アンディ・オッドの愉快な大冒険!

ケープタウンの夜は早い。
夕方、早くも悪党が動き出す。

「よぉ姉ちゃん、その鞄に入った機密書類を寄越しな」
「嫌よ」
「じゃあ奪うぜ!」「ぎゃッ」突然の殴打!
「ど…どうして私が書類を持っていると…」
「てめぇの部長は俺のダチさ。これは競合会社に高く売れる」悪辣!
公然と行われた理不尽に、誰も反応しない。

無残!WWⅢ後のアフリカは悪が蔓延る荒野と化していた。
力こそ正義、そんな現実が人々を脅かす!

機密を漏らした彼女は明日クビになるだろう。
おお世に神も仏も居ないのか!

「待ちなゴリラ君」
「あ?」
否、仏は未だ世におわす!
「ふんっ!」金的一蹴!ゴリラ男玉砕!

「あ…あなたは…!本当にいたなんて!」
OLはゴリラを狩った男を見た。
「UMA扱いとかマジ勘弁!俺の名前は――」
赤いニット帽、灰色のコート、縞々のシャツに迷彩柄のズボン。常にその姿で悪を討つ、とにかく喧嘩の強い謎のヒーロー!

「アンディ・オッドと呼んでくれ!」

【続く】

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