見出し画像

仮説と検証で成約率をアップさせよう

こんにちは、Toshiです。
いつもnoteを読んでくださっている方、ありがとうございます。はじめましての方は、もしよろしかったらフォローをお願いします。^^

さて今回のテーマは「仮説と検証」についてです。


初心者の方のお悩み相談で

・毎日記事を書いているのに、なかなかアクセスが来ない
・弱いライバルのはずなのに、順位が抜けない
・アフィリエイトの教材通りにやっているのに、結果が出ない

というような内容のご質問をいただくことがあります。

このようなときはぜひ「仮説と検証」を行ってみて下さい。


例えば野球の素振りでも、何も考えずに腕をブンブン振ってるだけでは
腕が太くなるだけでヒットが打てません。

1回の素振りでも目的意識があって素振りするのか、ただなんとなく振っているのかで結果が大きく変わってくるわけです。


アフィリエイトでも「仮説と検証」が大切です。
基本はブラさずに仮説と検証を入れながら記事を更新していきましょう。


また、アフィリエイトに1つの正解というものはありません。
あるとすれば検索結果や成約率の結果が全てです。

売れる確率を高めるには、実際に記事を書いてみて検証を重ね、
自分で統計を取ってポイントやコツをつかむべきだと考えます。


例えばですが、文中に入れるキーワードの数は何%くらいがいいか?
キーワード比率に関して調べてみると、このような意見があります。

・文中に入れるキーワードの数は5%前後が目安
・キーワード比率よりも共起語を意識して入れた方がいい
・ユニーク単語数を増やすべき
・キーワード比率に明確な指標はない

「じゃあどれを信じたらいいのよ?」となったとき、上位表示されているサイトのキーワード比率を調べて統計を取ってみたり、自分で記事を書いて確かめたりして、体感することによって「自分の中の目安」ができてきます。


ただ、たくさんの検証を行う前に、他の人の検証結果を先に知ることができたら、参考になりますよね。

そこで今回は、僕が検証を行った内容と結果を書いてみようと思います。

※あくまでも個人的見解ですので、皆さんもぜひご自身で検証をして
 確かめてみて下さい。

①キーワード比率は何%がいいのか?

こちらについては、キーワード比率を気にしすぎて不自然な表現になったり、キーワードの羅列が目立つ文章になるとキーワードスパムと判定される恐れもあり逆効果です。

キーワード比率よりもユーザビリティを意識し、専門性と網羅性、根拠のある「訪問者に役立つ内容」を書いていくのがベストだと思います。

その結果、キーワード出現率が一定数あり、共起語やユニーク単語も自然な形で入るようにという意識で記事を書いていけるといいですね。

一方、キーワードを入れる位置には気をつけていて、こちらの記事がとても参考になると思いましたので、ご紹介させていただきますね。

こちらの記事で

・「見出しタグ内」「見出しタグの直下」「こそあど言葉」を意識した
  コンテンツ作成

と書かれていています。

実際に自分も数多くの記事を書く中で、ここは意識して入れたほうがいいと感じます。

後はサイト説明文でも、先頭にキーワードを入れるようにしています。
皆さんもご自身で検証してみて下さいね。

②アフィリエイトリンクは先頭(もしくはファーストビュー)に貼った方がいい?


こちらは「キーワードによりけり」だと考えています。

初心者のころに「サイトの先頭にバナー広告を配置するといい」という記事を見て、本当かどうか試したくて色んなサイトの先頭に全部バナー広告を貼ってみたことがあります。

そして検証の際、有料アクセス解析のヒートマップ機能でクリックされているかどうか?を調べたときに、キーワードによって大きな差があることに気づきました。

購買意欲の高い販売店、価格系キーワードの場合はクリック率がよく、
ネガティブキーワードや深い悩みのキーワードの場合は、サイトの先頭に貼ったバナー広告はあまりクリックされていないのです。


訪問者心理を考えると、購買意欲の高いキーワードで検索してきた人は
文章を読まずにすぐに買いたいという人も多いので、サイトの先頭に
バナーを貼るのは有効です。

一方、「効果なし」などのネガティブキーワードや「ニキビ」などの悩み系キーワードの場合は、そのキーワードの内容が詳しく知りたくてサイトに入って来ているので、サイトの先頭のバナーはあまりクリックされていませんでした。

ただクリックが全くないわけではないので、検索1位にきているサイトやアクセスの多いページには、ファーストビューでアフィリエイトリンクが見えるように配置しています。

広告があると売り込み臭が出すぎてしまう場合や、配置したけど全くクリックされていないなどが見られた場合には、発リンクを増やすだけなのでサイトのTOPにはバナーを配置せず、商品のキャプチャ画像やアイキャッチ画像を入れるようにしています。


③女性は基本文字を読まない(流し読みをする)?


ある本にこのようなことが書かれていて、「画像を多めに」「説明よりもイメージしやすい文章に」「改行や装飾にも気をつけて」というアドバイスを読み、化粧品や脱毛サロンのサイトのヒートマップ解析をしてみました。

こちらもキーワードによっては、下の方まで読まれているパーセンテージが高かったので、上のことは意識しつつも、成分や他社との違いなどで説明が必要なところはしっかり説明を入れています。

LPと同じ構成、同じ説明では離脱されてしまうので、自分の言葉でわかりやすくまとめる工夫をするようにして、最後に自分の意見を入れています。


④日本語ドメインのSEO効果は薄れているから
 使わない方がいい?


