【備忘録】自作小説を製本した話
※画像はその製本した小説の表紙タイトル部分
1.「三か月であなたを恋に落としてみせます」
今回製本した、2019年8月26日から2020年2月22日まで連載していた自作小説のタイトルがこちら。話のあらすじとしては、「天才科学者と悪魔のような男の恋愛ゲーム」みたいな感じなんですが、多分製本部分の方に需要があるかと思うので、飛ばします。一応リンクだけ貼っておきますね!!!!!
2.今回どんな本にしたのか
簡単に言うとB6サイズ100ページの本です。表紙も本文もレイアウトも自分で考えて作った、印刷系統以外は自分で作業を行ったものになります。
ちなみに表紙はくそダサデザインに仕上がったので画像を上げることはしません。許してお兄さん!
3.何故製本しようと思ったのか
ぶっちゃけ自分でもよく分かっていないんですが、多分もともと製本欲があったからだと思います。多分メイビー恐らくきっと。自分の書いた小説が実際の紙に綺麗な文字で印刷されているのを見るのが好きというか何というか……
後、ちょうどコロナの影響でイベント中止→印刷所がやばいみたいな話が出てきていた頃だったような気がする(あくまでそんな気がする程度の記憶能力)のですが、それに対して「私がまだ製本していないのに良い印刷所さんが潰れてしまったらどうしよう!!!!少しでもご助力できないかな!!!!!!!」みたいな感情もわずかながらにあったような……なかったような……まあ、それをお金を使う言い訳にしたわけですね。はい。
ちなみに今回五冊しか製本しなかった(完全身内&自分が満足する用)ので、支払ったお金は5,270円也。かなり安いところ(印刷所名は後ほど)を選ばせて頂きました。「お前少しでもご助力とか言うならもっと金落とせよ!!!」と思う方、ごもっともです。しかし、申し訳ないが元々イベント等で頒布する予定もなかったわけでして、完全身内用でして、そんなに冊数あっても困るわけでしてごにょごにょ。以上言い訳でした。
4.原稿について
製本するためにはまず原稿がいります。当然です。無いと始まらないので。しかし!!!!その原稿形式も大事!!!!!!!すごく!!!!!!!(尚この場合の形式とはテキストファイルで保存しとけよとかそういうことではなく、行間とか改行の位置とかルビとか傍点とかそういうことです)
これは私なりの流儀というかやりたいレイアウトがあったからかもしれないですが、元々WEB掲載でやっていた為それをやりたいレイアウトに対応するよう直すのにすごく手間取りました。最終的に有料ソフト(InDesign)の無料試用期間に頼りました。とある諸事情により急いで原稿を直して再入稿しなきゃと思い修正作業へ→無料ソフトよくわかんない(頭はあまり良くない方なので)→なんかほかの製本してる人InDesignなければこの無料ソフトが~みたいな書き方してる→試してみるか……の流れです。結果すごく助かりました。InDesignは強い。さすが有料ソフト。ハチャメチャに強い。(べた褒め)(別にお金等はもらってませんが)
それで私のやりたい原稿レイアウトというのが、文章の途中で次のページにいかないこと。つまり「そうですね、殺しはしませんよ」みたいな文章があったとき(実際の文章から引っ張ってきました)、片方のページにこの文章全部を収めます。片方に「そうですね、殺」、もう片方のページに「しはしませんよ」とはしません。個人的にこういうの苦手だからね、仕方ないね。それを全ページ適用しました。めっちゃ頑張ったので私は褒められるべき(自分で自分を褒めていくスタイル)(みんなやってることかもしれないけど)
その結果できあがったのが百ページ分(目次とか奥付含む)のPDFです。ちなみに字数的にはたしか三万七千字ぐらいだったかな……確か。レイアウトに気を遣うとページ数が増えます。そして製本に掛かる料金が増えるのだ。
5.何故B6サイズなのか
勝手にリンク貼ってますが、私がB6サイズを選んだのはこの記事を読んでB6良いなと思ったからと言うのが第一理由です。
ほかの理由?文庫にするとページ数が増えて料金がかさむし、A5は二段にしなきゃいけないだろうけど個人的に二段が若干苦手というのが上げられますね…
6.印刷所について
いろいろ印刷所さんのサイトを巡り、悩み、結局落ち着いたのがシメケンプリント様でした。
理由は少部数から対応している、安い、用意されているメーカー系が親切の三点です。
本当に一冊から作れます。強い。その時点で強い。ほかにもRED TRAIN様も一冊から作れてカバー・帯も作れるので候補に入っていたのですが、頼もうと思った時点で予約いっぱいだったようで断念。
お値段も安いです。3の項目で書いていたとおり、今回支払いした金額は5,270円なのですが、これ、送料800円入った金額となっております。つまり!!!元々の金額は!!!!4,470円!!!!!一冊当たり894円!!!!!ほかの所だと十冊からしか作れなくてなおかつ一冊千円超えるとか結構あるのでかなりお安い。
そして、メーカー系が本当に親切です。私が今回作ったのは扉と奥付なのですが、縦書き本文を作るメーカーもあります。強い。必要事項入れて本文流し込めばとりあえずそれっぽくなる。強い。ぶっちゃけシメケンプリント様かちょ古っ都製本工房様で最後辺りまで悩んでいたのですが、このメーカー系が決め手でした。いやだってメーカー使わせてもらったんだから最後までお願いしようかと思って……
発送とかメール対応も非常に早かったので今ではおすすめの印刷所さんです。みんな使いましょう!!!!!!
7.その他いろいろ
ほかにもPDF作ろうとしたらフォントが崩れまくるとか、そもそもPDF作成方法がよく分かってなくて無駄にいろいろなアプリやらソフトやら試して苦労するとか、多分書き切れてない話はまだあるのですが、もうすでに二千字超えてるのでこの辺で失礼します。
それでは最後に……
私の小説是非是非読んでね!!!!!!!!!!!(二度目のリンク貼り付け)
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