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証し【週刊 度会隆輝20(9月23日~9月29日】


今週のハイライト

9月23日(月) vsスワローズ 代打(9回)
①遊ゴロ
①有利なカウントをつくるも決め切れず
試合前に引退する青木宣親選手へ花束を贈る

9月25日(水) vsジャイアンツ ベンチ外

9月26日(木) vsジャイアンツ 代打(6回)
①空三振
①低めにボールを集められ空振り三振

9月28日(土) vsマリーンズ(ファーム) 3番ライトスタメン
①左飛②右安③中飛④四球⑤遊飛
①高めの球をはじき返すもレフトフライ②高めの球をライトへクリーンヒット!
試合に勝利し、42年ぶりのイースタンリーグ優勝を決める!

9月29日(日) vsタイガース ベンチ外


証し

一軍昇格した度会選手ですが、一軍の試合がない日にファームの試合に出場しました。
甘いボールへ積極的にスイングをかけて1安打!技術の高さを見せつけてくれました。
そして、その試合でベイスターズのファームチームはイースタンリーグ優勝を決めました!優勝は42年ぶりとのこと。

選手の表情はもちろんですが、スタッフの方々の表情を見ているとファームといえども優勝できてよかったなと思いました。
寮や練習場に隣接する横須賀スタジアムでしたから、たくさんのスタッフが笑顔でハイタッチに参加していましたね。
選手が頑張れるように頑張り続けた方々です。優勝という頑張った証しが手に入ってよかったなって思いました。

度会選手はファームで49試合に出場。一軍とファームを行ったり来たりしていましたから全体の半分も出場していませんが、上位打線のスタメンとしてチームを牽引しました。
ファームの全日程が完了して打率.347、OPS.865。ルーキーとしてもと言わなくても優秀な成績でした。度会選手の持つポテンシャルを示すことができた一年だったと思います。

度会選手をはじめ、石上選手、井上選手などルーキーがファームを活発にしたと思います。能力はもちろんなのですが、ギラギラした選手たちだなと感じています。
貪欲に自分の力を試して、失敗してもドンドンいく。
昨日の自分が通過地点かの如く目まぐるしく成長していく選手たちでした。そんな選手に刺激されたように多くの選手がファームで活躍していました。

今の最高の先に未来がある。まだまだこれからなのです。


もっと期待してもらえるように

一軍に上がりましたがスタメンで使ってもらえることはなく、ベンチ外になることもしばしば。なんのために一軍にいるのかと思うかもしれませんが、しょうがないことです。

でも、期待はされているのだと思います。そうでなければこの時期に一軍の打席に立たせてもらえません。
大事な一打席を任されていることが期待の証しです。

それでも、試合に出られないのは信頼の差かなと思います。
度会選手が期待されているのは打つことだと思いますが、守備や走塁ではまだ信頼がないのではないでしょうか。
毎日打てるとは限らない世界で、打てなかった分を守備走塁で活躍して取り返すのは大事だと思います。競争相手となる桑原選手や梶原選手はそうやって出し続けようという信頼を得たと思います。

スタメンを勝ち取るためには何度もチャンスを与えたいと思わせると同時に、一つでも活躍する要素を増やして勝利に貢献できると思わせないとですね。


今週のサイコー度会

引退する青木宣親選手へ花束を贈呈した度会選手。
21年間のプロ生活を称えベイスターズからも縁のある2人で花を添えました。

青木選手は2003年にプロ入りしているので、度会選手が1歳の時からプロ野球選手なんですね。それでずっと活躍してるって恐ろしすぎる。

幼き度会選手と青木選手は一緒にお風呂に入ったり、キャッチボールをしたことがあるみたいです。お父さんと同じ世代のスワローズの選手とは家族みたいなエピソードばかりですね。
度会選手の野球のルーツをたどれば当時のスワローズに行き着くのではないかと思います。野球の楽しさや夢を与えてくれた一人でしょう。

この試合では青木選手が使用している曲で打席に向かった度会選手。残念ながらヒットは打てませんでしたが、青木選手への感謝は伝えられたのではないでしょうか。

青木選手が初めて200安打を記録したのはプロ2年目。度会選手にとって一つの目標なのではないかと思っています。


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