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誰かが帰国するからって、何だ。不調を食生活でケアできるか実験スタート。

アフリカ生活1年。これは鬱?


また後輩隊員が2年の予定だったジンバブエでの活動を自ら数ヶ月で終了させ、帰国する。これで2人目だ(隊員は帰国組2人を除くと合計8人)。2人の帰国理由の詳細はここでは書かないが、間違いなくジンバブエのこの危機的状況(ガソリン/現金/水/電気不足。断続停電は9ヶ月目)が直結している。正直、こちらもダメージを食らってしまう。食らわないようにしても、だ。
「こんなに辛い状況で、そうまでしてなぜ私はジンバブエにいるのだろう?」
昨夜、マグカップを持っているのもしんどいぐらい、身体に力が入らなかった。負の気分を受け取らないためにも、決して近くない後輩隊員の家を訪ねたり、空港への見送り(どちらも5時間はかかる)は行かないことにした。

【私の症状】いろんなことが面倒くさく感じる/歩きたくない/落ち込みが続く/ダルい/朝起きられない/眠りが浅い/ぼーっとしていることが多い/決断が潔くない/予定を先延ばし、またはキャンセルする/メールを返さない/些細なことにイラつく

私の特効薬であるカレーを食べてもダメ、人に相談してもダメ。



私は、心の健康を保つために、2ヶ月に1度、何もあってもなくても、messangerを使って相談する相手がいる。
お金を払って話を聞いてもらい、自分の現在地、目的地を確認して、応援してもらっている。カウンセリングではなく、コーチングを受けている。
コーチはアドバイスをするのではなく、伴走者という感じ。
同じ環境にいる人ではなく、日本にいる第三者に話を聞いてもらうことは、私にはすごく心が落ち着く。
あと、落ち込んだ時は、日本のカレールーを使ったカレーを食べることが多い。
いつも上記のどちらかや、いろんな方法で心身の健康のバランスを取ってきた。
でも今回は、どちらを試しても何だか違った。



食生活を変えてみることに。


コーチも、元海外協力隊出身者でアフリカの国での滞在経験があり、その経験から、ふと
「タンパク質足りてないんじゃない?」と。

そう、食べ物がストレスを引き起こしている可能性がある。
和食が恋しいストレスではなく、栄養の問題だ。
アフリカの食事は、ジャガイモ、とうもろこし、少しの野菜、肉、油、砂糖ばかり。
それを抜きにしても、停電が多いので、私は卵と肉を全然買わない。肉は何だか臭いし、すぐに調理しないといけないからめんどくさすぎる。
卵は30個入りしか売ってなくて多すぎる。
バラ売りは鮮度がわからないから。(でも本当はめちゃくちゃ食べたい!)
バターも食べないし、牛乳も飲まない。
私がとるタンパク質といったら、日本から持ってきた大豆プロテイン、ツナ缶か大豆ミートぐらい。




高たんぱく質、低糖質の食事に切り替えてみる実験スタート。

手始めに、この本を読んだ。
精神科医として、高タンパク/低糖質食を中心とした栄養療法で目覚ましい実績を上げている著者。
著書に『うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった』(光文社新書)、『うつ消しごはん』(方丈社)、『薬に頼らずうつを治す方法』『薬に頼らず子どもの多動・学習障害をなくす方法』(アチーブメント出版)、『精神科医が考えた! うつも消える! 心を強くする食事術 』(宝島社)、『分子栄養学による治療、症例集』(NextPublishing Authors Press)などがある。amazonより引用

この本によると、タンパク不足を解消するためにプロテイン(動物性)を飲む(プロテインが入手できない人はは卵を1日5個食べる)/麺やパン、米などの糖質を控えることを推奨している。
そういえば、やけに元気なスポーツ隊員は、朝はプロテイン飲んで、バナナ食べて、卵は30個入りを買ってゆで卵にして食べてるって言っていたのを思い出した。

栄養が精神面をケアできるのか、とりあえず一ヶ月実験してみたいと思い
卵を買いに行ったので今日からスタート。

(いきなりたんぱく質を取りすぎると、タンパク質不足の人はお腹を壊すらしいので、無理のない範囲でスタート。)
これで調子がよくなるならラッキーである、やってみよう。これからあと一年、何とかしたい。

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