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ドミニオン攻略(14) 引き切りデッキへの道:8 ~圧縮が弱くても頑張ってみる~

~本記事の対象者~

ドミニオン初心者で引き切りデッキに興味がある方、
を対象に記事を書いていきます。

ドミニオン基本第二版に限定した記事です。
数回以上はプレイしてルールは知っているという前提で解説します。

~注意事項~

※※注意※※
この記事は引き切りデッキ構築を知らない初心者プレイヤーが
色々と試行錯誤する過程の記録であり
引き切りデッキ構築の最適解を紹介する記事ではありません

~前回までのあらすじ~

デッキ圧縮カードを色々と入れ替えて
引き切り構築を試しています。

衛兵、礼拝堂まで検証が終わったので
今回は残りの金貸しと改築です。

~予想外に強い金貸し~

まずは圧縮が金貸しのみのサプライで、
下記の組み合わせです。

検証時サプライ:
堀、前駆者、村、役人、金貸し
鍛冶屋、書庫、市場、鉱山、職人

作戦:
初手を銀貨-金貸し。
金貸しは5金が出やすいので市場で購入権を増やし
村+鍛冶屋を同時購入していく。
引き切れるようになったら金貨を必要なだけ購入する。

検証結果:
序盤から安定した5金が出しやすく
金量を出しながら銅貨が減っていく。
引き切れるようになってからはずっと引き切れている感覚。
屋敷3枚あるのでたまに手札事故があるという程度。
引き切って余ったアクションで金貸しを毎ターン使えるので
結構な金量が出せるが16金は行けそうでなかなか難しい。

考察:
・銅貨がなくなると金貸しが使えない。
⇒金貸しのために毎ターン銅貨をついでに購入すべき?
 市場を数枚購入すれば購入権は余るので、
 例えば12金が出たら属州+鍛冶屋+銅貨のように購入。
 金貸しを使えるようになるが引き切れない可能性は増える。
 どこかで余分に金貨を購入できればやらなくてよいのかも。

~改築って圧縮ですか~

次は改築を入れた場合です。
デッキ圧縮として見ると銅貨の処理が難しく微妙なのですが
とりあえず屋敷を村か鍛冶屋に変換していきたいです。
屋敷を全て変換後にアクション余るなら改築で銅貨→屋敷としても
コンボパーツ以外の枚数は変わらないので問題ないと思います。

検証時サプライ:
堀、前駆者、村、役人、改築
鍛冶屋、書庫、市場、鉱山、職人

作戦:
初手は銀貨-改築。
5金が出たら市場。
改築は屋敷を村か鍛冶屋に変える。
ある程度デッキ構築が進んでから、
手札に銅貨と改築のみなら銅貨を屋敷に変える。

検証結果:
序盤に改築と屋敷が同時に来ない場合もあり事故りやすい。
村でアクション余り始めてからが本番。
初期デッキの銅貨がほぼ残るので、
コンボパーツが十分に揃ってからも引き切れないターンが多い。

考察:
・改築で金貨→属州も可能。
⇒引き切り8金、引き切り16金2購入、の他に
 引き切り11金(金貨含む)で属州2枚とか、
 属州を属州にして属州を1枚購入とか、
 選択肢が増えていることにより総金量のさじ加減が難しい。
・初期デッキの銅貨が残る。
⇒やはり圧縮として見ると他より弱い。
 銅貨を屋敷に変えても、その後で村か鍛冶屋にするまでに
 かなりのターン数が必要となるし、
 一時的に金量が減るので調整がやりにくくなる。

~デッキ圧縮の総括~

これでデッキ圧縮は一通り試しました。
一番使い勝手がよいのは衛兵かな、と思います。
金貸しも初手で購入できて十分に活躍し強いのですが
屋敷の廃棄や引き切り状態になってからも役立つか、
という点で衛兵に軍配が上がりました。

次から圧縮は衛兵で固定し、
アクション追加のカードを変えます。
村と祝祭の2種類だけで村は既に試しているので
実質的に祝祭の検証となります。

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