生涯、ただひとつの手法で。 八重樫季良が生み出す、この世界に存在しない"建築物"たち。
HERALBONYがお送りするアーティスト紹介。
第3回目のアーティストは、「 八重樫 季良 」です。
ARTIST - KIYOSHI YAEGASHI -
ABOUT
一見抽象的な幾何学パターンを描いたように見える絵だが、それが独自のアレンジによって描かれた建築物だと知ったら多くの人が驚くだろう。 この表現様式を八重樫は子どもの頃、誰に習うことなく独創によって生み出し、以来半世紀余りにわたってこのただ一つのスタイルで創作し続けて来た。 その作品数はおそらく数千点に及ぶと思われる。
Title : 「無題(家)」
Title : 「無題(車)」
Title : 「無題」
季良さんは、アトリエの一角のスペースでいつものように作業を進めていた。
彼が握るのはフェルトペンと言われる画材、そして机からはみ出る程の大きな画用紙に、扱うのが大変そうな大きな定規…
それを巧みに扱う彼の姿からは、何年もの長い年月が感じ取ることができる。
「 四角は窓。丸は便所。」
色鮮やかな作品の中に、目を引く四角や丸の白い空間。この空間を作り上げるために周りを色彩で埋めるのか、またはその逆なのか。なぜかこの白い空間は塗ろうとしない。
何年もの間、変わらないスタイルで描かれていく作品。このスタイルが生まれたのは彼の父親が大工であったことが関係しているようだ。「建築図面」が身近にある生活を送っていた彼の中で、このスタイルが生まれたのは必然だったのかもしれない。
自分の作品で彩られた花巻駅を見つめる姿は何とも嬉しそうだった。花巻駅という建築物が、彼の"建築物"で覆われた、そんな瞬間。
もしかすると、こんな瞬間を彼は長年、夢見てきたのではないだろうか。
(季良さんの作品で彩られた岩手県・花巻駅とアーティストの八重樫季良さん)
ART NECKTIE of KIYOSI YAEGASHI
ART NECKTIE (Silk 100%)
KIYOSI YAEGASHI「家」
¥24,200.-(税込)
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細かく、繊細に引かれたライン。定規を使って引かれる真っ直ぐのラインは洗礼された職人の技によって再現されています。
「銀座田屋」は細い絹糸を使用する為、高密度・多色の織りで、細緻な紋様を表現を可能にする。
これにより、知的障害者の方々の作品へのこだわりを、プリントではなく織りで表現。 一般の高級ネクタイでは、1寸(約3.03cm)あたり約200本の糸を打ち込むことが可能だが、田屋では糸に改良を加え、その密度を500~600本にし、緻密さをグレードアップ。
プリントを圧倒する表現力を実現。それだけに必要な時間と糸の量は、一般のネクタイの倍を要します。山形の自社工房から生み出される端整な艶と風格をお楽しみ下さい。
ART HANDKERCHIEF of KIYOSI YAEGASHI
ART HANDKERCHIEF(Cotton 100%)
KIYOSI YAEGASHI「家」
¥2,750.-(税込)
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ART HANDKERCHIEF(Cotton 100%)
KIYOSI YAEGASHI「無題(車)」
¥2,750.-(税込)
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ART HANDKERCHIEF(Cotton 100%)
KIYOSI YAEGASHI「無題(家)」(黒)
¥2,750.-(税込)
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ART SCARF of KIYOSI YAEGASHI
ART SCARF(Cotton 100%)
KIYOSI YAEGASHI「無題(家)」(黄)
¥8,800.-(税込)
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