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33歳という年齢で、リスクを負ってまで、プライム上場企業Sansanから、スタートアップ企業に転職した理由とは

この記事は【ログラス Business Advent Calendar 2022】の2日目(12月2日分)にエントリーしています



2022年11月。このたび、5年半勤めたSansan株式会社を卒業し、スタートアップ企業である「株式会社ログラス」に入社いたしました。

この記事は下記について言及いたします。

・なぜ上場企業から、スタートアップ企業に転職したか?
・33歳という年齢で、リスクを負ってまでログラスを選んだ理由はなにか?

スタートアップ企業への転職を考えている。
新たなフィールドで挑戦をしたいが一歩が踏み出せない。。。
という方のお力に少しでもなれば幸いです。

①まず、私は何者なのか

簡単に私のプロフィールを記載します。
ユニークなところは、現役スーツアクターというところです!(笑)

Sansanでのキャリアをもう少し詳しく書くと、下記の通りです。

趣味はAudibleでビジネス書を聞きながらの筋トレ、ゴルフ、読書。2月に初めて出たマッスルゲートのタンクトップ部門で優勝しました。この記事のおかげで、周りからめちゃくちゃいじられるようになりました(笑)

自己紹介はこれくらいにして、本題に。

②なぜ転職を考えたのか

2社目のSansan株式会社はとても楽しく、別の記事でも書きましたが、今でも大好きな会社です。入社した頃は300名ほどでしたが、いまや1300名を超える東証プライム市場の優良企業。
インサイドセールス、営業、マーケティング、マネージャーと、一見すると順当なキャリアを歩んできました。

新しい施策を自ら立案実行し、結果もだし、社内でも評価をされるようになりましたが、どうにも最近頭をよぎることがある。。

自分は期待値以上の仕事ができているのか?
本当にこのままでいいのか?

人材の流動化が加速する昨今においては、圧倒的な個の強さが重要です。
改めて思ったのが、いままでの経験やスキルは果たして外で活きるのか。
自分の個の強さはどの程度なのか。
40歳を過ぎ、転職先の幅が狭くなってから自分の無能さに気づいても遅い。であれば、このタイミングで挑戦をするべきじゃないか。

引用:ちいかわアニメ公式Twitter

とはいえ、迷いました。

まだまだこれからの会社とはいえ、東証プライム市場の優良企業。
そこまで大きな不満もなく、働いている同僚、上司の人柄も良い。
正直、お給料とキャリアを考えても辞める大きな理由はないです。

しかし、自分が大事にしている信条「成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないこと」を思い返し、短い人生の中で何を成し遂げたいか考えた結果、転職することを決意しました。

③なぜ転職先にスタートアップ企業を選んだのか

なぜ転職先にスタートアップ企業を選んだのか。
恐らく、多くの方がスタートアップ企業=リスクと捉えているのではないでしょうか。
それもそのはず、ベンチャー企業やスタートアップ企業の生存率は、創業から5年後は15.0%、10年後は6.3%。20年後はなんと0.3%と言われております。

なぜベンチャー企業やスタートアップ企業の生存率が低いかというと、下記の3点の理由があります。

1.ベンチャー企業やスタートアップ企業特有の「死の谷」が存在するから
2.創業者にも経理に関する能力が求められるから
3.売上・資金が不安定で、事業が不透明だから

引用:https://moovy.jp/column/venture-crush

死の谷というのは、マーケティングでいうキャズムのこと。
多くの企業はこのキャズムを超えるのが難しく、倒産してしまうそうです。

キャズム理論を簡単に説明すると、キャズム前の初期市場は自らのニーズに合った新しいツールを採用する層であり、キャズム後は、ある程度市場に認知された安心なツールを採用する層。その間にある溝のこと「キャズム」といいます。
このキャズムさえ超えればもう安泰、というわけではないですが、ここを超えることが会社を存続させる1つの指標ともなっています。

引用:https://partnersuccess.jp/media/chasm-subscription

リスクもある反面、このキャズムを超える前の企業で働くことには言葉だけでは言い表せない面白さがあります!(とはいえ、noteなので表現します)

スタートアップ企業で働くことは、超挑戦的。
自分の力が試される。いわば強者との戦いの中でより成長できる環境です!

