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マグノリアカップBリーグ16位【黒馬バドレックスデッキ】

本記事ではあのポケカ四天王やCL優勝者が多数参加した256名規模の大型自主大会マグノリアカップに参加して5‐2し、Bリーグ16位となった黒馬バドレックスデッキについて紹介します。デッキレシピの簡単な解説と各環境デッキに対し、どういうふうに立ち回るか、ゲームプランをたてるかを掲載しています。ゲームプランに関しては結構当たり前のことしか書いてませんのである程度黒馬バドレックスに精通している人であれば読む必要はないかと思います。


筆者の主な実績
2017シーズンチャンピオンズリーグ岡山Aリーグ8位
2019シーズンJCS予選11位
シティリーグ優勝2回
詳しい実績は下記記事に記載しています。

デッキ解説

黒馬デッキ


基本的には世にありふれた黒馬バドレックスとなっておりますので、特徴的なところのみを解説したいと思います。
・ヨノワールライン採用
対クワガノンを強く意識し、採用しました。クワガノン以外にも一撃デッキや特殊エネに依存したデッキにたいして強い効果を発揮します。
【訂正次の文章は間違っていました。フュージョンエネルギーは特性の効果を受けなくなるためゴーストブリーチの効果を受けません】フュージョンデッキに対してはヨノワールを立てることでゲノセクト自身がテクノバスターを打つのを抑制することで、マホイップをワンパンされにくくすることができます。

・ガラルフリーザー
このカードがあることで相手の想定外の火力を急に出すことができます。黒馬で殴るなら60点、マホイップで殴るなら120点を急に加速することができます。技「サイコレーザー」も地味に強く、黒馬デッキに対してミュウを出してくる人は少なく、そんなときに相手のベンチの非エクや狩り残したVMAXを倒すことができます。
大会でも大きく活躍してくれました。

・ポケモン通信3枚
ヨノワールラインをたてる試合(主に対クワガノン)が多く想定される場合、手札に来てしまったサマヨール、ヨノワールを一時的にデッキに逃がしたいこともあり、しんかのおこうよりも枚数を優先して採用しています。

・超エネルギー14枚
黒馬のデッキといえば超エネルギーが13枚or14枚なことがテンプレかと思います。このデッキの超エネルギーは打点兼ドロソになりえるため多く積みたいと考えています。
トレーニングコートやクララの採用も考えましたが、序盤での価値を考えたときに腐る可能性のあるトレコ等よりも現物14枚目を選択しました。
ガラルフリーザーを採用していることもあり、この選択は正解であったと考えています。

非採用だが採用したかったカード
・リセットスタンプ
・頂への雪道
皆さんご存じ逆転カードの金字塔。リセットスタンプだけでも採用したかったのですが、枠がなく断念。

・黒馬バドレックスVMAX4枚目
こちらに関しても枠がなかったので断念。正直ここを減らすのにはかなり抵抗感もありましたが、当日はなんとか回ってくれました。

各環境デッキに対するゲームプラン

対クワガノン
先攻でも後攻でも基本的に変わりません。
シャドーミストを連打しながらヨノワールを育てます。ヨノワールが育ったらダイガイストに切り替えてサイドを取り始めましょう。
その際ボスの指令があるならば相手のクイックシューターから倒していきましょう(基本的に相手はヨノワールをクイックシューター以外で倒す手段が無いため)

対一撃ウーラオスブラッキー
対一撃ゲンガーブラッキー

こちらのマッチアップもヨノワール頼みの攻略となります。
先攻なら1ターン目にひとだましんかを使い、2ターン目にヨノワールの着地を狙います。
後攻なら1ターン目にひとだましんかを使いながらゲンミミのホラーハウスを宣言し、先後を入れ替えます。2ターン目にヨノワールを立てましょう。
ヨノワールが立てば相手の有効打はデッキに入っている数少ない基本エネルギーを触ることでしか出せなくなります。ウーラオスタイプならアタッカーがウーラオスに限られるため、これだけで勝てるでしょう。
ゲンガータイプの場合、基本悪エネルギーを引かれるだけで形勢逆転となる可能性があります。ただしアタッカーはブラッキーのみなので、悪エネルギーを引かれる前に頑張ってブラッキーを倒しましょう。

対ジュラルドン
ゲンガー軸にしろ、ドータクン軸にしろヨノワールを立てることで相手のテンポを遅らせることができます。基本エネルギーしか入っていないのでまてんろうも効きません。普通にやっていたら負けないかと思います。
ドータクン軸のザマゼンタだけ注意が必要で、基本的にはザマゼンタを無視してゲームをとっていき、最後に残ったザマゼンタはゲンミミやヨノワールを駆使して倒しましょう。

