神様、お化けは完全にいる。そのいち。
皆さま、こんにちは。 ロマンと申します。
スキやフォロー、本当に有難うございます。頑張っていけます! noteの皆様は、とても親切な方が多いです。noteを使用してみて良かったと、心から思えます。重ねて有難うございます。
不思議な体験のお話をさせて頂きます。
今から約20年ほど前、私は趣味の御朱印を集めるため、とある某有名神社を訪れました。そこで、不思議な体験をします。
その某有名神社の境内の一角に、少しだけ小高くなった丘があり、入口と思しき道には、鳥居が、かかっておりました。鳥居は、頂上まで、3つはあったと思います。頂上に、件のお話の「お社」が存在いたします。
某神社は、観光地としても、かなり有名です。
境内には、たくさんの方々がいらっしゃいましたが、なぜか、この小高い丘、周辺には、不思議なほど、人がおりませんでした。私たちの前に、おひとりだけ、女性の方がいらっしゃったくらいです。
私は、連れ合いと一緒だったのですが、この時点で、「ここは、やめよう」と言われました。
が、全く聞き入れませんでした。
この当時、私にアラート機能はありません笑。私は、連れの言うことを、意に返さず、鳥居をくぐり、どんどん進んで行きました。
少し前に、この道を行った女性の方は、なぜか、すぐに踵を返し、鳥居を出て行きます。
人がいないことを、逆に面白いと感じ始めていた私に、連れはもう一度、「帰ろう」と言ってきました。かなり、恐ろしさを感じている様子でしたが、私には、理解できません。というのも、この時、私の耳には、複数人の話し声が聞こえていたからです。
私は、「ほら、上に誰かいるいし、大丈夫でしょう」と進んで行きます。後に、聞きますと、連れにも「確かに、人の声が聞こえていた」そうです。
頂上に着くと。
そこは、ほんの少しだけ開けた空間で、小さなお社が三つありました。その前に、数人が座れるだけの、コの字形、木製ベンチがあります。
誰もいません。話し声は、すでに、聞こえていません。
声が聞こえていたのに、誰もいなかった。
そんなことより、空気のおかしさのほうが、気になりました。緊張感があるのです。ちなみに、真夏の昼間だったのですが、ここだけ、暗く、寒いのです。
さすがに、当時の私でも、何やら、「ヤバい」と感じました。「お、おおぅ、、」と思いましたね笑。
連れ合いは、フリーズしています。面白い無表情でした。
しかし!
いくら異様でも、「ここまで来たからには、拝んで帰りたい!」(拝んで帰らないほうが逆に怖い!)と考えた私は、連れを放置し、足早に端から、順に、拝みに入りました。
ふと、真ん中のお社(だったと思います)を見ると、「あれ? さっきまで、開いていたかしら?」。 お社の扉が開いているのです。ご神体がお祭りされているところですね。
即座に、私は、覗くことにしました!「中はどうなっているのだろうか?」という一心で。
一歩、踏み出し、本来、踏み込まない場所に足を下しました。
結論、そういうことは、してはいけません!
上から、小石が降ってきて、私の額に当たりました。びっくりしました。ですが、アホな私は、「おお、すごい偶然だ」と思い込み、再度、アタックします。
やはり、見事に小石はやってくるのです。私の額、目掛けて!
というか、今度は上からではありません。
「前から」です。お社からです。
わけが分かりません。前には「お社」があるだけなのです。石、飛んでくるスペースありません。ちょっと、ゾっとしました。
が、私は更に、チャレンジするのです! 三度目の正直です! 中を覗くのです! もはや、使命感すらありました。連れ合いは、「やめなよ!やめなさい!」と同じことを言っています。
さあ、三度目です。正直です。
飛んできました。二度あることは、三度ある。
今度は、こぶし大の石が上から、僕の目のまえを「ズンッ!」と掠って落ちていきました。「ああ、あたっていたら大怪我だね」と思いました。
そして、逃げました。走って。
連れ合いは、すでにいませんでした。
「なんのこっちゃ、えらいこっちゃ!」と思いながら、某有名神社の境内まで、ダッシュです。
そして、私は、興奮冷めやらぬまま、巫女様を捕まえ、「あれ、あれはなんですか? 何が祭られておるのですかい?」と問い詰めました。
お答えは「当社の、管轄ではなく、全くわかりません」というものでした。そのお答えの仕方は、「はじめてではないですよ、その質問は」というような、感情のない、オートマチックなものでした。
必然、私は、自分でこのお社のことを調べることになります。実はこの後、数年の間に、二度、今回の件を入れて、三度、この場所に赴いています。
そして、見事に三度とも、不思議な体験をします。
しかも、回を増すごとに、パワーアップした現象を目の当たりにすることになるのです。
三回目の不思議に出会った後、私は、「アラート機能」を手に入れ、「好奇心は猫を殺す」という異国の諺の真の意味を知るのです。
すいません。次回に続きます。ここまで、読んでくださった方々、本当に有難うございます。
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