イギリスの学生から教わった「生き生きと前向きに進路選択をできる方法」
皆さまこんにちは!
代表の住田です。
今回はハローインタレストを構想するキッカケになった出来事を書いていきます。
2018年の夏、僕がイギリスでヒアリングを行ったときのこと。
現地の学生からイギリスには中高生ぐらいの段階でソサエティという、クラブやサークルのようなものがあるという話を聞きました。
ソサエティにはサイエンスやエコノミー、歴史など様々なものがあり、好きなものが無ければ自分で自由に作ってもいいそうです。
その学生さんがいた学校では200ものソサエティがあり、掛け持ちもOK。
ソサエティでは活躍している社会人や大学教授などをゲストスピーカーに呼んだ講演会を毎週のように開催しており、主催のソサエティに所属していない生徒でも参加可能とのこと。
ゲストスピーカーは登壇を無償で受けてくださっていて、こういったキャリアの話を学生にすることは「自分がしている仕事の1つの責任」と捉えているそうです。
そう捉えている理由は聞きそれびれてしまったので僕の推測ですが、自身と同じ仕事をしたいと志す将来の仲間を増やすことが自身の業界や仕事を守り盛り上げることに繋がるためなのではないでしょうか。
学生さんはソサエティについて「学校の授業で習うより幅が広いのでウキウキする」と話してくれました。そしてこれにより何十人・何百人もの生き生きと働いている社会人の話を多く聞けることが、イギリスの学生が前向きに進路選択をしていける大きな要因になっているのではないかと教えてくれたのです。
日本では生き生きと働く大人と出会えるチャンスが非常に少なく、その結果として自分の目指したい仕事や生き方が見つからない子どもや学生さんが多いと感じます。
(子どもの将来なりたい職業ランキングもテレビやドラマで見かける職業が優勢ですよね)
学生時代をなんとなく過ごして就活で何十社、場合によっては100社を超えるエントリーをする学生さんや、なんとなく入った会社でなんとなく働いて30〜40代ぐらいになってから「自分は人生で何をやりたかったんだろう?」「自分の人生これでいいのか?」と悩む社会人さんも少なくありません。
そういった悩みを「本人の自己責任」で片付けるのは簡単ですが、僕は前述のように「生き生きと働く大人と出会えるチャンスが非常に少ない」社会の構造的な部分が要因として大きいのではないかと感じています。
だからこそ生き生きと前向きに働いていて、仕事の楽しさや意義、ビジョン(夢)や想いを持って働くことの魅力を伝えられる企業さんや社会人さんを知れる機会として、このハローインタレストを創っていきたいです。
ぜひぜひ、応援いただけますと嬉しいです。
よろしくお願いいたします!
住田涼
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ハローインタレストでは「子どもや学生たちにこんな仕事を知ってほしい!」というニーズ調査や、「こんな魅力的な企業(個人事業主を含む)がありますよ!」という協力者の募集を行なっています。
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