4月
四谷の土手の桜が美しかった大学の入学式
ドキドキワクワク

新入生を勧誘する為
メンスト(メインストリートの略)に
サークルのブースが並んでいて賑やかだった

高校までの窮屈さがなくなって
とても解放された大学時代
アルバイトもしたし、
父からのお小言(金食い虫)からも
解き放たれた
母は、お金に関しては不自由ないように
してくれたので助かっている

1年生の一般教養では
”シテツ” ”ケツアイ”と呼ばれる授業をとった
とても印象的な2つの講座だった

シテツというのは、「死の哲学」
去年亡くなられた
アルフォンスデーケン先生の死生学

ケツアイは、
「現代における結婚と愛」
大人気で抽選なのだが
1年生の前期と後期で受かって、
講堂の一番前に座って熱心に聞いていた
興味津々だったんだ〜
広めの講堂なんだけど
ステージの上からの先生にも
顔を覚えられていたみたい

好きな教科は社会心理学だった
「印象操作」とかそんな話に
最高にワクワクした
一見全然関係ないニュースを横に並べ
あたかもそれが多発しているような
報道の仕方などを知り、
とても腑に落ちた
そんな学びも、今の騒動に
巻き込まれていない土台になっている

そういえば、何かの授業か忘れたけれど
先生の知り合いということで
石田純一さんがゲストで
授業してくれたことも!
いつもはゆったりした教室も
その日は立ち見だった!

クラスメイトのお母さんまで
見にきていた(笑)
石田さんは爽やかで頭の回転の良い
とても素敵な方だった

今と違ってスマホも携帯もないから
(カメラ持っていた人
 いたかわからないけれど)
肉眼でまじまじとみて話を聞いていた

あとは、NHKラジオで担当している
先生の授業
遅刻に厳しくて、
遅れた人は授業を受けられない

私も一度、電車が遅れて遅刻したことがあり
ドアを閉められて入れなかったことがある
問答無用で

もっと余裕を持てということなのだろうが
ちょっと納得いかなくて居心地が悪かった


続く

ありがとう愛しています
許してくださいごめんなさい

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