対フュージョン
フュージョンの得意とするサイド2-2-2で取って勝ち切るというプランから逃げやすいため戦いやすい印象です。
サイドプランはミュウVAMXを2回倒す3-3プランを狙いたいところですが、ラティアスのダイナバリアを使われることも多いため、その場合は3-2-1(ミュウVMAX、ゲノセクト、ラティアス)のプランで行きましょう。
ラティアスはHP120のためフリーザーで狩れることも意識しましょう。オドリドリを出された場合はオドリドリを倒せるはずです。
ゲンガーミミッキュのHPが240なのに対して、フュージョン側のトレーナーを使わない場合の最高打点は210のためホラーハウスの返しでは絶対に倒されないのを生かしたいです。


対白馬バドレックス
正直、白馬側の選択肢が多すぎて、ゲームプランを明確に描くのが難しいです。
基本的にサイドは2-3-1で取っていくことになると思います。
最後の1枚はガラルフリーザーのサイコレーザーで取ることも視野にいれましょう。インテレオン系のデッキは盤面にメッソンとジメレオンを維持することでその強さを維持しています
(メッソンがいない場合、レベルボールが当たり札とならなくなるため上手い人は基本的にメッソンがベンチにいる状態をキープしてきます)。
その状態でフリーザーを用意しながら、サイドを残り1にすることで、ほぼ詰みの盤面を作ることができるかと思います。フリーザーがボスで倒される場合は他のVMAXが倒されていないため強い盤面が維持されているはずです。

対レックウザ
レックウザは黒馬と似た系統のデッキ(序盤は中火力、中盤以降は中火力と高火力の打ち分け)となっているため、先行を取られると厳しい戦いになるイメージです。
雷軸の場合、3-3で取るプランと3-2-1で取るプランに分かれるかと思います。3-2-1プランでは白馬戦と同様にフリーザーをうまく使いましょう。
「相手はこちらのVMAXを倒すのにローズを使う必要があるが、バトル場はフリーザーのためボスが打てない」ような場面なんかを作れたらベストですね。
炎軸の場合は3-3か3-2-2でサイドを取るプランになるかと思います。炎軸は雷軸と違いフリーザーではサイドを取ることができませんが、
モココがいない分、基本的にエネルギーは1ターンに3枚しかつかないので盤面系勢力で有利を取れると考えています。

対三神ファイヤー、三神ザシアン
ファイヤーがこちらの黒馬バドレックスをワンパンしてくるので、行動がかなり制限されるため基本的に厳しい戦いです。
先攻ならマホイップの飾り付けから入るのが入ります。
相手がオルタージェネシスを言うか、サイドを1枚とるまでは黒馬を安易にVMAXされるのは我慢しましょう(相手のガラルファイヤー2体によるオーラバーン2回による最短ゲームエンドを避けるため)
相手の初動とこちらの初動次第では後1ないし先2にポルターガイストから追加の1ターンを得ることで相手の盤面をぐちゃぐちゃにして、弱点など関係なしに押し切るプランもあったりします。

対ムゲンダイナ
こちらのマッチも弱点となるため厳しい戦いになります。正直先攻取ってかざりつけ出来ないと絶望です。
3ターン目からキョダイホイッパー2回で勝ちましょう。三神戦と同じく黒馬の進化タイミングに注意が必要です。

対連撃ウーラオス
タイプでは有利をとっているため基本的には有利マッチとなりますが油断ならない相手です。ゲンガーミミッキュはHP240しかないのにサイドを3枚とられる脆弱性をかかえているので、注意が必要です。ホラーハウスGXを使うならば、追加の1ターンを使って、ヨノワールを立てることで、連撃エネルギーを無力化することで優位に立てますが、ゲンガーミミッキュ、ヨノワール、デデンネ(orクロバット)で計3枚を簡単にとられてしまう可能性はあるので、ホラーハウスを使うタイミングは慎重に考えましょう。
盤面をゴリゴリに完成させてしまえば雪道で特性を消されようが、ジラーチで弱点を消されようが勝てる状態をつくれるので、ホラーハウスを使うタイミングはそういった盤面を作る際などにも使えます。

対連撃テンタクル
悪タイプのマーイーカが入っていないタイプであれば2ターン目にアストラルビット連打でマーイーカを倒し続ければ勝てるでしょう。
悪タイプが入っている場合でも、ヨノワールを立てることで相手の攻撃のハードルを上げて戦いましょう。HPが低くワンパンのハードルが低いため、フリーザーや時にはヨノワールもアタッカーとして活用していきましょう。

対ルカメタザシアン
ゆっくりめのデッキであるためこちらも焦らず戦います。エネルギーをとにかく盤面に貯めてダイガイストでワンパンしましょう。
最後はザマゼンタとの一騎打ちになるかと思いますので、ゲンガーミミッキュでの突破が必要になります。

おまけ

遊々亭様にマグノリアカップ当日の対戦レポートを上げさせていただく予定です。上のゲームプランと合わせてお読みいただければ、何かしらの参考になるかもしれません。
後日リンク追記予定

最後に

ここまでお読みいただきありがとうございました。
私は福岡CLには出られませんが、出る方の何かしらの参考になれば幸いです。
何か質問等あればツイッター@herotetsu宛にDMで聞いてくだされば相談に乗れるかもしれません。

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