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もっとうまく答えられたらいいのに。 〜日記『眠るのが下手すぎて。』vol.14〜

先月から、佐渡島庸平さんのYouTubeチャンネルで月に一度、毎月最初の水曜日に対談させていただいてます。

「編集者を育てるにはどうしたらいいのか」というテーマで始まったのですが、この対談、佐渡島さんの意向で毎回台本も構成も何もなしでやっているので、話がどこに向かうのかはその時次第です(笑)。

8/5の第2回目は、1回目の内容を受けて「人を好きになる技術」というテーマでスタートしました。アーカイブでも観れるのでよかったらご覧ください。

で、毎回台本も何もないので、アドリブが超苦手な僕は結構必死でやってます。こんなんで大丈夫なのか心配でしょうがないのですが、佐渡島さんと司会のだいまりさんが面白いと言ってくれてるのでいいのかな。

でもこの第2回でちょっと残念だったのは、佐渡島さんの悩み(?)にうまく答えられなかったこと。

この回は漫画家さんの信頼を得るには時間て大事で、どのくらいの時間を割いているかが信頼の元になったりする、という話から始まるのですが。

その中で最近さらに多忙になってる佐渡島さんが「今打ち合わせに30分しか取れなくなってしまっている。コミュニケーションの終わりで時間が終わるのではなく、時間の終わりでコミュニケーションを終わらせてしまいがち」という課題について話してくれたのですが、それに対する自分の答えがだいぶいまいちだったんですよね。(42:40くらいからです)

もっとうまく答えたかったなあ。動画見直してみてもやっぱりいまいちなこと言ってる。そこで話変えられてるし(苦笑)。

僕は、こうやって、相談にうまく答えられなかった時が一番引きずる気がします。

ずーっと、どう答えればよかったのか考えてしまう。


で、この課題、今ならどう答えるかを考えてみました。

まず、1つ1つの打ち合わせ、1つ1つのコミュニケーションを区切って考えなくてもいいのかなと思うんです。

初対面の場合だけは別ですが、そうでない場合は長く付き合っていくうえで今がどんな状況なのかを捉えられてればいいんじゃないかな。

毎回30分とか、毎回3時間とか、それはどっちであっても大きな問題ではない気がする。

長いスパンで見た時に、今は時間をかけることが重要な時ならばかけた方がいいし、声をかけてあげるだけでいい時もあれば、信頼してるよというメッセージさえ伝えられればいい時もある。逆に打ち合わせはしなくても感謝や労いで時間をかけた方がいい時もある。

大事なのはそのコミュニケーションに意味があることなのかな。

今日は打ち合わせの予定だったから打ち合わせをする、みたいに「打ち合わせをすること」が目的になっちゃうことの方が良くない気がする。

それと、こちらの今の状況を伝えておくことも重要。「最近30分しか相手してくれないけど、もうダメってことなのかな」と相手に思わせてたら申し訳ないので、今スケジュールが厳しいからしばらく打ち合わせが短くなっちゃうかもしれないと知らせておく。

そうすると相手も考えて、30分で済むような準備をしてくれるかもしれない。今日は打ち合わせするより、少し描き進める時間に充てたいと提案してくるかもしれない。

そういう、直接の打ち合わせ外でのコミュニケーションができていることが大事かもしれない。

思い返すと、僕は実際の打ち合わせ以上に、その漫画家さんが今何を考えてどんな状況にいるかの「想像がついている」状態なのが一番良くて、想像しても想像してもその人が何を抱えてどう悩んでいるのかさっぱり分からないのが一番悪い状況だったりした。

だから直接のコミュニケーションと同じかそれ以上、直接触れ合わないところでも安心できるような意思のすり合わせが大事なんだと思う。


とりあえずそんな答えになったけど、どうだろうか。

やっぱりまだモヤモヤしてる感じもあるけど、動画内で喋った内容よりはだいぶマシかな。マシだと思いたい。


佐渡島さんとの対談だけではなく、今は少女まんが勉強会も、まんが相談会もやっているので、毎回質問や相談にうまく答えられるようになりたい。

もっともっと勉強が必要ですね。


ちなみに、最近はこの本を読んでます。

最近キャラ作りを気にする人がすごく多いので、そのヒントになるかなと思って。自分が芝居やってた時の稽古や役作りの話をすると、参考になると喜んでくれる人も多いのでもう少し色々言語化できるようになりたいんです。

ではでは。

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