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映画

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2019年10月の記事一覧

宮本から君への感想(ネタバレあり)

映画版だけじゃなく前日譚であるドラマ版に関してもネタバレしております。 イオンシネマ京都桂川で鑑賞。 結構混んでた。 この映画を観る前にドラマ版をAmazonプライム・ビデオで鑑賞した。 原作で言うと前半部をドラマ版でやってクライマックス周辺を映画でやっているのだと思う。 ドラマ版のざっくりした感想 ドラマ版前半は華村あすか演じる甲田美沙子との恋模様がメインで描かれる。 まあしかし、ここの華村あすかさんの可愛いさが凄まじくてそりゃあ好きになってしまう。 甲田さん自体は

映画感想 『ジョーカー』

映画「ジョーカー」を観てきた。予告編はこちら。 主人公アーサー(後のジョーカー)が後半になるにつれて、どんどん狂っていくので、何をしでかすかわからず、終始緊張感のある映画だった。「ダークナイト」のヒース・レジャーのジョーカーも不気味で怖かったが、今作のホアキン・フェニックスのジョーカーも恐ろしく不気味だ。観る人によっては、結構不快に感じる場面も多いと思うので、バイオレンス系苦手という方は注意。ピエロってもはやひょうきん者の位置付けではないだろう。。 今作はアメコミヒーロー

映画『ジョージア、ワインが生まれたところ』ジョン・ワーデマンさんの自然派ワイン、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺で提供はじめます

2019年11月1日(金)より、特集上映「映画で旅する自然派ワイン」開催にあわせて、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺で自然派ワインをグラスで販売いたします。映画を観終わった後は、飲みたくなること間違いなし!映画を観ながら、自然派ワインの是非、堪能してください。 映画『ジョージア、ワインが生まれたところ』登場するワイン生産者、ジョン・ワーデマンさんのワインなどをリレー形式で開封し提供します。数量限定、無くなり次第終了となりますのでご了承ください。 映画と旅する自然派ワイ

Netflix配信に先駆け、リドリー・スコット製作総指揮『アースクエイクバード』アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺にて11月8日(金)より公開

リドリー・スコットが製作総指揮を務めるNetflixオリジナル映画『アースクエイクバード』が、11月15日(金)からの配信に1週間先駆け、11月8日(金)からアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺にて劇場公開します。 スザンナ・ジョーンズの小説が原作で、主演はアカデミー賞女優のアリシア・ヴィキャンデル。日本からは、三代目J SOUL BROTHERSの小林直己が参加しています。 監督・脚本は『アリスのままで』のウォッシュ・ウェストモアランドが務め、東京と新潟・佐渡島で撮影さ

ジョニーは戦場へ行った

あらすじ:ジョーは今、野戦病院のベッドで静かに横たわっている。第一次大戦の中、彼はほとんどの器官を失う大怪我を負いここに運ばれてきたのだ。真の暗闇の中でジョーは想う。釣り好きだった父と過ごした日々や、出征前夜に恋人と交わした愛の営み……。やがてひとりの看護婦がジョーの胸に書き記した文字によって彼は外界との繋がりを持つのだが……。 視覚、嗅覚、聴覚、言葉、腕、足、全て失った青年による独白をどのように映像で表現しているのか鑑賞するまで想像できなかった。青年の家族や恋人との回想

心の琴線に触れられたなら–原作知らずのわたしが見た『マチネの終わりに』

人は、時に誰かの心の琴線に触れてしまうときがある。それがたとえ一瞬でも、その人の心の深いところに達してしまったなら、人はそれを忘れることができない。きっと死ぬまで。 *** まずは、映画を観ようと思った。先日、11/1(金)公開の映画『マチネの終わりに』のnoteユーザー限定先行試写会に行ってきました。原作になった平野啓一郎さんの小説はあえて読まずに。 わたしは長らく自宅にテレビのない生活をしているので、石田ゆり子さんが出演していた『アナザースカイ』も、その他の番宣も何

