20210310




7時半(起床)


今日は事前に午後半休を申請してあり、昨晩の時点でおよそ準備も整っていたんですが11時頃に誰かの気まぐれみたいな作業が発生してばたばたした。結局お昼直前に土台だけなんとかして、(胃の痛くなる判断ですが)同僚に連絡先を伝えて何かあったら連絡くださいと伝えて退勤。なんでここまでしたのかわからないけど多分インターネットの空気感に後押しされたっぽい。


お昼過ぎの上映で『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』を観てきました。以下、その日記です。


労働の都合的にも自分の関心としても週末に行ければいいかな~ってくらいの意識でしたが、月曜日以降のタイムライン、というかネット全体の雰囲気が異常だったので無理やり前倒した感じです。

力技で時間をあけてまで観にいっちゃったけど、やっぱり変に上映開始からあけず早々に観にいってよかったな。たぶん土日も席が埋まっていて、そうなるとわたしはじゃあいいか……ってずるずる後回しにして観ない理由を探して、結局本当に観なくなってしまうのが容易に想像できる。


先に書いたとおりこれまでわたしはエヴァにそれほど熱意を持って接していたわけではなくて、世代がすこしずれていたので最初の接点は中学生の頃に、部の苦手な先輩がめちゃくちゃ推しててあまり好印象じゃなかったんですよね。視聴のタイミングは序の公開頃にあわせてTV版と旧劇をみて、それ以後新劇の上映にあわせてリアルタイムで追ってきた感じでした。レンタルDVDは実家のリビングでしかみる手段がなくて、TV版終盤及び旧劇は深夜に一人でみててとにかく怖かいながらセリフを延々と追ってたのを覚えてます。当時はPCも部屋になかったので観終わったあとに検索して色々読んで、またみてってのを繰り返してたけどその頃は他作品含めたアニメ自体にそれほど熱心じゃなくて、どちらかというとその作業が楽しかったんだよな。


今回の劇場版の上映でインターネットがすごく特殊な空気になっているのは忘れたくなくて、やっぱりそれまで熱心に触れていなかったわたしでもこの間に何年も挟んでいて、それだけじゃなくて当たり前に全員が同じ年月を経ってるんだよな。監督自身の思いがどれだけあってとは別に、視聴者側にも間違いなく時間なりの蓄積があって。最後に(だからこそ)各々当時の視聴内容を一つ一つ思い出しながらまとめて掬う、救ってまとめるような作品の終わりを観る経験ができて本当によかった(もちろん監督の意図を汲むような視聴姿勢も含めて)。それが新劇場版なんだよな。シリーズの完結を、完結されていく様子を終盤リアルタイム(ではない)に流し込まれていくのは面白いかどうかとは別にかなりの爽快感となんともいえない感動があった。


ただこれはエヴァみたいな大きい作品に対して思うこととは少し違う気もするんですが、最近立て続けにこういう作品の終わり方(ストーリー的な意味ではなく、完結のさせ方という意味で)を受けて、まあまあ普通に、いやかなり寂しい気持ちが出てきてるのも本当です。



映画をみてからミスドによって散歩しながら帰った。これは初めて入った神社の片隅に置かれていた蛇の石(かわいい)。


今日はずっとOne Last Kiss EPを聴いてました。今までも流れれば好きだけど積極的に聴いてこなかったアーティストってたくさんあるんですけど、今日ついに宇多田ヒカル楽曲と対面した感じがあります。spotifyにアルバム7枚も並んでるのでしばらくこれだけでやっていけそうな感じすらある。というか年月みるとめちゃくちゃコンスタントにリリースしてるんですね(それすら気づいてなかった)。


じゃあタイミングっぽいので今夜はぶらどらぶの視聴を開始するぞ。



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