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教員の雑務を減らしたい!

オンラインの子どもの居場所「ハロハロラボ」をやっていて、子どもの居場所づくり・子どもたちが好きな学びの中でのびのび暮らせるように、その環境を整えたいと思って日々活動しています。
学校以外の場を作っているけれど、学校は大事!だと思っています。(本来の機能や目的・子どもが自然に持っている期待という意味で)
活動をしていく中でやはり、公教育・学校とのつながりは子ども達にとって大きく、すべての子ども達にとって心地よい場所なればと願っています。

そのための一つとして、教員が幸せでないといけないと思っていて、教員の雑務を減らしたいです!!最近おがわが切に思い、身近なところで行動を始めています。でも、これがなかなか全く進まない。減らしたい業務はいくつもありますが、ここ最近特に感じた3つについて書きます。

①電話連絡
今年度から出欠連絡にアプリが導入されたのですが、先生からのお返事は電話一択。ここをまず変えないと!と担任の先生や教頭・校長にご提案するも11月の今でもなかなか変わりません。きっと電話信仰(勝手に命名。電話で声で伝えた方が誠実だなどというお考え?)があるのかもしれずこの意識を変えないと変わらないのかもしれないと思っています。双方にとって時間やその時の都合に左右されず、事柄だけを伝えるメリットが伝わるといいなと思っています。休んでる人全員に電話する時間と労力を削減し早く帰宅してもらいたいです。
②配達業務
わが子の小学校だけなのか?もしくは市の方針か?はわかりませんが、欠席児童にプリントなどを担任が自宅に届けてくださいます(涙)。我が家は自分で取りに行くようにしていますが、先日「他のお子さんのついでなので」と立ち寄ってくださいました。感染者が複数出てしまったためその家庭にプリントを配達しているとのこと。メールでもアプリでもよいし、紙にして渡す必要がないと思ってしまいます。ましてや感染し自宅療養している家庭を回ることのリスクもあると思います。「郵便受けに入れます」ということなのだと思いますが、中には挨拶に出てくる家庭も皆無ではないと思われます。先生の自家用車で各家庭回ること、そこまでしないとならないのかと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
③集金業務
担任を持つ先生に秘書でも事務方でもつけてあげてほしい!現金での集金もそろそろやめたらどうかと思います。こまごま毎月お金がいるのも、ここを税金でなんとかできたら子どもも保護者も先生にもメリットしかないのではと思っています。家庭の形も多様にあるので、困窮家庭には集金袋を配らない・この項目は徴収しない、などもあり、ただでさえ子どもを介しての現金のやりとりが手間なのにどんどん手間だけ増えています。その時間を教材研究や子どもに関することに充ててもらいたいと切実に思っています。

とても細かい実例を出しましたが、「意識や働き方を変えればかわること」、「制度を変えること」、それぞれあると思っています。最も必要で効果的なのは「抜本的な制度の変更」が必要だと思っています。先生の小手先の意識改革だけでは、応急処置にもならない。
学校に関わる人員を増員し、クラスを少人数制にし、担任制からチーム制に変わればと願っています。それをするには私一人ではできないので、いろんな人と繋がっていくことだと思っていて、それもあきらめず、そして足元のわが子の担任の先生が少しでも早く帰宅できるように、雑務が減り子どもとの時間がもっと増えるようにできることをしたいと思っています。(私の第一義は子どもの居場所づくりなんだけど☆)
だって、昼12時に終わった運動会の日に、19時になっても職員室に電気がついているなんてとても切なくなります。体も心も休めてほしいし、プライベートの時間もちゃんと持っていただきたい。そうじゃないと、優しい気持ちで子ども達になんて接することができないと思うし、誰かの無理の上で成り立つ社会が当たり前だなんて子ども達に教えたくないから。まわりまわって大人になったらお前も無理をしろ!ということになってしまう。無理せず、楽しく働く、楽しく生きることができなかったら生きることが辛くなってしまうから。先生が無理をせず仕事が楽しい!という状況になればと子ども達・社会が幸せになると思っています。業務の改善とやらない業務を決め、「やめること」が大事だなと思っています。

よろしければサポートをお願いします!子ども達のオンラインでの楽しい学びと遊びの場づくりに使用させていただきます!コロナ禍制限の多い中頑張っている子ども達にサポートいただけると大変ありがたいです。