管理ツールだ。非クリエイターは仕事の間、一日中PCに向かって生活するなんてことはそうそうしない。
そう考えると、スマートフォン版がないことは理にかなっている。
スマートフォンに触れている間、クリエイターは生産行為をしていないからだ。
このソフトは集中力を削ぐ要素を極力排除している。例えば、Todoアプリにありがちな、リマインダー機能がない。
これは意図的な設計だと思う。
リマインダー機能は便利だが、その瞬間にフロー状態に入っていたクリエイターの集中力は失われる。
クリエイターにリマインダー機能は、ある意味で不要なのだ。
UIや操作が極力シンプルに作られているのも、タスクの管理が仕事にならないようにしている。
Todoアプリを使ったときにありがちなのが、Todoを管理すること自体が楽しくなってしまって、目的になってしまうことだ。
もし、自分自身のタスク管理に一日の仕事のうち、2時間や3時間も割いているクリエイターがいたら非常にもったいない働き方をしている。
クリエイターは生産行為にのみフォーカスすべき、という哲学に基づいて、TapeのUIは作られている。
まとめ
美しくも、生産行為に攻撃的なまでに最適化された、クリエイター向けのTodoアプリ「Tape」を紹介した。
あなたがクリエイターで、興味が沸いたら、ぜひ買ってみてほしい。
それでは。
キャラクターの創作費に使わせていただきます。