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カラダから湧き起こってくるエネルギー。

無意識運動が滞りなく運営されるためには

物理的なカラダに弾力があることが前提にはなるけれど

無意識運動を突き動かしていくのは

湧きおこってくる要求

自発的な要求になる。


自発的な要求で動作していくと疲れない。

嫌いな人から荷物を持ってと頼まれてもカラダは重いけど

推しのアイドルから荷物を持ってと頼まれたら嬉々としてカラダが軽くなる。

持つ荷物は軽い方がいいって誰しもが思うでしょ。

ところがここにある金塊、持てる分をあげますって言われたとしたら

ほとんどの人が20Kg、30Kg

それどころか重ければ重いほど嬉々として持とうとしてしまう。


太平洋戦争のときに

ふだん2人がかりで装填する砲弾があった。

ところが敵に襲われたときに

兵士が一人で砲弾を運び出した。

司令官だったAさんが見て???

いつから砲弾が軽くなったんだろうと思ったほどに

軽々と運んでいたらしい。

Aさんも自分で砲弾を持とうとしたんだけどまったく持てなかった。

兵士は本当に驚いたことによって火事場の馬鹿力を発揮してしまった。


ぼくも銀座の酒屋でバイトしていた時に

賭け事が好きだった番頭さんからこのビールの樽2つ

100M先のローソンまで運べたら1万円やると言われたことがある。


番頭さんが指したのはギネスビールの30リッターの樽だった。

通常のビールの大きい樽は20リッター。

容量が1.5倍で重いこともさることながら

樽の直径が60CM近くあってとにかく持ちづらかった。

もちろん配達で持つときは両手で1つずつ持ち上げなきゃならない代物だった。


番頭さんはもちろんぼくが持てないに賭けたわけ。

ところがそれを聞いたぼくは番頭さんの気が変わらないうちにと

店から飛び出してギネスビールの樽を片手でひと樽ずつ掴み上げて

100M先のローソンに向かって小走りで走り出した。


それを見た番頭さんが慌てて、待ったぁ、待ったぁ

今のなし~と叫んだ。

ぼくは1万円ゲットする機会を失ってしまった笑


ぼくの体癖は8種体癖。

喧嘩を売られたり、勝負を挑まれるともっともエネルギーが湧きおこってくるカラダの感受性。

「負けまい」が発動すると一番エネルギーが出ちゃうカラダ。


携帯ショップで故障受付をしていたときも

大声を出して携帯を交換しろって怒鳴っている客がいた。

たまたまぼくが対応したんだけど

水濡れシールが真っ赤ににじんでいたので無償交換はルール上は不可。

けれども対応履歴を見ると別の某ショップでめちゃくちゃ交換対応していた。

見たことのないほどの交換履歴の回数。

たぶん大声を出して威圧してくるので

面倒臭くなって担当者判断で交換していたんだと思われた。


ところがぼくは保険会社で数多くヤクザ対応をしてきた経験があった。

しかも、8種体癖。

怒鳴っている相手と同じボリュームの声で対応することにした。

図らずも舞台で役者をしていた経験が生かせてしまった。


途中で、なんでおまえはそんな大声で対応しているんだと怒鳴られたけど

あなたと同じボリュームで話しているんですよって答えたら

話にならないと席を立って店を出ていってしまった。

店長からはあんなに頑張らなくてもよかったのにと笑われてしまった。


その輩は、ぼくのカラダの感受性を刺激して

猛烈にエネルギーが湧きおこる対応をしかけてしまったというわけ。


ひるがえって、自分のエネルギーが湧きおこってくるのは

何をしている時か?

どんな作業をしているときに時間を忘れちゃう?

どんな状況だと力がみなぎってくる?

活字を読んでいるとき

漫画を読んでいるとき

カラダを動かして運動しているとき

お金が稼げる仕事をしているとき

美味しいものを口にしたとき

ゴロゴロできているとき


自分が自発的に動けていたときはどんな時だったろう?

いまは心身を病んでしまっていたとしても

子供の頃からずっと病んでいた人は少ないはず。

自分のエネルギーを発生させる取り扱い方法は知っておいたほうがいいよね。



※エネルギーが動いた女性の感覚。朝帰り。






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