ハッチ

マネックス証券、チーフ外国株コンサルタント。ウォール街のソロモンブラザーズ証券(現シティグループ証券)NY本社で6年、日本で20年一貫して米国株を含む外国株式の機関投資家営業、日系大手証券で4年半の外国株調査等を行い、外国株との付き合いは30年を超える。世界80か国以上訪問。

ハッチ

マネックス証券、チーフ外国株コンサルタント。ウォール街のソロモンブラザーズ証券(現シティグループ証券)NY本社で6年、日本で20年一貫して米国株を含む外国株式の機関投資家営業、日系大手証券で4年半の外国株調査等を行い、外国株との付き合いは30年を超える。世界80か国以上訪問。

    最近の記事

    米国中間選挙の年の7月にS&P500が上がると、8月9月も上昇する可能性が高くなるというアノマリー

    マネックス証券 ハッチ(岡元兵八郎) 先週の前半にはペロシ米下院議長の台湾訪問により、米中間の緊張が高まり、株価を下げる要因になりましたが、株価への影響としては一時的なものとなりました。 金曜日に発表された雇用統計はコンセンサス予想の25万人を大きく上回り52.8万人となりました。労働市場が予想よりしっかりしていたことを受け、積極的な金融引き締めが続くとの見方も高まり米国債10年利回りが上昇しました。これを受け、各種株価指数は寄り付きから安く始まりましたが、引けまでには下げ

    スキ
    5
      • 最悪の環境でGAFAMの強さが際立った米国株

        マネックス証券 岡元兵八郎 (ハッチ) 先週S&P500は4.26%、ナスダック100は4.45%とそれぞれ上昇して終わりました。先月1ヶ月間のS&P500のリターンは9.1%の上げで、2020年の11月来の上昇で、1999年末以降6番目に良い結果のひと月となりました。 第2四半期の決算発表については、これまでのところS&P500採用銘柄のうち277社が決算発表を終えていますが、そのうち63%の企業が事前予想を上回る決算発表を行なっています。 私が米国のマーケットを長い間

        スキ
        34
        • 米国株市場の4つのポジティブな話題

          マネックス証券 ハッチ(岡元兵八郎) S&P500は6月17日に今年の最安値をつけたわけですが、その後上昇に転じ、先週末までに6.11%上げ、ナスダック100についても7.63%上昇と、このところのマーケットは堅調に推移しています。 まだマーケットについては悲観的な環境ではあるものの、4つほどマーケットにとってポジティブな話題を紹介したいと思います。 まず最初ですが、主要半導体銘柄で構成されているフィラデルフィア半導体指数は、消費者支出の鈍化に対する懸念などの理由により

          スキ
          33
          • 希望を捨ててはいけない米国株の行方、今年後半の米国株の見通し

            マネックス証券 岡元兵八郎(ハッチ) 現在の市場に対する投資家のセンチメントは最悪な状態 今年は欧州では第二次世界大戦後初の戦争が起き、米国では40年来のインフレ、利上げが起きました。ついに日本でも物価が上昇し始めるなど、いろいろな意味で大変な年になっています。そんな中今年のアメリカ株は大きく下がり、6月10日にはS&P500もナスダックに続いてベアマーケット入りとなりました。 こうした環境の中で現在のマーケットに対するセンチメントは最悪であると言って良いでしょう。米国株

            スキ
            64
            • 40年来のインフレを受けての今週の利上げはどうなるか

              マネックス証券 岡元兵八郎(ハッチ) 先週のS&P500は5.05%下落と1月来の大幅な下げを、ナスダック100も5.7%と大きく下げた週となりました。 先週のハイライトは金曜日に発表されたCPI(消費者物価指数)です。市場予想の8.3%に対し発表されたのは8.6%と1981年12月来の高い数字でした。3月にマーケットを驚かせた8.5%を上回るインフレ指数が発表されたことでインフレは暫く続きそうだという見方が支配的となりました。 また、ガソリン価格も週末には一ガロンあたり5

              スキ
              13
              • 疑心暗鬼の米国株 悪材料出尽くしでリバウンドの動きも

                マネックス証券 岡元兵八郎 (ハッチ) 先週1週間のマーケットは、S&P500は1.2%の下げ、ナスダック100は1.05%の下げで終わりました。金曜日の寄付き前の非農業部門雇用者数は事前予想の31.8万人を上回る39万人を発表、金融引き締めは続くとの観測でこれまで上がっていた株価指数が売られる展開となりました。 企業のトップによる景気の見方は分かれる 市場の予想を上回った雇用統計とは裏腹に、先週は米国大手企業からJPモルガン・チェース(JPM)のジェイミー・ダイモンCE

                スキ
                17
                • エヌビディア決算で悪材料出尽くし、7週連続下落で底打ち、米国株はリバウンド

                  マネックス証券 岡元兵八郎 (ハッチ) 先週のマーケットは非常に興味深い展開となりました。 市場のフォーカスは、マクロ的には25日に発表された前回5月3日・4日のFOMCの議事録の公開であり、株の世界のミクロ的なフォーカスはテクノロジーセクターの動向を左右する半導体大手のエヌビディアの第1四半期の決算発表でした。先週はS&P500がこれまで7週連続で下落する中、市場にはこれからもっと下がるという弱気派の意見も少なくありませんでした。そんな中発表されたFOMCの議事録について

                  スキ
                  16
                  • 「ターゲット・ショック」で暴落の米国株 ベアマーケット寸前でぎりぎりの攻防

                    マネックス証券 岡元兵八郎(ハッチ) S&P500は先週0.03%下げました。これをもちS&P500は7週連続で下落したことになります。最後に7週連続で下落したのは1980年3月来のことで、この時は8週連続で下落しています。一方、NYダウは、8週連続の下落で1932年振りの連続の下げとなりました。 先週の下げで目立ったのは水曜日のマーケットの急落です。この日のS&P500は4%の下げを演じました。きっかけはディスカウントストア大手のターゲット(TGT)が事前予想を下回った

