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仕事を辞めたいけど辞めづらい人への処方箋

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もうGoToトラベルでおそらくほとんどの地域に感染者は広がってしまったので、地方の医療機関などはかなり厳重に対応しないとすぐに医療崩壊に繋がると思う。

東京で100人を超えてビビっていた頃が懐かしいくらいに、全国で1000人近くにまで拡大した。

東京の医療の質であったり、人口の多い分、医者や病院の設備も整っているはずなので、東京の場合は問題なかったと思うが、これが地方に波及すると少し心配ではある。もちろん東京で増えるということは地方にも拡散するという予測は出来ていただろうが。

多くの人はちゃんとガイドラインを守って、あまり大胆な行動をせずに旅行を楽しんでいると思う。感染者と接触しなければ当然として感染する可能性はゼロなので、旅行の際には存分に楽しんでもらえればいいが、マスクをしながらこの暑いしすごい雨降っている中、旅行というのもなんだか残念ではある。

地方でもPCR検査の体制ちゃんと整っているのかわからないが、未だにマスクして距離を取ってくださいしか方法が無いのはなんか悲しい。

コロナは多くの人達の生活を変えた。それを機に自分の生活を見直した人も多いと思う。将来の不安というか、人生ってこんなことになんの?と思い始めた人が多いと思う。

大体の人が副業という手段に出るかもしれないが、普通に今の仕事を辞めて別の仕事をしようという人もいるだろう。

私は今まで数々のバイトを経験した分、辞めまくってきた。4年以上続けたものもあれば、1日や2日で辞めたものもある。

ただ、全てにおいてバックレはやっていない。どれほどゴミカスのような言われ方を店長や現場主任から言われて怒られたとしても、いかなる方法を使っても辞めますと言って辞めてきた。おかげで、怒っている人を引かせるくらい申し訳無さそうに謝れる能力が磨かれた。

基本的に派遣であれば、派遣元に辞めたいです、と言えばなんとか辞められた。結構身軽で良いと思う。派遣担当の人はストレス耐性がかなりMAXなので、いきなりでも普通に辞めたいですといえば、迅速な手続きをしてくれる。

派遣されてから担当の現場主任が3日目くらいで「いつになったら仕事憶えるんだ?」みたいな文言をメールで夜中の3時に送ってきたりして、コイツ頭おかしいんですけど、これって日本の会社で起こりうる普通の現象ですか?と派遣元に聞いて辞めさせてもらったりもした。

大学時代にホームセンターでバイトし始めた時は、制服あるから服装なんでもいいよ、って言われたのでサークル帰りにジーパンとジャージで行ったら「ジャージで仕事すんの?」みたいに言われて「え?制服無いんですか?」って聞いたら、エプロンみたいなの渡されて、いや、制服っていうか、エプロンって言えや。ってテンション下がったりして、つーか社員が着てるシャカシャカのウィンドブレーカーみたいなやつも、ジャージみたいなもんやろ。ってムカついたりして

結局、研修の時のレジのおばちゃんに仕事を教えてもらってるときに、おばちゃんの言動が「そうなんですね~じゃなくて、自分でやってもらえる?」みたいなことを連発する人だったので、ムカついて無理ですって店長に言って辞めさせてもらった。その時は2日目で電話で店長にむちゃくちゃ怒られた。

でもエプロン返しに行く時に、ゴメンな、と言われたので、なんかもしかすると、おばさんの被害者が多かったのかもしれない。

怒られるだろうなと思って行って怒られたとしても、長い苦痛の仕事を続けるよりはそれ一発を禊にしてしまったほうが良いと思う。そして辞めたがっている人をめちゃくちゃ怒る人というのはそこまで多くはない。

「あ、そう。」というびっくりと残念という感じから、「理由聞かせてもらえる?」みたいなのが、普通だと思う。

めちゃくちゃ激怒する人は2回くらいしか見なかったが、やはり2つともあまり良い環境とは言えなかった。そのうち一つは、現場主任が前の上司からパワハラを受けていたという人だったので、情緒がおかしい人で、「次の仕事は何だ」とか「なんでもっと早く言わなかったんだ」とか深く追求してきた。その人はやはり部下からめちゃくちゃ嫌われていた。

私も仕事を辞めるときに威風堂々と辞めにいけるわけではない。仕事が嫌になると基本的に晩飯が食えなくなって、前日夜からずっと明日朝が来るのが嫌で眠れなくなるので、辞める感じになる。

もちろんそんなもんは社会人なら当たり前だと言われてしまうと、サザエさん症候群の慣れの問題なのか、異常な状態なのかよくわからないが、自分としてはその状態は異常だと思っているので辞めるんだと思う。

