食べる時に舌は?
食べる時に舌を意識してみましょう。
食べる時に何に意識していますか?
友達とのお喋り。いいですね!!
食べ物の味。いいですね!
最近あった良かったこと。いいですね!!
人それぞれ、食べながらさまざまなことをしていると思います。
時には、食べる時に食べたものの味に感触に意識を向けてみましょう。
その時、舌を意識してみるのです。
舌は、味、風味、温度、などさまざまなことを敏感に感じています。
歯医者に行って治療で麻酔をかけると、麻酔が覚めるまで食べないでくださいと言われることがあります。
熱いもの食べようとすると舌が感知して熱いよ!気をつけて!と教えてくれるのです。
そこで食べ物を冷ましてからか少しずつ食べることになります。
舌はこのように火傷を防ぐ働きもしています。
舌は実に様々な働きをしています。
どんな働きをしているかを試すには、舌を動かさないようにしてみてください。
ゆっくりと食べてみましょう。
飲み物を飲むことや、食べ物を噛むこと、呑み込むことは舌の助けなしにはできないことに気が付きましたか?
舌が働いてくれないと食べ物を噛むことも、味合うことも、飲み込むことも、口の中を掃除することもできないのです。また、口の中の異変にも気づかせてくれます。
歯に食べ物の一部が引っかかると舌はすぐに知らせてくれます。舌がその歯の間を出たり入ったりして掃除してくれます。そのようにして挟まったものがとれることもあります。
舌は素晴らしい掃除器でもあります。口のすみに残った食べ物を見つけてくれます。歯に何かがついたり歯が欠けたりするとすぐに見つけます。口の中を巡回して監視してくれます。
歯磨きをした後、舌で歯をなめてみると綺麗になっているのがわかります。
食べものが古くなって食べようとすると、すぐに舌がこの食べ物はおかしいよ! と知らせてくれます。
実に多彩な働きをしています。
舌はさらに味を感知します。塩味、酸味、甘み、苦味、渋み、旨味、カルシウム、スパイスの爽快感、ミントの味、金属の味までも感じ取ってくれます。
舌の働きは実に多様です、喋る時にも舌は様々な形をします。よく英語の発音練習で、舌の形の絵をみて練習したことがありませんか?
話す時にも舌が活躍しているのです。
舌を見ると健康状態がわかるそうです。医者はよく舌を見ますよね!
この舌に意識を向けて舌の働きに注目すると、舌の働きに驚きます。
舌はいつも働いていていてくれます。私たちが何も意識しないで働いています。
このように私たちが生きる上で支えられて世話をしてもらっているのに、そのことに気が付くことも感謝することもないのです。
舌もそのうちの一つでしょう。
舌はそれ自身が知恵を持っています。私たちがそうっとしておけば一番うまく働いてくれます。舌に感謝していましょう。
私たち地球に目を向けてみましょう。酸素21%と窒素78%の理想的な割合で私たちを取り巻いて守ってくれる大地、大気中の水分など、多くのものを私たちはあまり意識していません。
人間が生きていく上で必要な恵みを与えてくれている多くのものに感謝して生きていきましょう。
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