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一緒に自重全身スクワットしよう!

クライアントさんに指導する時、膝の位置を正常な位置にする為、軽く押し戻す補助や動作中の声がけをして自分で位置調整をして頂くのですが、声がけを動画に収めました。
動作中、姿勢が窮屈になり膝が開いたり臀部の下がり方が甘くなったり…
身体は自然に楽な姿勢や動作をしてしまいます。
そこで、それらのポイントで声をかける事により脳に気づかせ身体に反応を起こさせる事でフォーミングが確実に出来て効果が高く得られます。
これこそが、
パーソナルトレーニング
の意味と思っております。
なぜ、動画における声がけをしているのか?を解説しますので、是非一緒にスクワットをしてみましょう!

解説
脚の部位はどこにアプローチさせるのか?
①大腿部内側(内転筋群・内側広筋など)
②ハムストリング
③大臀筋
勿論、スクワットにおけるアプローチされる筋肉へもですが、アプローチされる比率をバランスよくと言う意味で上記3つの、効きの比率を上げると言うものです。
また、これを知って頂き、動作中や翌日以降の筋肉痛で自覚し易く、「効かせれた」という実感がトレーニング継続の形として現れやすいので、鍛えられる筋を覚えておこう!
現代人におけるバランス的に弱い筋肉は、大腿部内側部や大腿部裏側が多い為、このスクワットはそれらへのアプローチ比率を引き上げる為の物です。
現代人におけるバランス的に弱い事がどう現れているのか?
大腿部内側部の弱さ
①O脚など膝周りの姿勢が崩れて膝痛や腰痛に発展する
②スポーツの中心軸が不安定にる事やスイングや投げる等における、脚の壁が出来ないなど、競技力が上がりにくいなどに発展する

スタンスは足を並行にしたナロースタンス(狭い位置)を進めているのか?
①人は骨盤幅以上の広さでの活動が少ない
②骨盤より上(体幹筋や腕・頭など)は、1つであり、脚は二つに分かれて付いています。物理上、重たい物を2本の脚で支える場合、脚への重さのかかり方は、脚それぞれ外側へ力が働きます。つまり、脚の外側に力がかかる為、外側筋肉へ負荷がかかり易くなる。内側への負荷が少なくなる為、内側筋肉の鍛えられる率が外側に対して弱くなる
③スタンスをナローにすると、臀部を下げて行く時、より窮屈な姿勢になる為、膝の位置が楽な方向、内外前後へ勝手に動いていくので、わかり易くなる
④窮屈な姿勢は効きが良い

脚の部位はどこにアプローチさせるのか?
①広背筋を主とした背筋群(広背筋下部)
②腹横筋を主とした腹筋群
スクワットにおける上半身はあまり注目されていないのが現状ですが、元々全身トレーニングも意味にある。それをおこなう事で体幹部の安定を得られる。
広背筋は上部と下部で筋繊維の方向が違う事をまず知る事が大事で、大まかにいうと、扇状の様な形で、上部は横方向・下部はほぼ縦方向に走っています。
上部は肩甲骨を寄せる(胸部を横に張る)という働き(他筋肉も収縮します)
下部は肩甲骨を下げる(胸部を縦に張る)
という働き(他筋肉も収縮します)
広背筋上部の動作は皆さんが良く胸を張る事という動作でイメージがつくと思います。
広背筋下部に関しては、あまり馴染みがないと思います。
広背筋下部は、肩甲骨を下げる事や肩が後方と下に下げるという働きがあります。

なぜ、タオルをを持って肩甲骨付近に当てるやスライドさせるのか?

①タオルを背中に回し肩甲骨直下に当てて横に引くと広背筋上部下部共に軽い収縮を起こし、タオル位置を維持する事でアイソメトリックトレーニングになる
②広背筋をアイソメトリック収縮させたまま、スクワットで立ち上がって行く時、収縮率が上がる
③スクワットでタオルをスライドさせる事により、広背筋がアイソトニックトレーニングとなり広背筋への収縮率が更に上げられる
④広背筋下部の収縮に伴い、腹圧がかかり、腹横筋や内外腹斜筋が連動していく(腹部が凹む事でトレーニングされる)

広背筋を収縮させ、腹部を腹圧で収縮させる事により腰部が安定して体幹安定となります。
つまり、パワーベルト(補助具)はそれらの筋肉の補助具ですね
広背筋・腹横筋などの筋肉が自然に収縮させれる事ができれば、パワーベルトは要らないとも言えるでしょう!
競技者などで、限界チャレンジなどは大事をみてパワーベルトをしていると思いますが、一般トレーニングに置いては補助具は要らないと考えています。
自分は使用した事は無いですね。

さぁ〜一緒に10回スクワットしましょう!
途中で、疲れて10回以下でも大丈夫!
ポイントをしっかり!が1番です!

動画はこちら↓↓↓↓↓↓↓
https://youtu.be/Y5QCIKgRS4k

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