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耳を傾け、開くことに意識を集中できれば

宇宙の花びら舞い落ちる

限りなく透明な床をただ滑る

無限に生まれる星ぼしの上へ下へと滑りはじめる

新たな花びらの空間

美しい曲線が絶え間なく、宇宙を上昇して行く

耳を傾け、開くことに意識を集中できれば

そこに何もかもが存在していることに気がつかされる

それならば、勢いに乗ってそのまま行けば良いと思った

だけど、ぼくにとってのプロセスは違う道を通ることを薦める

俯瞰する視点まで自分の意識を浮上させ

あらゆる感情や時間軸を、一度体に取り込み咀嚼する

コツコツと自由に表現する道が見えた

眩しい流れが放射線状に広がると

縁日の金魚のように掬い上げられ、透明な床は想像したままの広さで現れた

ぼくは星のひかりを頼りに、ただただ滑り続ける

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