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ヘイヨーさんの人生

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「ヘイヨーさんの人生」を小説仕立てにして書いたモノです。  細かい記憶違いや演出はあれども、ストーリー的には、ほぼ100%実話!  序章「受験戦争編」(全9話)  第1章「中高… もっと読む
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2021年1月の記事一覧

悲しみの料理ソウルフード

ゴスペルを堪能したあとは、教会の大きな食堂で「ソウルフード」というのをごちそうになること…

ヘイヨー
3年前
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魂の叫び!奇跡のゴスペル!

さて、ハーレムの伝道師「トミー富田さん」と行くツアー。 いよいよ、メインのゴスペルを聞き…

ヘイヨー
3年前
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「トミー富田さん」と「ハーレムのピカソ」

さて、あんなに怖い目にあったハーレムなんですが。実はツアーで訪れたこともあるんですよ。 …

ヘイヨー
3年前
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地獄の地区ハーレム

ニューヨークってのは、何しててもおもしろい街なんですよ。 もちろん、初めての海外だったっ…

ヘイヨー
3年前
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無敵の言葉 Please

さて、たいした英語力もないままアメリカに渡った青年ですが。この時点で、どのくらいの英語力…

ヘイヨー
3年前
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ブロードウェイは、ミュージカルのメッカ!

さて、ニューヨーク2日目(前日の夕方に飛行機が到着したので、実質初日)どこに行ったかとい…

ヘイヨー
3年前
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ニューヨークは危険な街(デンジャラス・シティ)

ニューヨークに到着した青年は、さっそく予約してあるホテルへと向かいます。 実は、この時、弟と2人だったんですよ。友人の竹ちゃんは1日早くニューヨーク入りしており、先にミッドタウンの「チェルシーホテル」で待っていました。 空港(ジョン・F・ケネディ国際空港)からホテルまでは、そこまで迷うこともなくたどり着けたはず。確か「タクシーはボッタクリが多い」みたいな話を聞いてたので、地下鉄で移動したんじゃなかったかな~? ちなみに、この時のニューヨーク市長がジュリアーニさんだったん

アメリカ行きの飛行機の中で出会った根性社長!

さて、アメリカに旅立つコトが決まった青年でありましたが… 前日まで演劇の練習をやっていた…

ヘイヨー
3年前
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いざアメリカ!

そもそも、なぜアメリカになど行こうと思ったかというと… 「いずれは!」という思いは、ずっ…

ヘイヨー
3年前
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そうだ アメリカ、行こう。

舞台「苦悩教室」は、一応の成功に終わりました。けれども、一番見て欲しかった人にまともに見…

ヘイヨー
3年前
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「苦悩教室」以後

舞台「苦悩教室」の本番当日には、あの人も応援に駆けつけてくれていました。 ところが、ここ…

ヘイヨー
3年前
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「苦悩教室」

199X年… 世界は二極化の一途をたどっていた。 人々は勉学に励み、受験戦争に勝ち残った者は栄…

ヘイヨー
3年前
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舞台「苦悩教室」本番、前夜

そこからはあわただしい日々が続きました。正直、あまりにも忙し過ぎて覚えてないんです。人っ…

ヘイヨー
3年前
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台本が次々と書き変わって、情報共有できなくなっていった舞台

アメリカの旅から帰ってきた青年は、家にも帰らず直行で舞台の練習会場へと向かいました。ちょうどその日は劇の練習の日で、メンバーみんなが集まっていたのです。 例の3人組(美嘉ちゃん・和歌山君・山梨さん)には「なんでこんな時期にアメリカなんて行ってんのよ!演出家失格ッ!」みたいに散々文句を言われましたが、「いやいや、これも舞台を成功させるために必要だったんだよ」などと言ってなだめておきました。 その言葉は半分いいわけでしたが、確かにブロードウェイで本場のミュージカルを見たりして