経済と経営の関係性(前編)
明日から本格的に夏休みが始まるし、
5時半起きでウキウキしてる藤田です。
さて、今回は全員が学校で一度は習ったことの
あるワード、「インフレ・デフレ」についてのお話をしていこうと思います。
今このコロナ時代を生きている上でも、
大切になってくるので最後までぜっっってえ見てくれよな!(#円堂守)
これを読めば、今の日本国民が何をするべきなのかが間違いなく見えてきます👀
そこから「インフレ・デフレ」について
お話しをしていきます。
前編と後編に分けて解説しますが、今回は「デフレ」を主に解説します。
まず日本の経済について、現状を例を出して少しだけ整理してみます。
・クリスマス ・バレンタイン
・年越し ・プレミアムフライデー
これらの日をどんな日と考えますか?
もちろん、イベントを楽しんだり、友達と思い出作りの日と思い浮かべる人もいるでしょう。
これらは、マクロ的(経済的)に観た時、
「経済を支える日」と捉えられます。
消費がその日の前後は大きくなります。
よって、お金がたくさん周ることに。
日本は、バブル崩壊後以降、
基本的に「デフレ」が続いています。
(すぐにデフレの説明します。)
(例外は消費税増税前です。
増税前は消費が激しくなるからです。)
・カタール 1,968 ・中国 1,414
・アメリカ 132 ・ドイツ 30
・日本 -20 ・世界平均 139
これらは何の数字でしょう?
日本だけ「マイナス」数値ですね。
少し考えてみてください。
正解は、
主要国における1995年から20年間の
「GDP成長率」の数値です。
東南アジアを中心にどんどん成長してきていて、安定してヨーロッパも成長しています。
GDP成長率主要国最下位の国「日本」です…
もちろん、ヤバいと感じることだとは思いますが、これに関しては「政府」の経済運営の誤りのせいにしてしまってOKです。
しかし、政府の経済運営の誤りとは、
なにを誤っているのでしょうか。
ここで関わってくるのが「インフレ・デフレ」が中心となってくるお話です。
本題に入りましょう。
言葉の感覚に操られるな。
なんとなーく、「インフレ」ってこうで、
「デフレ」はああいうことだろうな。
と、頭の中で思考してる人は多いのではないでしょうか。
・デフレは景気が悪い。
・インフレは景気が良い。
と学校で教えてもらったと思います。
今すぐにその分断思考をやめてください。
え?とは思うかもしれませんが、
本当にそれに騙されないでください。
デフレ=景気が悪いは合ってますが、
インフレ=景気が良いわけではありません。
インフレにも2種類あり、
良いインフレと悪いインフレが存在します。
それぞれを解説していきます。
○インフレ
欲しい!が多い。(物が売れる時代)
需要>供給
500円で販売しているビールでみんな欲しがっていて、600円でも売れるようになっちゃうから、物価は上がる。
インフレだと物価が高くなります。
つまり、お金の価値が低くなります。
○デフレ
買って!が多い。(物が売れにくい時代)
需要<供給
今回のコロナがいい例で、居酒屋さんはビールをたくさん売りたいにも関わらず、「欲しい!」というお客さんが少ないので、500円のビールを400円にしなくちゃいけないから、物価は下がる。
デフレだと物価が低くなります。
つまり、お金の価値が高くなります。
物が売れない。
↓
労働や生産の縮小
↓
所得の縮小
↓
消費の縮小
↓
収益の縮小
↓
労働や生産の縮小
という負のスパイラルに陥ります。
デフレ=景気が悪いのです。
しかしここで、国も黙って見ているわけではありません。経済がまわらなくなってしまうので、ある一手を打ちます。
「ETF」の購入です。
ETF:Exchange Traded Fund
上場投資信託(じょうじょうとうししんたく)
日本のトップ企業225へ金融政策を行い、
株価を上げようとします。
株価が上がったり、企業が資産を持ち始めるとどんな良いことが起きるのでしょう。
資金アップ
↓
生産や労働の拡大
↓
所得の拡大
↓
消費の拡大
↓
収益の拡大
↓
生産や労働の拡大
デフレの負のスパイラルとは、
一転してインフレのスパイラルになります。
しかしです。
ここで「政府の経済運営の誤り」が
発生してしまったのです。
それが、
①株価は上がっても給与が上がらなかった。
②不適切なタイミングでの消費税増税。
消費税についてはまた今後触れていきます。
なぜ、給与が上がらなかったのか。
理由はとてもシンプルです。
少し考えてみましょう。
正解は、未来に不安があるからです。
景気とは、「人の気」です。
不安だと貯金しますし、
希望が大きければ投資しますよね。
日本のタンス貯金(預金していない金額)は
なんと30兆〜80兆とされています。
給与が上がらなければ、消費も上がらない。
消費が上がらなければ、収益も上がらない。
これがデフレが続く原因なのです。
と、ここまでで主に「デフレ」について解説させていただきました。
また明日に「インフレ」を解説してまとめますので、ぜひ楽しみに待っていてください。
ではまた!
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