カミングアウト、色んな話

修平です。今日はこのnoteの場を借りて、報告、お話したいことがあります。

こういう真面目な話を順序良く伝わりやすいように書くのが下手なので、いくつか要点をまとめてみました。(なんとかnoteの機能で枠を作って見やすくしようと思ったのですが、なんか講義みたいになってしまったので太字機能だけ使います…)


・僕がゲイということ。

・先月、パートナーシップ制度を利用したこと。

・目標、夢について


長文かつ駄文で長くなると思いますが、最後まで見ていただけたら嬉しいです。


まずは僕がゲイということから。

改めて太字にしてみてなんか凄く恥ずかしい気持ちになりましたが、頑張ります。


僕はゲイです。

自覚したというのか、なったというのか。未だに自分の中でその境界線?を越えた時期やきっかけについては詳しく覚えていないのですが、20歳を過ぎてから。

今思えば子供の頃から片鱗が隠れもせず見えていたような気もしますが、僕は自分の中の変化に気づいてからすぐに母親にカミングアウトをし、当時つるんでいた音楽仲間や大学の友達、時機に家族全員にも言えて、出来るだけ伝えるようになりました。(最初のほうはその都度相当な時間をかけましたが)

なので、いずれSNSなどで公にするだろうなと思っていましたが、自分が関わって来た人たちや歌を聴いてくれていた人たちに嘘をついていたと思われることが怖くて。

お付き合いした女性がいたことだったり、男友達と可愛い女性芸能人や女友達の話で盛り上がったことだったり、書いた詞が女性に向けた詞だったり、実際にそれを歌ったことだったり、ラジオで好きな女性のタイプを聞かれて答えたことがあったり。挙げたらキリがないほどに細かい部分で、当時の自分が素直に答えたものでも「嘘」になることが怖くて。(20歳を過ぎて自分のセクシュアリティを認めることが出来なかった頃、実際に嘘をついたこともあります)

理解のあるこの時代ですがまだ否定的な考えの方がいることも事実で、そこの批判を恐れていた部分も勿論あります。

つまり、ゲイということを公表したら色んな人達が離れて行くことが怖くて、言えませんでした。実際、この投稿を見て驚く方もいるかと思うと、ビクビクしています。

ただ、先月パートナーシップ制度を利用したことが僕にとって大きなきっかけになり。今の自分がどう向き合うかが大事、これから何を表現するかが大事、そう思うようになったので、公表することにしました。

今の僕にとってゲイというのは自分の大切な要素であり、誇れる一つの武器だと思っています。

理解が進んでいる日本ですが、まだまだ足りていません。皆が公表する必要なんて決してないけれど、隠す必要もない時代がくることを願っていますし、その時代が来るためには公表できる人がして行くことが大切だと思っているので、少しでもその懸け橋の力になれたらと思っています。

(ちなみにヘイブラウンの陽平、大地は違います。笑 念のため。)


そして先ほども書きましたが、長くお付き合いしていた方と先月、パートナーシップ制度を利用しました。(結婚≠パートナーシップです。同性婚ではありません。それはもう難しい問題なので皆さん是非調べてみてください。理解よ、広まれ。)

パートナーシップ制度は人によって利用する意味や重みも違うと思うので一概には言えませんが、僕は人生の中での大きな節目の一つだと思って制度を利用しました。

当日は役所の会議室に案内をされ、部屋に入ったらレインボーフラッグが2本、各机の上に立っている光景。気を使わせてすみませんね、と心の中で思いながらも役員さんの優しい気持ちを感じてほっこり。宣誓書なるものを読み上げてくれて、最後に「誓います」とでも言わせるのかとヒヤヒヤしながら(聞くだけでした)、なんともツッコミどころ満載な時間でしたが貴重な体験でした。

これは結婚報告ならぬパートナーシップ宣誓のご報告です。

シンプルに幸せです。

今まで以上に気を引き締めて、頑張って参ります。


最後に、目標・夢についてです。

僕は普段ヘイブラウンとしての活動をしながら、松庵文庫というカフェで働いています。修行の毎日です。(https://shouanbunko.com/)

僕の夢はヘイブラウンがもっと世に広まり、沢山の方に音楽が届けられること。そして、珈琲やお酒と共にお客様と音楽を楽しめるお店を持つことです。たとえ東京ドームでライブをやる日が来ようとも、次の日は小さなお店で珈琲を淹れます。

そして、この二つの夢を叶える為に日々奮闘しています。

音楽を聴いて下さった方が珈琲を。珈琲を飲んでくださった方が音楽を。

そんな繋がりが沢山出来ることを願っています。



カミングアウトついでに自分のことを少し話してみました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後は今まで以上に自分というものを大きく表現出来ると思っています。

応援していただけると嬉しいです。

今後ともどうぞ!よろしくお願いいたします。         

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陽平と大地。公表することを後押ししてくれてありがとう。

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