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入社しました。 西野彩紀

こんにちは。西野彩紀(にしのさき)です。最近髪をピンクにしました。次はなにいろにしようか考えるのが最近の楽しみです。

さて、2年くらい前から、ヘラルボニーメンバーとして活動してきましたが、この度、正式に社員になることになりました。

正社員になった報告を、と代表に言われてから、何を書こうか迷い、考えていたら入社して1ヶ月以上が経ってしまいました。なので、同い年の晋太郎くんの真似をして、決意表明をしたいと思います。

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ヘラルボニーに入った理由

私がヘラルボニーに入ったのは約2年前。
まだMUKUが立ち上がって1年くらいの時でした。
福祉に関わる何かをしたいと思って、突然MUKUにメールを送ったのがきっかけです。

なぜ福祉に関わる何かをしたいと思ったか。
それは2つ下の妹の影響が大きくあります。
妹は、ドラベ症候群という難治性のてんかんがあり、知的障害があります。

妹は人を笑顔にする天才で、みんなからいつも冷静と言われる私とは真逆の性格です。

そんな妹が生きる世界と、私が生きる世界は、社会の構造からか、私の変な躊躇いからか、今まであまり交わってこなくて、もっとその隔たりがなくせたらいいのに、と思っていました。

そんな中、ネットで初めてMUKUを見つけた時、衝撃を受け、とてもワクワクして、衝動的に連絡しました。

ヘラルボニーで活動して想うこと

MUKUのメンバーになり、ヘラルボニーが生まれ、2年前には想像していなかったほどに会社が成長する中で、少しずつ自分と、妹の世界が重なっていくことを私はとても幸せに思います。(下の写真は、妹とヘラルボニー大田さんが仲良くなった写真)
それが純粋にかっこいいと思えるレベルで実現されていくことに、ヘラルボニーのメンバーを尊敬し、でも妹の生きていく社会自体が変わっているかというと、まだまだだなあと思い、これほどやりがいがあって、楽しい仕事はないなと思っています。

実現させたいことはたくさんあります。
福祉施設がもっとひらけた場所になったらいい。
障害があることがネガティブでも、ポジティブでもなく、ただ一つの事実として存在する社会になったらいい。
福祉施設で起きる予測不可能のおもしろい出来事をもっと多くの人に共有できたらいい。

ヘラルボニーのメンバーとなら、今ははっきりとは想像できない世界でも、実現させていけると思っています。
とにかくいろんなことに挑戦して、いろんなことを吸収して、いろんなことを考えて、妥協せず、押し付けず、丁寧に、進んでいきたいと思います。

最後は、妹の描く、謎の亡霊でしめたいと思います。

皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

西野彩紀


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