見出し画像

元バンギャが現役バンギャに伝えたいこと

私は元バンギャだ。20年ほど前まで東京、名古屋、大阪のライブに足しげく通っていた。ヴィジュアル系、オルタナティブ、パンクなど様々な音楽を好きになったんだけど、私がライブに行っていた当時はまだネットはごく一部の限られたひとしか利用してなくて、主な情報源といえば音楽雑誌とフライヤー、知人友人関係という時代だ。

令和の新時代を生きるバンギャに、いにしえのバンギャから伝えたいことがある。まぁ話半分で目を通して頂けると有り難い。

Twitterを積極的に活用しよう

だいたいバンドのオフィシャルアカウントってものがあって、ファンはフォローしていると思うんだけど、Twitterアカウントを持っているとライブ会場でたまたま知り合った相手と連絡先交換がしやすい。ファンの輪が広がればチケットのお取り引きのチャンスも増えてメリットは大きい。デメリットはセトリネタバレや人間関係のトラブルくらいだろうか。でもトラブルはどこに行ってもあり得ることなので、交流など積極的に活用していって欲しい。

ホテル予約はまずクチコミチェック

大手宿泊予約サイトにはクチコミ投稿が多く寄せられている。そのサイトから予約するかどうかはひとまず置いておいて、クチコミ情報をチェックすることを強くおすすめしたい。最寄り駅からのアクセス、フロントの接客、室内の使い勝手など得られる情報は多いはずだ。安さだけで決めて最悪の記憶になるのはつらい。「禁煙ルームを取ったのに煙草臭い」「エレベーターで不審者に遭遇」などは割とよくある話だと思う。

夜行バスで気をつけたいこと

掛け持ちのバンギャは遠征費にあんまりお金を掛けられないので、夜行バスを利用する場合もあると思うんだけど、車内で無料サービスの飲み物のカップを前の座席の背面に設置されたホルダーに入れるのは、絶対止めたほうがいい。一言もないまま背もたれを倒されたらびしょ濡れだ。眠れないからといって休憩停車時間に外に出て、戻れなくなることも避けたい。備えると便利なものは首まくら、耳栓、アイマスク、メイク落としシートなどがある。

チケットは絶対忘れない

いまは電子チケットという便利なものもある時代で、いにしえのバンギャはついていけない。昨年、Twitterのフォロワーさんが実際に体験したことなんだけど、チケットは絶対忘れてはいけない。たいていの場合は特別扱いなどしてもらえないからだ。財布に入れて毎日眺めるくらいの気持ちでいたほうがいいかもしれない。財布を失くしたらおしまいなんだけど。チケットを忘れても運が良かった方の経験談をご紹介しておく。

言われなくても分かっている。そんな声が聞こえてきそうな内容になってしまったんだけど、泊まりの場合は学割より新幹線パックのほうが安上がりだとか、交通費のことも書きたいと思いながら省略した。皆さんのほうがずっとよく分かっていると思ったので。

ネットを駆使しよう。そしてコミュニケーションを取ろう。いくつになっても一生ものの友人に出会うことが出来る。そんなことをいにしえのバンギャは思うのでした。

ここまで読んで頂いてありがとうございます。2020年の目標は「サイゼリヤでエスカルゴを食らう」なので、サポートを頂けるとエスカルゴに一歩近付くことが出来ます。