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ヘイヨーさんの人生

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「ヘイヨーさんの人生」を小説仕立てにして書いたモノです。  細かい記憶違いや演出はあれども、ストーリー的には、ほぼ100%実話!  序章「受験戦争編」(全9話)  第1章「中高… もっと読む
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#恋愛

武士は食わねど高楊枝?

自分の家に泊まっていった美嘉ちゃんに手を出さなかった青年。どうやら青年は男ではなかったよ…

ヘイヨー
3年前
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押しかけ女房「美嘉ちゃん」

チガサキ君との恋に破れた美嘉ちゃんは、再び青年にターゲットを絞ってきます。 これ、何度か…

ヘイヨー
3年前
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チガサキ君の暴走。美嘉ちゃんの失望

チガサキ君ってのを覚えてます? 美嘉ちゃんの彼氏で、自身も役者をやってる男の子。彼のおか…

ヘイヨー
3年前
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伝説の魔女ランシーヌとは一体誰だったのか?

ここで、恋愛の話をしておきましょうか?(同時にそれは人間関係のお話でもあります) なぜ、…

ヘイヨー
3年前
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無限に物語を生み出す「ミダス王の両手」

「好きこそ物の上手なれ(マスター・オブ・ザ・ゲーム)」はゲームをクリアするための能力。つ…

ヘイヨー
3年前
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無敵の防衛システム!決断の日!さらに巨大な運命の歯車が回り始める

みなさん。青年が14歳の時に心の底から願った夢を覚えていますか? あの地獄の少年時代をいか…

ヘイヨー
3年前
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夏祭りの日。訪れる運命の瞬間

青年は、あの人の大学に遊びに行った時のコトを思い出していました。 「そういえば、不思議なコトが2つあったな…」 1つは、女の子の友達がやって来て、何か凄く悲しいコトがあったらしく、その場で立ち話を始めちゃったことです。彼女は、その友達に物凄く同情して、ウンウンうなずいたり、悲しそうな表情をしたりしています。 「ええ~!?せっかくふたりで会ってるのに失礼だな…」と青年は思いましたが、口にはしませんでした。ま、それだけ友達思いの人だとも言えますからね。 もう1つ、別の友達

青空のようなノート(ブルーノート)

「中途半端な関係はもう嫌だから、自分と浜田君、どちらか選んで!」とあの人に電話で告げた前…

ヘイヨー
3年前
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「中途半端な関係はもう嫌だから、どちらか選んで!」

毎年1度、北区の「滝野川会館」という施設で「おちゃのこ祭祭(さいさい)」というイベントが…

ヘイヨー
3年前
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代償行動 ~理想が手に入らないなら代わりのモノで我慢しよう!~

青年の中学時代の同級生に竹ちゃんというのがいました。男子校だったので、もちろん男の子です…

ヘイヨー
3年前
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太陽みたいな人かと思ったら月みたいな人だった

「もう~!なんで、あんなコト言っちゃったんだろう!」 青年は、布団の上で枕に顔をうずめて…

ヘイヨー
3年前
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「無限ビールおかわりの技」を食らって、路上に眠り込む

いつだったか、青年はあの人にこう尋ねました。 「この関係って、なんなんだろうね?」 あの…

ヘイヨー
3年前
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血みどろの湯舟

ここまで読んできた読者のみなさん。 「この青年は、他の人に心が動かないの?さっさとあきら…

ヘイヨー
3年前
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心と体は別にある。人は矛盾だらけの生き物

あの人との関係は特殊なものでした。 普段はボランティアでみんなと一緒に会うだけです。でも、電話で話すことはありました。 それに「ふたりで一緒に会おう」と言えば、会ってくれるのです。しかも、そうなるといつもの謎の能力が働いて「ふたりだけの世界」を作り上げてしまいます。世界中から他の人々が消えて、あの人と青年だけが存在しているようなあの現象。 時として、その能力はボランティアの最中にも発動してしまいます。もちろん、浜田君が目の前にいる時にも。これじゃあ、どっちが恋人かわかり