美術公募団体メリット・デメリット 2 へび子 2024年6月19日 01:58 ¥1,100 今回は、美術団体について。これから出展を検討している人や画壇系の公募展について知りたい人にとっておすすめである。画壇、公募団体とも呼ばれる美術団体とは、公募団体とは、文字どおり作品を公募して入選作を展示する美術団体のこと。全国に100以上あり、主に上野の東京都美術館で定期的に展覧会を開く。いわゆる画壇を形成しているのはこうした団体系の作家たちである。制作基礎知識シリーズVol.4 美術編① 美術業界の構造 制作基礎知識シリーズVol.4 美術編① 美術業界の構造 - 一般財団法人 地域創造 雑誌「地域創造は」 毎号特集テーマを設け、文化・芸術活動を通じた地域づくりの現地レポートや海外の取り組みなどを紹介します www.jafra.or.jp 美術団体の歴史は古く、明治時代から続いている。公募団体展の始まりは、1907(明治40)年に公的な展覧会(官展)として設置された文部省美術展覧会(文展)に見出される(*1)。しかしその背景をたどると次の経緯がある。明治政府による文教政策の一環として、1879(明治12)年に龍池会(のちの日本美術協会)が創設されたこと、その結果、白馬会などに代表される各流派の展覧会が行われるようになったこと、そしてこれら各流派を統括した展覧会を開くことへの機運が高まったことにより、1907年に文部省の定めで、日本画・西洋画・彫刻の三部体制で第一回文展が開催されることとなった(*2)。公募団体展 公募団体展 公募団体展の始まりは、1907(明治40)年に公的な展覧会(官展)として設置された文部省美術展覧会(文展)に見出される(* bijutsutecho.com 「画壇」という日本独自の奇怪な仕組み、現代美術関係者には理解不能!? 日本の美術界の歴史をたどると「画壇」という世界でも独特の枠組みが形作られてきた。そんな組織がどう生き永らえ、なぜ今なお続い diamond.jp ※今回は記事内容により通常価格より割高に設定。ご了承いただきたい。 ダウンロード copy ここから先は 1,961字 この記事のみ ¥ 1,100 購入手続きへ メンバーシップ ¥ 1,500~ /月 メンバーシップにご参加いただくと、美術業界のあれこれを個人的見解からいろいろと書いた有料記事を含むす… このメンバーシップの詳細 スタンダードプラン ¥1,500 / 月 有料記事を含むすべての記事とマガジンが読み放題になります。(不定期更新) メンバー限定の会員証が発行されます 活動期間に応じたバッジを表示 メンバー特典記事を閲覧できます メンバー特典マガジンを閲覧できます ログイン 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート