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15の夏 〜日記『眠るのが下手すぎて。』vol.15〜

0時半を回ってから帰宅したら、息子がまだ起きていたのでビックリした。

ビックリしたけど、でもそうか。もう中3だもんな。そういう時もあるだろう。

自分はこの日記の最初にも書いた通り、小5か小6の頃から上手く眠れない感じだったので、中3で野球部やめたら体力が余ってしまって余計に眠れなかった。毎日3時頃まで起きてた気がする。

中3の夏は何をやってたんだろう。

同じマンションで特別に気のあった5人組でいつもつるんでいたから、その誰かの家に集まってはゲームしたり漫画読んだりしてたな、確か。

あとは受験があったわけだし、夏期講習には行ってたのかな。

僕は塾があまり好きじゃなかったので、高校入ってからは塾に行かなかったのだけど、中学の時はたまたま体験で行った塾に、当時片思いしていた女の子が通っていたのでそのまま通っていた。

その子はめちゃめちゃ頭が良くて特AクラスだかSクラスだったか、とにかく一番上のクラスだった。同じクラスでいなきゃ勉強のためだけに通うことになっちゃうから、そのクラスにしがみつくのに必死で授業を聞いていた。

でも記憶に残っているのは、英語の先生の雑談が面白かったことだけ。先生はヘリコプターの免許を持っていて、塾講師になる前はヘリで農薬を撒く仕事をしていたとか。農薬が必要な時期は決まっているので、その時だけ異常に忙しくて、他の時期は繁忙期に稼いだお金で遊んで暮らしてたとか。その遊び方の話をはじめ、話上手なのでどんな話題でも面白かった。

授業についていくのに必死すぎたのと、思春期だから色々恥ずかしくて、わざわざ塾通いしたのに、その女の子とは最後までほとんど何も話さなかった、と思う。

英語の先生だけ特に覚えているのは、なんでも面白おかしく喋れて女子たちからも人気だったのが羨ましかったんだろうな。

その後進学した高校は当時男女比が7:3だったこともあってあんまり女子と話す機会はなく、結局女子と普通に楽しく話せるようになるには、高3でバイト先の子たちと仲良くなるまで時間がかかることになる。

この時代は、自分でも空っぽで残念な時代だったなあと思う。


息子はどうなんだろう。今好きな子とかいるのかな。寝る間際スマホ見て楽しそうにしてたのは何だったんだろう。気になるし、いつか恋話とかしてほしいけど、父親にはしてくれないかな。

まあ、なんであれ楽しそうにしてる分にはいいか。


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少女漫画誌「デザート」の編集長を6年務め2019年講談社を退職。漫画家さんのマネジメントを行う株式会社スピカワークス代表。 担当…森下suuさん「ゆびさきと恋々」やまもり三香さん「うるわしの宵の月」。他「僕と君の大切な話」「春待つ僕ら」「好きっていいなよ。」「となりの怪物くん」。

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