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発熱で怯える癖がなくなる。その先にある未来。

整体指導のあとに39.4℃発熱したんですけど。

なんて深夜に連絡してこられる場合には

たいてい怯えが混じっている。


整体指導を受けた方とぼくとのあいだで

認識のギャップが最大になってしまう瞬間でもある。


心身の変化が必要で

発熱が必要なカラダであれば

整体指導によって高熱がでれば

ぼくとしては万々歳。

ホメオスタシスが働かない

鈍っているカラダを

外から動くように

調整が成功したわけだからね。


高熱が出たということは

ホメオスタシスが働きだした証。

その人自身のエンジンが内部で動き出した証拠。


整体指導はあくまでもエンジンがかかるように調整しただけ

心身の回復は

実際にはカラダのうちなる力が行なってるもの。


そもそもホメオスタシスが滞りなく働いていれば

ずっと調子が悪いとか

慢性病なんてない。

放っておけば元気になる。


放っておいたら元気になるはずのカラダが

そうならない。

知らず知らずのうちに熟練の魔法を自分でかけているってこと。


ぼくらはその魔法がかかって

動かない車を一生懸命に車の後ろから押してみる。

その結果、車のエンジンがかかれば

自走できる。

そうなれば放っておけば自走できちゃう。


発熱というのは自走できるようになった結果。

エンジンがかかった結果。

だから祝うべき症状なんだよね、本来は。


発熱で怯えるひとには

発熱は異常なもの、排除すべき

忌み嫌うべきものという観念がこびりついている。


知識としてはカラダが動き出す場合

まずカラダが緩む弛緩反応が起こり

次に、発熱したり痛みが出てくる過敏反応を経て

3番目には悪いものを体外に出す排泄反応が起こす。

くわえて発生させた熱って

必要があって自分のカラダが発生させている現象である

ということは知識として押さえておく。


観念は自分で気づけばなくなるんだけど

怯えるという選択をしてしまう癖はすぐには抜けないことが多い。


1回の発熱で

その癖が変わればもう大丈夫。

大抵は何度かの発熱によって

実はカラダが回復していく過程において

発生させているのが熱なんだってことが腑に落ちてくると

その癖を選択しなくなる。


その癖がなくなったかどうかは

自分が発熱した時の

気持ちが

やったあ、この発熱を待ってましたあ~

だったら、もう大丈夫。

発熱などのカラダの変動を

こころ穏やかに経過することができちゃう。


異常があると、発熱して

回復できるようになると

その弾力ある背骨が

自分がしたいこと

自分がやりたいこと

を語りかけてくれるようになる。

湧き起こってくるようになる。

是非そんな未来を現実化してください。






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