特集上映「映画で旅する自然派ワイン」公開初日トーク!11月1日(金)シネスイッチ銀座にて渡辺満里奈さん登壇イベントを開催

11月1日(金)より、特集上映「映画で旅する自然派ワイン」と題して、自然派ワインにまつわる2本のドキュメンタリー映画『ジョージア、ワインが生まれたところ』『ワイン・コーリング』が、シネスイッチ銀座、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほかにて全国順次公開します。 公開を記念して、タレントの渡辺満里奈さんをゲストにお迎えして、初日トークイベントを開催します。渡辺さんには、特集上映「映画で旅する自然派ワイン」の見どころに加え、ライフスタイルにおけるワインの在り方、そして体と地球

〈ネタバレ無し〉12分で泣ける!家の数だけ思い出がある!『つみきのいえ』感想🎬

〈思い出は家と共に〉どうも!じきどらむです! 普通に生活をしていると短編映画を観る機会ってなかなか無いですよね。短編ながら面白い映画を探していた時にとある作品と出会いました。 その作品のジャケットには、静かそうな湖畔からひっそりと飛び出る家の屋根が描かれていて、何だかとても作品に惹かれました。 本編の時間は少ないのですが本作にはとあるおじいさんの人生が詰まっていました。時間の概念を超える程、作品の質が高いと感じる映画です。 という訳で今回は極上の短編映画『つみきのいえ

〈ネタバレ無し〉リチャードギア主演!過度の忖度の結末とは!『嘘はフィクサーのはじまり』感想🎬

〈いい儲け話があるぞ〉どうも!じきどらむです! 年齢を重ねるとよりカッコよさを増してくイケオジがこの世には沢山いますよね。その中でもトップのおじさんを知っていますか? その方はリチャードギアという俳優です。若い頃からセクシーで男性フェロモン全開の彼でしたが年々色気を増してます。 そんな彼が主演を務め、ニューヨークタイムズに「見たことのない演技にのっけぞけた」と合わせた映画が今回紹介する映画です。 という訳で今回は『嘘はフィクサーのはじまり』の魅力を書いていくので最後ま

アップリンク吉祥寺にて、シュー・リー・チェンの新作映画を11月8日(金)一夜限りの特別上映

11月8日(金)アップリンク吉祥寺にて、台湾出身でパリ在住のメディア・アーティスト、シュー・リー・チェンの新作映画を一夜限りの特別上映を行います。 日本で製作され2001年に公開されたLGBTQサイバーパンク映画『I.K.U.』の監督であり、現在開催中の第58回ヴェネツィア・ビエンナーレでは台湾代表アーティストとしてインスタレーション作品「3x3x6」を発表しているメディア・アーティストのシュー・リー・チェンが今秋「明治大学情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター」の1

大菩薩峠

あらすじ:理由もなく巡礼の老人をいきなり斬り捨てる非情な男、机竜之介。ある日、奉納試合で勝負を譲らず相手を殺害し、相手の妻だったお浜と夫婦になるが、その後も竜之介は手当たり次第に狂刃をふるい、血だらけの闇と狂気に飲み込まれていく・・・。 岡本喜八監督版『大菩薩峠』は、私の一番好きな時代劇映画。目障りな者を無慈悲に斬りまくる机竜之助を仲代達矢氏が演じている。いつものことながら、仲代達矢氏の役の入り込みように驚嘆する。巡礼の亡霊に惑わされて新選組を延々斬りまくるラストシーンは、

〈ネタバレ無し〉結婚後の難題をあれこれ体験!『ライセンストゥーウェディング』感想🎬

〈人生でも困難から逃げるつもりなの〉どうも!じきどらむです! 先日久しぶりに深夜にテレビを観ていると“良作映画”を地上波で放送するあの番組が始まりました。もうお馴染みですね「映画天国」です! 過去にも何度も映画天国では良作の映画と運命的に出会ってきました。深夜ということもありゴールデンではやらない映画を沢山観れるのです。 さてさて今回も「まぁ寝る前に少し見るかな」というつもりだったのですが面白くて最後まで見てしまいました。時刻は朝4時です…(笑) という訳で今回は『ラ

ゴーン・ガール ※ネタばれあり

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シネマクティフ東京支部の音声配信 Vol.56

東京国際映画祭(2019年10月28日〜11月5日)について、東京支部の2人で話しています。 (matsu) Music:MusMus http://musmus.main.jp/ #音声配信 #映画 #シネマクティフ東京支部の音声配信 #TIFF #TIFFJP #東京国際映画祭