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ハワイ移住生活記10 Eビザ配偶者は働ける

嫁のハワイ生活に少し動きがあったので、今回はそれについて書かせていただきます。

わたくしは今、Eというビザ(査証)を持っています。ビザというのは異国で暮らすのに必要な資格みたいなもので、いろんな種類があります。わたくしが持っているのはアメリカのビザで、簡単に言えば、アメリカで働くことができる資格です。働くことができる資格にはいろいろな種類があり、1,2年間だけ働くことができるLビザなんてのもあります。このあたりのルールはよく変わるらしいですが、2019年現在は、Lビザ所有者の配偶者は働くことができません。

わたくしが持っているEビザは、配偶者も「何か」申請し、許可をもらえたら働けるというものです。前回、在ホノルル日本国総領事館へ許可をもらいに行った時に、以下のことを教えてもらいました。

■Eビザをもっているわたくしと結婚していると証明できないと申請手続きはできない。
■戸籍謄本があれば、結婚していると証明することができる。

その時は結婚していることを証明できるものがありませんでした。日本で婚姻届は出していましたが、ハワイからしたら、確かにただの男と女です。それはいかん。というわけで、嫁のお母さんに戸籍謄本を区役所に取りに行ってもらうようお願いしました。

と、ここまでのことを書いたのは何週間前のことやったか。お母さんが区役所へなかなか行ってくれなかったわけではありません。すぐに動いてくれたのですが、実は送ってもらった戸籍謄本がわたくしたちの手元に届くまで、なぜか3週間以上かかってしまったのです。これだけではありません。日本から数回郵送してもらっていますが、やはり3週間以上かかってしまっています(ちなみに、ハワイから日本に送った手紙も、届いたのは約1ヶ月後でした)

何でそんなことになっているかわかりませんが、ひたすら待って、先週、お母さんにお願いした戸籍謄本がやっと届きました。わたくしたちは、喜んで、再び在ホノルル日本国総領事館を訪ねました。

嫁は「何をどうしたらいいのか?」と聞いてきましたが、わたくしには答えられません。そもそも会社をつくって副社長としてハワイに上陸したというのに、そのあたりのことは全て社長と弁護士さんに任せ、わたくしは編集だけをやっておりました。その会社を辞め、H.I.S.にEビザを取り直してもらって今にいたりますが、やっぱりわたくしはここでも編集だけをやっております。ほんまにダメなおっさんです。

そんな話ではなくて。。。

英語が話せない嫁は、Social Security Administration Officeへ行った時、何をどうすればいいかわからないと、嘆いていました。言われてることも理解できない!と。が、日本語が通じる在ホノルル日本国総領事館でやる気を出しました。

わたくしの嫁は、日本の企業の福利厚生部門で仕事をしていました。言葉が通じる場所であれば本領発揮です。在ホノルル日本国総領事館で、いろいろ質問しまくっていました。

その結果▼
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■配偶者が働くために申請する「何か」とは「ワーキングパーミット」というもので、イミグレーションで申請する。申請時には、Eビザを持っている人間と結婚している証明が必要。
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■在ホノルル日本国総領事館に、日本の戸籍謄本を持っていくと結婚証明書になるものを英文で作成してもらえる。
※その場では受け取れません。後日受け取りに行きます。1通$11.00です。
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■ソーシャルセキュリティナンバー(Social Security number /社会保障番号のこと。市民・永住者・外国人就労者に対して発行される9桁の番号)は、ワーキングパーミットを取得してからでも遅くない。
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ということがわかったそうです。ううむ、素晴らしい。我が嫁ながら、そこまでいろいろ理解してすごい(っていうか、こういうことに関してはまったく理解力のないアホなわたくしでありました)

で、ワーキングパーミットを申請すべく、在ホノルル日本国総領事館で英文の結婚証明書の作成をお願いして帰路につきました。そんなこともお願いできるんですね。いやしかし、嫁が働けるようになるまでは、まだまだ時間かかりそうです。

ちなみに、わたくしはハワイ(アメリカ)に住むのならソーシャルセキュリティナンバーは必要と思っていたのですが、ただ住むだけなら、必ず必要ではないみたいです。仕事をするようになると、税金などの関係もあり、ソーシャルセキュリティナンバーが必要になってくるそうです。

そうやったんですか。20年近く暮らして、やっと理解したわたくしでございました。。。

とにかく、嫁は少しだけ前へ進みました。果たして、ハワイで働くことができるようになるのか!?

。。。。。。。つづく

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