この男、ほんとうにいいかげんにしてくれと言いたい。


                               45日前


この男、事変のライブでクラスター感染が本当に起こっていないと思っているのか。だとしたら、救いようのないおめでたい人間である。

ライブ開催後の想像を超える批判の嵐や社会の逆風、また、大阪で行われたライブでのクラスター感染の行政を巻き込んだ大騒動を目の当たりにして、ライブの主催者や参加者は感染したなどとは、自分の口からは死んでも言えない。だが、いずれどこからか事実が判明することになる。

事変のライブでクラスター感染が起こることは自明である。それは、この新型コロナウイルスによる感染は、いくら万全を期しても、いつでもどこでも起こると考えるのが合理的であり、そんな単純なことが未だに理解できないのが不思議でならない。それでも、経済生産活動は停止することはできない。いくら満員電車で感染者が出ようと電車は止められない。今、止めることが出来るのは興行しかない。

このウイルスは、濃厚接触や飛沫感染だけではなく、あらゆる固形物に付着している。すでに、感染者数は何万、何十万人のレベルに達していると見るべきである。ドイツのメルケル首相は国民の6〜70%の感染は覚悟しなければならないと言ってる。

今この国が考えるべきは、ピークコントロールしかない。残念だが、感染は止められない。だからこそ、自分が陽性なのか陰性なのかを知る必要がある。もし、陽性であれば例え症状が出ない場合でも、他人に感染させないために、極力外出を控えて自宅で療養することでクラスター感染を防がなければならない。

もし、そうでなければいくら恐怖であっても経済活動に従事することが社会の一員としての使命である。当然、その入院治療などは重症患者からトリアージするのは当然であり、軽症や症状の出ない人間は自宅で安静するなどの指導は一定の強制力の下で行うこともありうる。

そもそも、小中高は休校、政府主催の東日本大震災追悼式や春の選抜高校野球も中止したのに、何故、ホリエモンの学祭ノリのイベントを開催しないといけないのか。

イベントが大規模か小規模など関係ない、こんなもの不要で、不急だと言うことである。今は国民が一致団結して、このウイルスと戦っていかなければならない時に、この男は稚拙な言動を繰り返し社会にとってほんとうに迷惑極まりない。

この男、ほんとうにいいかげんにしてくれと言いたい。

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