日本語ドメインと中古ドメインの違いは、次のようなものがあります。


日本語ドメイン

・ユーザーの視認性を高め、覚えてもらいやすい。
・ピュニコード変換されるため、URLが拡散されるときなどには不利
・日本でしか利用できない、使用できないサーバーもある


英数字ドメイン

・ピュニコード変換されず、URLが拡散されるときなどには有利
・長いローマ字や難しい単語だと、サイト内容がわかりづらい。


色んなサイト、キーワードで検証した結果、どちらが上がりやすいということはなく、新規ドメインの場合はドメインとサイト内容を一致させることが大切だと感じました。

ドメインには狙うキーワードが入っていた方が、見た目にも検索エンジン側にも「このサイトはこういう中身ですよ」と伝わりやすいという効果があるといわれています。

ただ、そこまでSEO上の効果の差は感じないので、後はどっちが好みかということだと思います。

個人的には商標ペラサイトは日本語ドメイン、複数ページのサイトには
英数字ドメインを取得するようにしています。

ドメイン取得時の注意点

企業が使用しているドメインと類似したドメインは取らないようにしましょう。クレームが来る可能性が高いですし、訪問者にも誤認を与えてしまう恐れがあります。

例)amazon.com  など

日本語ドメインの場合は

商品名+公式 も誤認させてしまう恐れがあります。

また、会社さんによっては

商品名+効果なし 
会社名+悪評   などの日本語ドメインで作成している場合、

提携解除やクレームのくる可能性があります。

広告主や訪問者にも配慮したドメイン名で取得するようにしましょう。

⑤AppleのSafari11におけるITP対応で、楽天・アマゾンアフィリはオワコン?

ITPは Intelligent Tracking Prevention の略で、Appleの独自ブラウザSafariに新しく備わった、機械学習を用いてCookieを判別する機能です。
※ユーザーが望まないトラッキングを防ごうとする仕組み

ITPがなぜ騒がれているかというと、通販を利用する際、スマートフォンからの購入が7割を超えているといわれている(※ニールセン調べ)今、日本のスマホ市場でシェア率の高いiPhoneのブラウザがsafariなので、アフィリエイトリンクのクッキーがブロックされると成果が発生しなくなるかも?ということで、大手ASP(A8、アクトレ、afbなど)はITP対応タグを発行するなどの対策をしています。

楽天、アマゾンはどうかというと

 のような見解です。

自分も両社に同じ質問をしたのですが、全く同じ回答でしたので、公式には発表せずに個別に定型文で回答している様子です。

「ITP2.0における影響はない」とのことですが、それでも売り上げが激減してしまったアフィリエイターさんは、「全く影響がないはずがない」などと訝しがっている方もいて、色々うわさが飛び交う時期がありました。

これについて、仮に影響が出た場合には楽天やアマゾン側が対応することですし、対応しないと売り上げが落ちるわけですから、何もしないという可能性は低いと考えられます。

もし影響が出て対応がなかった場合に考えればいいので、噂に惑わされず
自分の目で見て聞いて判断することが大切ですね。


⑥広告バナーとボタン、テキストリンクはどれが
 クリックされやすい?

一般的に、広告バナーよりはボタンリンク、テキストリンクの方がクリック率が上がるといわれています。

ここも実際に検証した結果、広告バナーよりはボタンやテキストリンクの方がクリックされやすいように感じました。(サンプル50サイト)
ただしサンプル数が少ないので、検証の余地はあると思っています。


では、ボタンリンクとテキストリンクはどちらがいいのでしょう?

ボタンの方が多いという方もいますし、変わらないという方やテキストリンクが一番いいという方も見えて、こちらも検証した結果、自分はテキストリンクの方がクリック率が高いように感じました。

ボタンは確かに目立つし統一感があってよい反面、売り込み感が目立ってしまうデメリットもあります。

テキストリンクであれば、売り込み感なく誘導することもできます。


例:口コミ紹介の後に

>商品名の口コミ[3000件]を楽天で詳しくみる


例:商品名+サイズ (育乳ブラ)の場合

サイズ感の口コミを紹介した後

>商品名のサイズ表を公式サイトで見てみる

というような誘導のしかたもできます。


ワードプレスでサイトを作成する場合、テーマにあったボタン
で統一感を出すのは有効だと思います。

「TOPは商品画像を見せるために広告バナー、以下はボタンか
 テキストで統一する」
というように使い分けるのもいいですね。


ボタンリンクの色は何色がクリックされやすいか?

2009年に行われた、Mozilla社(Fire foxの会社)の調査では
緑>青>紫>オレンジの順にクリック率が良いという統計が出ています。

サイトや商品のテーマ色に合わせて使う色を選ぶのがいいですね。

最後に


いかがでしたでしょうか?巷で噂されていることや意見の分かれることなども、自分で検証して体感したものが、自分にとっての一番のマニュアルになります。

ときどきこのような検証を入れながら作業をしていくと、少しずつ理解も深まり、作業の原動力にもなります。

PDCAサイクルを回しながら、報酬アップを目指していきましょう(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました^^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?