                    スキ
                    49
                    • 米国株は金利との綱引きで6週連続下落、先週金曜日のラリーは今後の方向性を変えるのか

                      2022年5月16日 マネックス証券 岡元兵八郎 (ハッチ) 先週月曜日のS&P500は前週からの弱い地合いを受け3.2%の下げで始まりました。 水曜日に発表された4月の消費者物価指数(CPI)は前年前月比で8.3%でした。 先月の8.5%より若干下がったものの、引き続き1991年来の高い水準と市場の予想を超える結果となりました。これにより市場には失望売りが入りこの日のS&P500は1.6%下落しました。 先週1週間ではS&P500は2.4%の下げ、ナスダック100も同じく

                      スキ
                      50
                      • 米国1Q決算発表から読み取る今後の見通し、アメリカ経済の行方は

                        マネックス証券 ハッチ (岡元兵八郎) 先週は米国では金曜日がグッドフライデーで株式市場は休場で4日間の商いでしたが軟調な展開となり終わっています。先週1週間でS&P500は2.1%の下げ、ナスダック総合は2.6%の下げとなっています。ウクライナ情勢は解決の目処が経たない中、米国ではタカ派的な連銀高官のコメントを受け10 年債最利回りは2018年来の高値である2.8%台に乗せ、マーケットは下落となりました。 米国では第1四半期の決算発表が始まりました。まだ始まったばかりで

                        スキ
                        44
                        • 今週から始まる米国企業の決算発表、 投資家のフォーカスはマクロから企業業績へシフトか

                          マネックス証券 ハッチ 岡元兵八郎 米国では今週から第1四半期の決算発表が本格化します。S&P500指数採用企業のうち16社が決算発表を行い、翌4月18日の週には74社、4月の25日の週には189社、5月2日の週には142社が発表を行う予定となっています。 ここまでの米国株市場は、ロシアのウクライナ侵攻や、利上げなどマクロ的なニュースにフォーカスしてきましたが、これからの数週間は企業が発表する業績に注目が集まることになるでしょう。 今週は大手金融機関が決算発表を 3ヶ

                          スキ
                          42
                          • 第1四半期は2020年来の下げの米国株 グロース銘柄が買われてきそうな兆しが見える

                            マネックス証券 岡元兵八郎    今年も既に第1四半期が終わりました。 S&P500は4.95%の下げ、ナスダック100は9.08%の下げで3ヶ月間を終えました。四半期でマイナスとなったのは共に2020年第1四半期来のことです。 昨年までグロース銘柄が長期に渡ってバリュー銘柄をアウトパフォームしてきましたが、今年に入り、金利上昇をきっかけにマーケットが下落する局面で、グロース銘柄が売られ、バリュー銘柄が買われるという展開になりました。日本の個人投資家の皆さんはグロース銘

                            スキ
                            84
                            • 出口が見えないウクライナ情勢、VIX(恐怖)指数が30を超えた米国株のその後は

                              マネックス証券 ハッチ (岡元兵八郎) 2022/3/13 先週1週間でS&P500は2.88%の下げ、2週連続の下げとなりました。 ナスダック総合は1週間で3.53%の下げです。 先週お伝えした通り、ナスダック総合はベアマーケット(52週間の高値から20%以上下落)に突入しました。 先週金曜日の段階でロシアのウクライナ軍事侵攻後12日目となりましたが、紛争解決の糸口は見つかりそうもありません。 そんな中、恐怖指数と呼ばれているVIX指数が高騰する展開となりました。 同指

                              スキ
                              54
                              • ナスダック総合は20%下落しベアマーケットに突入。歴史から学ぶその後の行方とは

                                マネックス証券 岡元兵八郎 (ハッチ) ロシアのウクライナへの軍事侵攻が続くなか、米国株は下落が続いています。そんななか、ナスダック総合は昨年11月19日の52週間の高値から今週月曜日(3月7日)までに20.09%下落しました。この下げに要した日数は108日です。これを持って同指数はベアマーケットに突入したことになります。 ベアマーケットとは、広範的な悲観論と否定的な投資家心理の中、株価が20%以上下落した状態のことです。今回のベアマーケットは1971年にナスダック総合株価

                                スキ
                                89
                                • 米国株長期投資家のための 過去約40年の間で起きた戦争から学ぶ教訓とは

                                  マネックス証券 岡元兵八郎(ハッチ)  2022年2月28日 マーケットはSell on the rumor, buy on the fact (噂で売って、事実で買う)という展開 ウクライナ情勢は最も恐れていた展開となり、ロシアがウクライナへ戦争を開始しました。 先週木曜日の午後ロシアがウクライナ侵攻を開始したとのニュースを受け、日本時間の米国株先物指数の下落が加速しました。 この図は米国個人投資家協会が毎週発表している個人投資家のセンチメントを表すブルベアレシオです。

                                  スキ
                                  72
                                  • いつ何が起きても不思議でないウクライナ情勢で下落する米国株

                                    マネックス証券 岡元兵八郎 (ハッチ) 2022/02/21 米国株式市場の方ですが、引き続き非常に不安定な状況が続いています。 先週1週間でS&P500は1.6%、ナスダック100は1.7%とそれぞれ下落しました。 先週からのマーケットの動きに刻々と影響を与えているのは緊迫度を増してきたウクライナ情勢です。 先週のこのコラムでは、地政学リスクが現実化するするかもしれないと述べました。その後、現実化する可能性はますます高まってきています。 いつ何が起きても不思議でないウ

                                    スキ
                                    49