INTJの内向的直観と外向的思考における具体的な例

ビジョンを持つINTJは,新しく得た知識と経験をビジョンに足してみて,危険か危険でないか判断し,危険であれば取り消し,危険でなければ足す.例えると,ビジョンはパズルの完成絵であり,知識や経験はピースであり,パズルにピースを組む.この時,パズルの完成絵が内向的直観であり,ピースが外向的思考である.

抽象的で分かりにくいかもしれないが,具体的な例を示そう.

寮の玄関は土足禁止だが,それを破る人が多数いる.そこで全員が土足禁止のルールを守るという目的を持つ.では,土足禁止の張り紙を貼ったらどうだろうか?しかし,それは正しくない.理由は,一人でもルールを破る人がいたら床が汚れることは必然であり,汚れた床に裸足やスリッパで踏みたい人はいないだろう.ならば,床を汚さない心理効果を働かせばいい.つまり,床に綺麗な絨毯を敷くことで土足で踏みたがらないかもしれない.

そして確信に至った数ヶ月後,絨毯が敷かれ,全員が土足禁止のルールを守るようになった.面白いことに周りの学生は土足禁止を破ることに解決策も思いつかないまま苛立っていたが,私は数ヶ月前から絨毯を敷けば解決すると既に確信していた.

実は,考えてアイデアを出したのではない.想像してたらアイデアが思い浮かんだだけだ.想像の過程は,
①全員が土足禁止のルールを守る理想を持つ.
②脳内で玄関を再現する
③玄関に土足禁止の張り紙を貼ってみる
④張り紙を貼った状態での玄関はどうなるか?もし破る人がいたらどうなるか?床が汚れる?汚れた床を見て土足禁止というルールを守る意欲が失せないか?
⑤ならば,床を汚したくないと思わせるために,玄関に絨毯を敷いてみる.
⑥絨毯のある玄関ならば,人は土足禁止を守るか?いや,絨毯は快適だ.裸足でも気持ちいいことは誰もが経験しているから土足で踏みたがらないはずだ.
⑦そして絨毯のある玄関ならば全員が土足禁止のルールを守るという確信に至る.

INTJは想像の中で様々なことを実験的に試すことで,自然発生的な矛盾が現れ,矛盾の原因を突き止めて本質を見抜いてからアイデアが思い浮かぶ.これが内向的直観の魅力的な特徴である.しかし,これだけでは正しいかどうかわからない.だからINTJは外向的思考を使って正しいか検証する.そのため,INTJは根拠や事実を大事にする傾向にある.理由は,想像した世界で物理法則や人間の特性などを正しく適用しないと必然的に矛盾が現れてしまうからだ.つまり,非現実的な世界になってしまわないように,外向的思考を積極的に活用しなければならない.

例えば,先ほど述べた想像の過程で,外向的思考を使った方がいい場面は④と⑥である.

④張り紙を貼った状態での玄関はどうなるか?もし破る人がいたらどうなるか?床が汚れる?汚れた床を見て土足禁止というルールを守る意欲が失せないか?
⑥絨毯のある玄関ならば,人は土足禁止を守るか?いや,絨毯は快適だ.裸足でも気持ちいいことは誰もが経験しているから土足で踏みたがらないはずだ.

④と⑥では,あえてアイデアに対して批判してみる.しかし,この段階では主観的な思い込みによる批判である.つまり,このことをこのまま他人に説明しても,根拠ないだろと,無能扱いされてしまう.それを防ぐために,論文や記事を調査し,正しいことだと分かれば思い込みではないことを証明できる.外向的思考を活用できるINTJは信頼できるため,有能扱いされやすい.

また,アイデアが思い浮かんだ過程を説明するのに外向的思考が役に立つ.内向的直観を使って想像する時,言語を使って想像していないことが多い.INTJは考えが飛んでいると言われることがあるが,その理由は答えだけを言ってしまうからである.例えば,他人に説明する時に,想像の過程から①と⑦だけを抜き出して説明するとしよう.

①全員が土足禁止のルールを守る理想を持つ.
⑦そして絨毯のある玄関ならば全員が土足禁止のルールを守るという確信に至る.

これを説明文に変えると,「全員が土足禁止のルールを守るために,玄関に絨毯を敷けばいい.」と説明してみた.相手はどう思うだろうか.「いや,なんでその結論に至ったのだ!?意味わかんねえ!」となってしまっては馬鹿扱いされるだけだ…
相手に理解してあげるには,①から⑦の全ての過程を説明する必要がある.しかし,内向的直観は言語ではなくイメージのようなもので想像するため,相手に説明するには言語に翻訳しなければならない.これもまた外向的思考の役割の一つである.

ここまで読めばお分かりだろうが,INTJは想像したことを言語に翻訳する力がなければ無能扱いされやすい.だから言語に翻訳するための力として,読書して語彙力を増やすなり,ブログを書くこと文章化する技術を身に付けた方がいい.また,想像したことをそのまま説明するのは危険すぎる.非現実的だと思われないためには,根拠や事実を調査して,正しいと判断した時に説明しよう.


最近,INTJの記事が人気になっているようで驚きである.
INTJの記事を書くことは自分を理解するために書いてるようなものだから楽しみを感じているのだ.
しかし,毎日,記事のネタを思いつく訳ではないが,それでも書き続けていくと考えている.

さて,このアカウントはINTJ垢にするか迷っているところだ…

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NTUT技術科学研究科M2・23歳。 私は生まれつき聴覚障害を持ち、声の聞き分けや声でのコミュニケーションが困難である。そんな私の人生から得た気づきを発信します。MBTI関連の発信もします。
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