声姿顕心【学習院高等科】
華族子弟の為の学校として開校され、1877年に創立され140余年の歴史を有する日本を代表する名門・伝統校である「学習院」
後に1947年に宮内省管轄を離れ、私立学校となる。
豊島区目白に広大な校地と各種施設を有し、緑豊かな自然に囲まれた教育環境である。学習院全体の大きな教育目標である「ひろい視野」「たくましい創造力」「ゆたかな感受性」の実現を目指す準・中高一貫校である。
著名な出身者は「皇族」「宮家」を初めとし、日本を支え動かす人財を多数送り出している。
一方野球部も、2022年で創部120年を超す長い歴史を誇り、
故に「青山学院」に次ぎ、東京都内では2番目に古い歴史を持つ。
そんな長い歴史を持つ野球部の最高成績は2015年夏季東東京大会ベスト16である。
校舎南側に有る「学習院大学野球グラウンド」を使用し、東都3部リーグ戦でも使用される広々とした球場で選手達は悲願の「甲子園出場」を目標に、文武両道を携え日々練習に励んでいる。
6月に「筑波大学附属」との附属戦(定期戦)も行われている。
そして野球部員の多くは「学習院大学」へと進み、野球部に入部し、戦国東都リーグを戦っている。
「学習院」という歴史とブランドを背負いながら、勉強と野球。文武両道を諦めず高い志を持つ野球部はタイトルにも記載した以下のスローガンを掲げている。
『声姿顕心』(せいしけんしん)
声を出す姿にその人の心が顕(あらわ)れること
一、相手に立ち向かう勇気の声
一、仲間を思いやる励ましの声
一、状況に応じたサポートの声
君の声は(君の姿は)、周りに伝わっていますか?
声で心を顕す野球部員でありたいものです
東京高校野球の創成期から白球を追うナインの声・姿はいつか聖地で多くの観衆の心を躍らせる日が来るはずだ。