ドミニオン攻略(21) 引き切りデッキへの道:15 ~新たなる舞台へ~
~本記事の対象者~
ドミニオン初心者で引き切りデッキに興味がある方、
を対象に記事を書いていきます。
ドミニオン基本第二版に限定した記事です。
数回以上はプレイしてルールは知っているという前提で解説します。
~注意事項~
※※注意※※
この記事は引き切りデッキ構築を知らない初心者プレイヤーが
色々と試行錯誤する過程の記録であり
引き切りデッキ構築の最適解を紹介する記事ではありません
~前回までのあらすじ~
EasyAIを相手に無双してましたが、
前回はそれまでの全サプライについて
相手をHardAIに変えて検証しました。
一部サプライでは勝てないものの
引き切りで一方的に勝てる対戦が多かったので
これにて自力での試行錯誤は完了としました。
~答え合わせの回~
まずは自分の力で色々と試行錯誤してみて、
その後で答えを探そう、という方針でしたので
今回は引き切りデッキ構築の方法について検索してみます。
拡張カード込みの解説は除外して、
基本第二版での引き切りについてのみ探しました。
~検索して分かったこと~
今回の記事では使いませんでしたが、
地下貯蔵庫を上手く利用する方法もありました。
家臣、玉座の間も引き切りデッキに利用できるそうです。
商人は引き切りを阻害せず
デッキ内に銀貨1枚でもあれば市場とほぼ同じなので
引き切りにおいては強いらしいです。
市場は購入権のために数枚必要ですが、
増やしすぎる必要はないとのこと。
私はほとんど使いませんでしたが
村と鍛冶屋で行くならば工房が結構重要なようです。
改築を疑似的に購入権として扱う考え方もありました。
(1ターンに必要なカードを2枚獲得できる事があるため)
祝祭も市場も無いサプライでは改築が重要になります。
購入の優先度はみんな衛兵>祝祭としていました。
私は何となく連続して5金を出しやすそうという理由で
祝祭を先にしてましたが、ここは再検討の余地がありそうです。
引き切るまでは銀貨や金貨を購入してはいけない。
という考え方は知っていましたが、
デッキ構築に5コストのカードが有用なため
5金を出すために初手を銀貨-鍛冶屋としていました。
村があるサプライにおいて初手を銀貨-鍛冶屋にすべきかどうか
論じている所は見つけられませんでした。
基本第二版のカードだけでは引き切りがそこまで強くならず
普通にステロの方が強いかも、という意見もありました。
~記事を連載してみて分かったこと~
・市場の重要性
購入権の追加は祝祭か市場しかなく、市場も数枚は必要。
引き切りでない場合は密猟者≧市場くらいの認識でしたが
密猟者が4コストで市場が5コストであることに納得しました。
・カウンティングが苦手
アプリ版は両者の勝利点を表示してくれるから微妙な局面での
ギリギリ逆転勝ちが可能でしたが、実戦では難しいでしょう。
現在の勝利点に加えて、村と鍛冶屋を何枚購入済みか?
デッキの総金量は?なども覚える必要があります。
・試行錯誤も必要
引き切りについて検索するだけでもある程度は理解できますが
あらゆるサプライの組み合わせにおける最適解まで
分かるというわけではありません。
細かい調整方法は自分で見つけていく必要がありそうです。
~総括~
引き切りデッキ構築はステロよりも色々なカードに手を出すので
ドミニオン自体の練習になる、という話をどこかで見ましたが
確かに今回はよく頭を使いました。
鍛冶屋や市場など今まで軽視していたカードについて
重要性を理解したので今後は使っていくことになるでしょう。
使う可能性のあるアクションカードに幅が出ました。
記事の中では検証に都合のよいサプライでやっていたので、
あとはランダムなサプライで引き切り構築が可能かどうかを
見極める能力も必要になってきます。
そのためには今回使わなかった家臣や玉座の間なども
使いこなせるようにしておかなければいけません。
結局HardAIに勝てなかったサプライについても
引き切り構築を洗練して(あるいは別の戦術で)
勝てるようにしておきたい所です。
まだまだ課題は多いものの、
当初は10記事くらいで終わるかなと思っていたものが
長くなってきたので今回はここまでにします。
それでは。
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