秋
ドント・ルック・アップ
見出し画像

ドント・ルック・アップ

秋


地球衝突の恐れがある巨大彗星の存在を発見した大学院生ケイトと彼女の教師の天文学者ランドール・ミンディ博士(L・ディアプリオ)。ミンディ博士は、関係省庁に連絡を取った。その連絡は惑星防衛調整局に繋がった。

「この数値だと到着は6ヶ月と14日」
「こちらも6ヶ月と14日と出ました」
「惑星の大きさは、5から10キロだと?、それは・・」
「生命絶滅のレベルです」
「推測でものを言うのは・・」
「じゃ、実地見学ということでDCに来て下さい」
「みんな、落ち着きましょう」
「ミンディ博士、これは極秘情報となります、わたしは大統領に連絡いたします」

手荷物も持たず、軍の飛行機に乗せられ、ワシントンに到着したケイトとミンディ博士。大統領と会うことになった。しかし、世間は最高裁判事のスキャンダルで騒いでいて、大統領までその対応に当たっていた。
大統領(メリル・ストリープ)一行は、ホワイトハウスの廊下で待っていたケイトとミンディ博士の前を通り過ぎた。結局、ケイトとミンディ博士は、7時間待たされ、会うことはできなかった。

「信じられる?、7時間も待たされて、会ってくれないの」
「そりゃ、ケイト当然だよ、テレビ観てるか?、最高裁判事は絶賛炎上中だよ」
「・・・。」
「知ってるか?、学生五人が証言したんだよ、最高裁判事はヌードモデルをしていた時、○○○○いたって!」

翌朝、ケイトとミンディ博士は大統領執務室で大統領に会うことになった。

「どのくらいたしかなの?」大統領は訊いた。
「100パーセントです」
「やめて、100パーセントと言うのは」
「潜在的重大事象と言っておきましょう」
「ええ」
「これは潜在的事象ではありません」
「正確には99.78パーセントです」
「よかった100パーセントじゃないんだ」
「科学者は100パーセントとは言いません」
「じゃ、70パーセントということで進めましょう」
「数字が全然違うんですけど!?」ケイトが言った。
「国民に100パーセント隕石が衝突するなんて言えないわよ、でしょ?」


隕石が衝突するその事実を知った大統領は、その事実を信じない。

「ね、あなたたちはわたしになにをしてほしいの?」

殺人AI、オゾン層破壊と大統領の元を訪れる終末予期者はたくさんの為、大統領は信じない。アメリカ惑星防衛調整局の局長の意見も。

ケイトとミンディ博士、惑星防衛調整局は、テレビでことの重要性を話すが、ティーンエイジャー芸能人の恋愛話や天気予報の話よりも世間の関心は低い結果となってしまう。

「え?、ぼくらはこれでおわり?、もう」





これまでNetflixオリジナル映画というものは、峠を越えて、老醜に入ったマーティン・スコセッシ、ロバート・デ・ニーロの「アイリッシュマン」、名作もあれば駄作も多い、デヴィッド・フィンチャーの「Mank/マンク 」と、映画会社が企画に賛同しなく、結果、映画会社の想定通りの駄作の結果となった映画を次々とその名声欲しさに作り上げてきました。
そしてその先にあったのは、監督・脚本、アカデミー賞ノミネートのアダム・マッケイ。主演、レオナルド・ディカプリオ。共演、ジェニファー・ローレンス、ジョナ・ヒル、マーク・ライランス、ティモシー・シャラメ、アリアナ・グランデ、ケイト・ブランシェット、メリル・ストリープと、現代ハリウッドの有望監督、ハリウッドのトップスター、イギリス映画のトップスター、ハリウッドの伝説とハリウッドの大作映画規模の作品の完成。もうこのレベルをNetflixが作ってくるとなると、漫画紙書籍が消えたように、映画館が消えることに拍車がかかるかもしれないと感じます。

映画会社では、ドント・ルック・Netflix でしょう。そう思っています。


この記事が参加している募集

映画感想文

映画感想文

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
秋

よろしければ、作品の自費出版の費用にさせていただきます。

秋
普段は会社員をしています。映画のコラムみたいなもの、素人小説などを書いてみます。 文章・創作のサークルを運営。電子書籍を多数出版しています。 https://amzn.to/2Uf4JDS