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【TIMES】2022年05月16日 13時14分 卯月の満月 4th Full Moon 初夏 Early Summer(皆既月食)

【TIMES】2022/05/16 13:14 卯月 望(皆既月食)
旧四月 4th Full Moon / 初夏 Early Summer

地球暦が朔弦望の「卯月(うづき)の満月」をお知らせします。
The fourth Full Moon of the lunar year occurs on May 16th. For the Northern Hemisphere, this is the first full moon of summertime.

旧暦で四番目の満月です。
初夏の満ちていく陽気に、身も心もうづきはじめる、心躍る響きを持った「卯月」の月。東北や北海道でもようやく寒さが和らぎ、田畑が本格的に動きはじめるころです。

新緑の芽吹きが旺盛になり、自然界は上昇の勢いが溢れています。植物の葉が生み出した酸素の濃度も日増しに高まり、北半球は呼吸するように新鮮な大気で満ちています。心地よい風に気分もフレッシュになり、身体を動かしたくなるのも、この時期の生理的な衝動

月のサイクルは、海の満ち干きとつながり、体内でも血潮となって流れています。1ヶ月で肌や髪が血液によって代謝し、2ヶ月で筋肉、3ヶ月で骨と、月によって身体も生まれ変わっています。
種から苗になった植物たちも、ここから大地に根を張りこの3ヶ月を一生として夏を駆け抜けます。

この満月は、これから満ちていく夏に向かって、実際に行動していく合図。これから3ヶ月後の90度先には、夏を駆け抜けた成果が体に身についています。ウォーミングアップもそろそろ完了、夏到来の満月です。

国立天文台:ほしぞら情報より

5月12日 天の川銀河中心のブラックホールの撮影に成功のニュースに沸きました。地球外で生起する自然現象や天文現象。天体、宇宙の不思議。
興味の湧きたつことに溢れています!

月と惑星たちの共演!

日の出前の南東から東にかけての空にはたくさんの惑星が見えています。日の出1時間ほど前の南東の空には土星、東の低空には金星、そして土星と金星の間の金星寄りの位置には火星、木星が見えています。

5月22日から27日にかけて、これらの惑星の近くを月が通りすぎていく様子を観察できます。22日には、下弦前の月が土星の近くに見えます。月は徐々に欠けていきながら東へ東へと移動し、25日には火星と木星の近くに見えます。この後も月は東へ移動し、27日にはさらに細くなった月が金星の近くに見えます。

27日は、細い月と金星が並び、朝焼けの空を美しく飾ります。この日の白昼には、日本の南部の一部地域で、金星食となります。

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夏至に向かって動き出しています

太陽系の動きをあらわす『地球暦』をつかって「わたしの曆」をつくる。 公表して「みんなの曆」として活用する。 『わたしの地球暦クエスト』はそんな共創の場です。

地球暦を手に、歩む2022


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