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1巻めはハラハラドキドキ。

ここ2週間くらいずっとバタバタだったのですが、主に何をしていたかというと、12月11日に発売になる、やまもり三香さんの最新作『うるわしの宵の月』1巻の校了と宣伝物の監修にかかりっきりでした。

漫画編集の仕事の中で、新連載の立ち上げというのが一番エネルギーを使うのですが、それと同じくらい単行本1巻の装丁にもエネルギーを使います。

最初の何話かの出来が連載のその後の出来を決めていくのと同様、1巻めの装丁がその後に続く巻の流れやデザインを決めていくからです。

カバーだけではありません。ロゴも帯も、カバーを外した本体表紙も、総扉(全体の1ページめ)も目次も予告も、全て1巻の時に流れが決まります。

加えて、やまもりさんは移籍しての初連載ですし、一般のファンの方はもちろん、講談社の社内にもめちゃめちゃファンが多いので、今までにないくらい沢山の社員やスタッフから「期待してます」と言われます。

それに、これまでの作品の装丁が全部素敵。

果たして今までを超えられているだろうか。。。

ドキドキしますが、イラストはめちゃめちゃ素敵! 

デザインも、やまもりさんの既刊同様に川谷康久さんに手がけていただき、本当に申し訳なかったのですが、何度も何度も粘って練っていただきました。

結果、これまでとはまた違った魅力に溢れた新鮮で良い装丁になったと思います。

うるわしの宵の月1帯

発売は12月11日。

ぜひ手に取ってご覧ください。よろしくお願いします!

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