「細かいことはいいからとりあえずライブ配信やってみたいんじゃ〜」って人向け最低限ガイド

音楽ライブに特異的なところを押さえた入門編からステップアップまで。
(5月12日加筆)

最初に必要なもの

- 配信用PC
- ウェブカメラ(まずはここから。既にカメラを持っている人はそれと後述のHDMIキャプチャの組み合わせがおすすめ)
- オーディオインターフェイス(音声入力用)

準備

1. 配信ソフトをインストールする
迷ったらstreamlabs OBS。スマホをリモコンにできたり便利だぞ。
https://streamlabs.com

稀にstreamlabsとHDMIキャプチャの相性が悪かったりするので、キャプチャに限らずなぜかうまくいかないときはOBS Studioを試してみると道が開けるかもしれない。
https://obsproject.com/ja/
また、Windows環境では以下のOBS Studio用プラグインを入れるとオーディオインターフェイスとASIOで接続できるようになる(streamlabs OBSには非対応)。レイテンシー詰めたいときなどに試してみて。
https://github.com/Andersama/obs-asio

なお、これら2つのソフトはベースが同じなので以下の解説はどちらのソフトでも適用できます。

2. ウェブカメラとオーディオインターフェイスをPCに接続する

3. OBSを起動し、設定を行う
streamlabsを選んだ場合は初回起動時にいろいろ訊かれるけど、迷ったらスキップして後からゆっくり設定すればよいです。

設定画面を開いたら、まず「ストリーム(stream)」タブで配信サービスを選択する。配信サーバーに接続するにはストリーミングキーが必要で、YouTubeの場合、申請の受理までに24時間程度かかるのでライブ直前に手続きを始めると詰みます。早めに済ませておきましょう。
1080p (FullHD) で配信をするのに重要な設定は次の「出力(output)」のあたり。

スクリーンショット 2020-04-17 13.26.03

映像ビットレート:ライブの場合、画面の動きが激しいのでちょっと高め(6000くらい)に設定する。4000を下回るとちょっときつい。
音声ビットレート:192-256くらい。
エンコーダ:ハードウェアが選べるならそれを。NVENCとかQSVとかApple VT H264 Hardware Encoderとかがハードウェアエンコーダ。
Encoder Preset: 選んだエンコーダによって項目が変わる。NVENCなら "very fast"、Apple Hardware Encoderなら "high" など。

スクリーンショット 2020-04-17 2.48.06

ゲーム配信じゃないのでFPSは30で良いと思う。
ライブの映像はどちらかというとサクサク感より止め画の解像感が出た方が高画質に感じられる。

※音声と映像がズレる場合は映像か音声にディレイをかけてあげる。
映像の遅延補正はフィルターで行える。

スクリーンショット 2020-04-17 2.57.02

配信開始

1. OBS画面の右下にある黄緑色の「ライブ配信を開始する(Start Stream)」ボタンを押す。サーバーに向けてストリーミングが開始される。
2. YouTubeなどの管理画面に移動する。ストリームがちゃんとサーバーに届いていれば配信の準備が完了した旨の表示が出ているはずなので、指示に従って配信をスタートする。

これでとりあえず配信を開始できるはず。
「できたけど、ちょっと味気ないな」と思う方は次を読んでね。

もうちょっと豪華にしてみる

映像を綺麗にしたい
HDMIキャプチャがあればお好みのカメラを配信用に使えます。
ビデオカメラでなくてもHDMI出力があるカメラならなんでもOK。ハイスペックな一眼で風景を撮りまくってるベーシストを仲間に誘いましょう。
キャプチャはなんでもいいけど、Blackmagic ShuttleかElgato HD60Sあたりが鉄板です。

カメラを複数台使いたい
HDMIスイッチャーを使うと複数のカメラの映像を切り替えられます。
また、スイッチャーのなかには上述のキャプチャ機能を内蔵しているものがあるので、そういうものを選べばスイッチャー単体でHDMI→USBに変換して配信用PCに取り込めるので大変便利。
値段的にはBlackmagic ATEM mini一択です。スイッチャーに10万出せる人はこの記事見てないと思う。

もう少し詳しい解説が以前書いた記事にあります。
https://note.com/hello1103/n/n111340b0e31f

質問などあれば随時追記しますー

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ハローイチイチゼロサン / Hitomi (Trackmaker)、yukako (VJ)による電子音楽ユニット。 有機的なデジタルサウンドと叙情的な旋律、潜在意識を具現化したかのような映像表現を用いて非日常の空間を表出させる。 https://hello1103.com/
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