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女の子が泣いた日。~ある孤児の学費を払ったら~

寄付についての記事を書きました。

今回は、その続き。
今日、ある小さな女の子が泣きました。

今週から、新学期。
私は、ある孤児の小学生の女の子の新学期の学費約2500円(3ヶ月分)を知り合いの教育実習生を通して払いました。
驚いたことにその教育実習生は月1000円の安月給(ちなみに先生の月給一万円以下)の中から、二人の孤児の学費を払っていました。半分私に払わせてと自ら申し出ました。
彼の教え子ではないけど、そのふたりは成績優秀でトップ1,2なんだそう。親戚に預けられていて、学費が払えなくて途中から学校に来なくなったそう。

まあ女の子と面識ないし、黙って払うのもアレなんで、女の子に手紙を書きました。知り合いが今日女の子に読み上げてくれたらしく。そしたら女の子は嬉しくてその場で泣いた、ありがとうと何回も言ってたと報告がありました。
学費のこと、心配だったんだろうなあ。

手紙には、「孤独を感じないでね、私も今この場所でたった一人の日本人で孤独だよ~、でもジンバブエ人を助けるために来たからさ~。
世界があなたを待っている。学んだ知識は決して失われないし、あなたの可能性を広げてくれる。(頑張ってこの腐敗した国から逃げて!と影の願いをこめて)」
と書きました。


最後に私の好きなHolstee社のマニフェストの言葉で締めました。


Live your dream ,and ware your passion.
(あなたの夢を生きてください、情熱をまとって)

(折り鶴も、ラッキーチャームとして同封)

次回は払うかわかりません。
払いすぎたら、孤児を預かる親戚はそれに甘えるようになるかもしれないし、ずっと払ってあげられないなら無責任な一時的な支援はよくないのかな、、。
孤児支援のNGO探して、持続的に支援してもらえるようにしたいです。

NGOセーブチルドレンのHPによると、ジンバブエで学校に行けてない子は25%らしいですが、この不況、実際はもっとたくさんいるでしょう。
寄付を言われると、いつも黒幕が気になって寄付ができない私ですが、孤児や動物は自分で声があげられないから、必要なところに届けなければ!と思う。
大人に、子供の学費が払えないとか言われても、別のことに使うんじゃないかと思ってしまうんですよね。
寄付したお金がちゃんと使われた実感、初めてかもしれないです。

私の拙い英語で泣いてくれるなんて、英語を勉強してきて良かったと思いました。

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