ちょっと専門的な話をしてしまったので、この挑戦がどれだけ困難なことか私の大好きなドラゴンボールで例えると。

実力以上の敵を撃退したのに
戦闘力がとんでもないやつが出てきて
倒したら、もっと強いやつが出てきて
やっと平和が訪れたと思ったら、もっともっと強いのがでてくる
引用:鳥山明『DRAGON BALL』

何が言いたいかというと、スタートアップ企業(ベンチャー企業)で働くことは、とてつもない挑戦と冒険、難題を乗り越えることで、凄まじい経験値と成長実感を得ることができます。

長くなりましたが、私がスタートアップ企業を選択した理由を要約すると2点

・自身の経験、スキルが外でも活きるか確かめたいから
・より強くなり、より成長することができる最短ルートだから

④なぜ人生の1ピースにログラスを選んだのか

スタートアップ企業に行く!と決めてから、様々な企業を受けました。多くの大手求人媒体や転職エージェント、リファーラルなど、多くの手段を使い、IPO前のベンチャー企業を約20社ほど受けました。

素敵な会社ばかりだったのですが、いまいちピンとこない。。
なんというか、ここだ!という感じがしない。
それは、なぜかというと、理由は1つ。

心の底から共感できるMission、Valueがなかったのと、心の底から働き方を変えることができると思う企業に出会わなかったから。

面接が進んでいる企業もありましたが、転職の時期を置こうかな、、、と思っていたところ、最後の1社としてログラスのカジュアル面談をうけたところ。。

引用:©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

ピーンときました!

上場前の2017年3月、Sansanの一次面接で感じた直感と似たものを感じました。
何社か並行して受けていたんですが、一気に第一志望に変わりました!

ログラスにとても興味関心が湧いた理由は5つ

・Mission、Valueに共感し、この会社で働きたいと思ったから
・プロダクトの可能性を大いに感じたから
・経営管理という、未経験の領域に踏み込み、新たな力をつけるため
・共に働く人の素晴らしさ
・CEO布川さんの熱量

MissionやValueはたとえ設定していたとしても、全員がそれに共感し、追い求めるものでなくてはいけません。
たとえ、どれだけ代表者の想いがあっても、働く人が共感しなければひとりよがりなものになり、なんのために仕事をしているのか?という問いに対しての共通認識がずれる。
そういった中で、ログラスのMission、Valueは全員がそれを信じて追いかけている素晴らしいものでした。

・ログラスのMission

・ログラスのValue

さらに「Loglass」というプロダクトにも大きな可能性を感じました。
経営管理という、どんな企業でも発生する予算策定や予実管理などの経営管理業務。
ここに多くの時間が使われ、本来時間を使って考えるべき経営戦略などに手が回りきらいない現状がある。
そのような状況を打破し、より力をかけたい業務に時間を割くことで、経営戦略の解像度が上がり、どこにどう投資するかが明確になる。最終的には会社の業績向上に寄与し、経営をアップデートできる。

それが「Loglass」です。

詳しく知りたいと言う方は、下記のnoteと動画を御覧ください。もうひとつの選定理由である、CEO布川さんの熱量もこの動画で感じることができます。


面接でも、他社と違うなと大きく感じる部分もありました。
それは、「個を大事にし、とことん個をみてくれることろ」です。

ログラスの面接は複数回あります。

この面接1回1回がすごく丁寧なんです!
学歴や性別で判断するのではなく、しっかりを個を見る面接です。
特に、「人生マップ」については、その人がどういった想い、考えで今までの人生を過ごしてきたのかを全員で質問する場であり、改めて自分の人生を見返す良い機会にもなりました。

多くの面接を経て、様々な方とお話ができ、面接全てを終えて、感じたこと。
それは。。。

© 2001 Studio Ghibli・NDDTM


「ここで働きたい!!」


正式にログラスからオファーをいただいた後、他企業の内定を辞退させていただき、最終的にログラスに入社することを決定しました。
自分の人生の1ピースとして、ログラスという会社を選んだことが正解かどうかはまだわかりません。
ただ、その結果を良し悪しの結果は、自分の行動次第だと思っています。
大正解にできるよう、日々精進します。

④最後に

ここまでご覧いただいた方は、ログラスの魅力を少なからず感じていただけたのではないでしょうか。
ログラスでは、「テクノロージで、経営をアップデートする。」ために共に働けるメンバーを大募集しております。
ぜひお気軽にご連絡ください!


最後に、私の人生の格言を記載します。

Every man is the architect of his own fortune.
だれもが自分の運命の設計者である。

一度きりの人生。
悔いなきように楽しく生きれるよう、日々精進いたします。

以上です。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。


★2022年12月は毎日更新!
ログラスのアドベントカレンダーを是非ご覧ください。
明日は、清水さんです。お楽しみに!



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