「お任せします！」は、信頼の証
先日、美容師の先輩のカットとヘッドスパをさせてもらいました。
「伸びたから、長さはキープしつつ、後はお任せする！似合うように切って！」 というオーダーが。
涼しい顔をして 「わかりました！」と言いつつ、 お任せ、という言葉には、ドキドキします(笑)
今回は、久しぶりのカットだったので、 長くなったのを活かし、セミロングを楽しめる ようにカットさせてもらいました。
この「お任せする」は、 美容師同士、相手が先輩であれ、後輩であれ、 緊張感が走る言葉。
ですが、 自分の髪質をよくわかっている美容師さんから「お任せする。」 とオーダーがあるのは嬉しいことでもあります。
信頼関係がなければ、出てこない言葉でもあるので、そういってもらえる美容師仲間がいることが嬉しくもあります。
もちろん、お客様の場合も同じこと。 この「お任せする。」は、 「いつもと同じく良い感じにして！」 でもあります。信頼と期待の証です。
※初めてお願いする時は、お互いに初めまして！なので、コミュケーションは十分にとった方が 良いです。 要望や悩みを言わずに「お任せします」は、 美容師もちょっと困ります。 コミュニケーションは入念に！
理容・美容の仕事は特に、お客様の髪自体を 素材として、デザインさせていただく仕事。
「刃物を手向け、薬剤を使う仕事であることを 十分に理解すること。」
「髪の毛を切らせてもらう→自分のからだの一部を託されているということ」
「お客様との信頼関係の上で成り立っていることを忘れてはいけない。」
常々、言われてきた言葉です。
切らせてもらえる、 任せてもらえることに感謝、です。
Aya Horiguchi
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