切り抜きノート#2

私はある友人からこう言われました。「君は全然お金を貯めてないようだけど、好きな旅もできないでしょう。汽車に乗れば、今すぐフィッチバーグを訪ねてこれるのにね」。けれど私には、そうは考えない分別があります。私は経験から、最も早い旅人は、足で歩く人であると、学んでいるからです

自分の時間を売り、お金を稼いで汽車に乗るよりも、「歩いて地域の実情に触れ、経験を積んで、どんどん変わっていく」。だから、歩いたほうが「早い」のだと。

森の生活/ヘンリー・D・ソロー より

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?