そして色んなバイトや派遣などを経験してわかるが、思っている以上にバックレる人が多い。

仕事を辞めて転々とするのは、意外と珍しいことではない。そういう人が多いし、その結果起業を思い立って、それしか出来ることがなかったんですよーという人も結構いる。

嫌な仕事をずっと続けられることは、人として素晴らしいことだとは思うが、金に縛られていたり、健康をないがしろにしていたり、大切なことを見失わないで欲しいとも思う。それができる能力が羨ましい。

辞めたくても辞められない人へのアドバイスとしては、意外とメールや電話などでも辞められるということである。

退職代行サービスのようなものもあるらしいが、数万も金を払って人任せにするなら、メール一本くらい辞めたい理由を書いた方が誠実だと思う。

明確に会社に本人が辞めるという意思が伝わっていれば、それだけで大丈夫だし、仕事に行ってないのに、給料が発生するということがないように、金を貰わなければ、どれだけ忙しかろうが辞められる。

私が今ここで抜けると、プロジェクトがどうなるとか、そういう心配ももちろんあるんだろうが、派遣のサービスも充実しているし、コロナでテレワークになっても全然大丈夫だったように、想像している以上に自分が辞めても何の問題もない。

むしろ自分一人辞めたくらいで、大損害が出るような会社だとしたら、会社として未熟ではある気がする。もちろん小規模のベンチャーは別だろうが。

同僚に恨まれるとか、根性なしの情けない奴だと後ろ指を刺される覚悟をする必要はあるが、私はいかなる辞め方をしてきても一週間くらい経つと忘れている。あれだけムカついていたやつの名前も憶えていない。意外とそんなもんである。

最初は丁寧に研修など教えてくれたのに申し訳ないなとは思うが、いや良い環境だったら普通辞めないよな。とか思い始めて、結局一週間くらいで忘れている。

ただ、辞める時に辞めるとちゃんと言わなければいけない理由として、企業側はきちんと雇用者の健康状態などを管理して仕事に従事させる義務があるので、通勤の途中で車に轢かれて死んだとか、朝出勤するとき脳梗塞になってもベッドから永遠に目覚めなかったという場合も普通にある。

その場合もあるので、サイレントで出勤しなくなった人を会社が連絡を取らずにアイツはどうせバックレだろうと放置しておくことは絶対にやってはいけないので、バックレはかなりの迷惑をかけることになる。だから、バックレだけは軽々しくやってはいけない。

メールの一本や郵送で手紙を送るでも、何かしら辞めるという意思を確実に伝えることが必要ではある。部長に言うのが嫌なら、同僚に辞めると言ってもいいだろうし、あらゆる手段を尽くしても自分が辞めたくて仕方がない旨を伝えるべきだとは思う。逆に辞めそうな雰囲気が出てきたら、それらの連絡を取れる手順を構築しておくべきである。

私は絶対に入社時に休みの連絡はどこにすればいいのかという名目でメールアドレスを貰うようにしている。

辞め方というのは確かに大事ではある。飛ぶ鳥跡を濁さずという言葉もあるが、結局の所辞めたら、よほど仲のいい人以外連絡を取らなくなる。私は前の職場の人で連絡をとっている人はそれなりにいるが、実際それほどの関係になれば、辞めて迷惑をかけるとかそういう関係を超越すると思う。潔く辞めさせてくれるようにみんなが協力してくれると思う。

せっかく縁あって知り合えた人達なので、自分の身になるような関係を築ければいいと思うが、実際はそう上手くいくものでもない。

最近の若いやつはメールで辞めるとか言われるが、別にメールで辞めても良いと自分では思っている。結局セクハラされて辞めることになっても、セクハラで辞めますとは面と向かって言えないわけだし、研修の面倒見てくれる担当の先輩がめちゃくちゃ口が臭くて辞めたいと思っていても、真実は言えずに辞めるわけである。

だとしたら、会いたくない理由を醸し出すというか、もう会うの嫌ですという非言語でのメッセージを送っても良い気がする。

脳梗塞で忙しいプロジェクトの途中で突然死する人も珍しくないし、いきなりガンで入院する人もいる。辞める事と同等ではないが、仕事現場の影響としては同じくらいだと思う。

人が自殺するたびに、じゃあ何で仕事を辞めるという判断ができなかったんだ。という人がいる。その答えとしては、日本がこういう空気を出すからだろう。

次から次に仕事が舞い込んで忙しいのなら、タイミングがないし、いつまでコレが続くんだと考えて、それがもし仮に自分にとって嫌な仕事なら途方も無い地獄ではある。だが辞めたら人に迷惑がかかるという呪いをかけられている。

仕事を辞めるのは本人の自由だし、仕事現場の人員を適材適所に配置するのは人事の役割である。

むしろクビになる不安になりながら働いている人もいるのに、辞められるというのは変な言い方だが贅沢のような感じもする。

どうか自分のキャリアに関しては、日本中が自己中になってほしい。自分のやりたいことを実現させるために働いて欲しい。


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