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自分の習慣の変え方

変えなければならないのは、
場所ではなくて、自分自身だった。

何かを変えるということ

高校、大学、院、社会人。
場所を変えて一人暮らしをするのは、
4回目です。

その度に私は、
どこか遠いところに行きたいと、
ずっと思っていました。

選んだ場所は、
東京、名古屋、熊本、そして、東京。

「○○に行ったら」
「○○になれば」

自分の肩書きや暮らす場所が変わると
自分の人生も一変すると
錯覚していたのです。

いくら環境を変えても、
いくら状況が変わっても、
私が私であることを、
変えることはできない。

変えなくてはいけないのは
変わらなくてはならないのは
自分自身
だ、と。

いつになっても思うのです。

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「自分を定義するな」

尊敬する先輩に、言われた言葉。

「自分は○○だから」と
自分を定義してしまうのが、
私は本当に嫌いです。

周りにそういう子がいると、
辟易としていました。

「私は運動ができないから」
「私は人見知りだから」
そうやって
自分で自分の可能性を狭めて
なにが楽しいの?
そういう人たちは
自分から遠ざけようと思っていたら
気づけば周りに心を許せる人が
少なくなっていったように思います。

少し孤独だった。

幸いにして私は、
幼い頃から様々な才能に恵まれた
と自負しています。

勉強も運動も音楽も
そこそこできる、レベルではなく、
どの側面から見ても優等生でした。

幼い頃に触れてきた本の影響や
基本的にほめて伸ばしてくれる
両親のおかげもあり、

私には無限の可能性がある
と信じてやみませんでした。

これは、自分を
自信に満ち溢れさせてくれるので
とってもいい考え・生き方だと、
思っています。

もちろん今でも、
この考えは変わりません

けれど、これがいかに
根拠のない自信であったことか。

最近になって、
私にはなにができるんだろう?

と悩むことが増えたのです。

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人間は習慣の生き物だから。

大学に入ってから、気づいたことです。

私たちは習慣でできている。

朝起きて、顔を洗って、ごはんを作って
ごはんを食べて、ニュースに目を通して、
支度をして、仕事に向かう。

飲み物を買おうとコンビニに入った時、
それがたとえ初めて入るコンビニでも、
飲み物の陳列棚の場所が分かるのは、
これまでの習慣で、身につけているから。

人間は変化を恐れる生き物です。

だから、新しいものを取り込むことを
必要以上に恐れてしまう。

私が大学時代に大切にしていたことは、
ひとりで行動することを恐れないこと。
イメージだけで終わらせないこと。

よく一人で海外なんて行けるね。
よくヒッチハイクなんてできるね。

そう言われたけれど、私にとっては、
少しの勇気を出せずに
それらを諦めてしまうことの方が
よっぽど怖かった
のです。

だから、日ごろから
挑戦することを、習慣にした。

時間を見つけては旅に出て
時間を見つけてはタメになるバイトをして
時間を見つけては本を読んで
時間を見つけては輪の中心にいることを

選んだ。

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今できることは?

それでも、
一体自分は何がしたいんだろう。
一体自分は何をしているんだろう。
一体自分は何をすればいいのだろう。

そう、自分と向き合う時間が
定期的に訪れるのも事実で。

以前作った、
10年後、どうなっていたいか
のリストに、自分は少しずつでも
近づけているかが 分からなくて、
悩んでしまうことが多々ありました。

これは、自分を変えなければいけない。

そう強く思ったのは、
意外と最近のことでした。

私は世界の平和に貢献したい。

自分をネガティブに定義することは
しないけれども、
ぶれない軸は持っていないといけないな
と考えていて。

私のぶれない軸は、
世界平和への思いである。

では、そのために
習慣としてできることは何なのだろう。

まずは世界を学ぶこと。
だから本を読む。だから映画を見る。

その先の、
いつ?何の本を?何の映画を?いつまでに?
アウトプットは?学んで次に生かすには?

それが全然具体的ではなかったことに、
私はようやく気づきました。

これは、
自分の習慣を変えなくてはいけない。

そう確信したのです。

そして、
新しい習慣を確立するのには
けっこう時間がかかる。
定着しないこともある。
だから、自分に強制力を持たせなければならない。

そのために、ようやく
人を巻き込むこと
期限を設定して取り組むこと
ができるようになりました。

これが習慣。

こうして、
どこかに行けば変わるだろう
と甘えていた自分を、

変わらなければいけないのは
自分自身だ
、と認識し、
実際に行動に移すことができました。

世界の構造を知るために、
どうして世界はこうなのかを学ぶために、
世界史を勉強したい。

同じ目線を持っている仲間を見つけ、
その人を巻き込んで
一緒に学んでいくことを選びました。
継続的に続けられるよう、
無理のない範囲で
毎週行うという決め事を作った。

これは私の
習慣化のひとつの例です。

このようにして、
他のことにも強制的な習慣化を
図るようになりました。

自分自身を変えるために
紆余曲折したし、
長い時間がかかってしまったけれど。

この、外出自粛をチャンスだと思って。

沢山のものを吸収しようと思います。

人間は習慣の生き物だし、
人生は習慣の積み重ねだから。

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