南インド料理の伝統は広く共通項で伝えられる?!
諸事情?もあって昨今の日本のインド料理店は、実は従業員はネパール人であることが多いと言われています。それでも店の看板は「インド料理」ということが多く、純粋な?インド料理との区分けがし辛いようです。しかし一方で、「南インド料理」は、店がそのように謳い主張しているところが多いです。「インド料理」の中では後発なのかもしれませんが、都内でも時折見かけます。先日、私の会社生活での大先輩の方にお付き合いいただき、西新宿の高名な「ムット」さんに行ってきました。
1.西新宿ムットさん
私の注文は、ランチタイムでしたが、ベジタリアンミールスセット(@¥1,980)。チャパティではなく、揚げた「プーリー」が出されました。
先輩のは「レモンライスセット」(@¥1,100)。
ミールスセットで言うと、基本的なところでは、以前行った店と共通点がかなりあります。バナナリーフではなかったですが、そしてビリヤニも入らないメニューを頼みましたが、カレー、サンバル、ラッサムスープ、ライタ(ヨーグルト)の「基本」はほぼ同じです。そもそもが店の雰囲気からそうで、こじんまりとした店内で歴史に包まれた店。店主さんのすべての思いが店内に行き渡っています。ここも、早速手を洗って右手を使って食べたくなる店です!
2.南インド料理の「伝統vs現地化」
ずっと、料理の「伝統vs現地化」に関心を持っています。
南インド料理は、全般的に「伝統」の色彩が強いようです。例えば餃子で言うと、「中国東北地方の水餃子」に例えられるような。昨年11月に東南アジア諸国を回ったときに「中国東北地方の水餃子」はどの国においても「同じ空気」を持って運営されているのに驚きと感銘を受けました。
さあ、南インド料理は、今回再訪となるシンガポールとマレーシアではどのような空気感になっているのでしょうか? どちらの地も、南インドから移られた方が多数派のようです。そして今回行く、シンガポール、ジョホールバル、マラッカ、イポー、ペナン、KL, それぞれに「リトルインディア」が存在します!各地での違いはどのようにあるのか? そしてそれはなぜ? 調べた限りですが、「ミールス」はどこにもありそうです。たぶん同じような基本構成で。
それでは、私は今回食べていませんが、「レモンライス」はどうでしょうか? あまり見かけないように思いますが南インドではよく食べられているようです。
ビデオでのご紹介をご参考まで;
9月末になりますので、まだまだ時間はあります。事前準備を周到に!いろいろ現地調査を自分なりにしてきたいと思います。
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