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キューバ旅:1日目②

お茶を飲んで旅に想いを馳せる。私にとってそれはきっと、ちょっと贅沢な時間。だから、今日はあったかいミルクティーとおやつと称してなんとも魅力的な名称、'ハチミツパン'たるものを食べながらキューバへ飛び立つ。

前回は、キューバへ着いて初めての朝。感動の朝食を記した。↓

キューバの一日目はざっとこんな感じ。
①casaでの朝食に感動            ②午前中はマレコン通りとオビスポ通りをうろうろ。ダンスダンスダンス。
③行かずに帰れるか 革命広場
④若林からの カバーニャ要塞
⑤ブエナビスタソシアルクラブ へGO

なので、今日は朝食を終え、準備が整ったところでいざ出発!! なのだがここでいきなりの過ち。前回、マレコン通りとオビスポ通りと書いていたが、地図を見直すと、マレコン通りは海岸沿いで、革命広場に行く際に、たっぷり通った道だった。

よくよく地図を見直すと、oreilly 通りとオビスポ通り。この2つはなんとも近く、casaもオライリー通りにあったので、どうやらご近所への散歩のようだ。でもその時は地理感もないし、朝の明るい光で見るキューバは初めてなため、見知らぬところへ繰り出すワクワク感たるやハンパない。 しかも、前日にキューバを歩き回っていた友はすでにこの辺の地理も把握していて、スムーズに進む。完全に私は'地理'という概念を持たぬまま、友だよりで、オビスポ通りとオライリー通りを堪能していた。

しかも両替は?! などと、旅の基本のことも、全く書いて無かったのだが、実はこれも旅慣れしている友が一足早く着いて、空港でペソに両替してくるていた。オージーザス。
キューバの両替に関しては、たしかキューバ国内の空港でしかできず、街中のATMも長蛇の列と記載。その日に散歩しながら、実際にATMでの長蛇の列を目の当たりにして、これは並んでたらかなりの時間。ここでの時短ワザもさすがと、妙に感動。グラシアス。

オビスポ通りはお土産が売ってたり、絵が売ってたりとザ・キューバを感じられるところかなぁと思う。ちゃっかりお土産プラス自分へもと、チェのシオリを買ったり、エコバッグなんかにも手を出した。かっこええー。チェ。

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そして、やっぱり1番印象に乗っているのは、街のいたるところから、音楽が聴こえてくるところ。みんなの憩いの場的な、ちょっとした広場では音楽の傍ら、踊ってる人達、息子を抱えながらリズムにのって通り過ぎる人達。い〜ね〜、そのリズム!なんて、近づいて行くと、目と目を合わせて、一緒に踊る。自然と手を取り合って、ステップを踏む。来ました、キューバ!音楽とダンスが溢れる国。こんな日常が、この上ない日常。友も一緒に踊ってる、笑ってる!楽しすぎる!なんて、上機嫌なスタート。
この旅で、1番好きな言葉は「そんなことよりbailar (バイラール!)」「そんなことより踊りましょう」

「ヘイ、バイラール!?」と声をかけられたのはもっと後の気もするが、すれ違いザマに、バイラール!なんていう粋な言葉にはいつでも吸い寄せられそうだ。ちんたら歩いてるより、どこへ行くか悩んでるより、そんなことりよバイラール。肝に銘じたいw。スペイン語で最初はなんでいったのかわからなかったが、バイラールは踊るやでと友に教えてもらい、一気に好きになった言葉。

そんなこんなで、動いているとお腹もすくので
お昼を食べようと、レストランを探しながら再び歩く。もちろん、レストランからも至る所で音楽が流れている。道端に比べ観光的な感じはするが、観光で来てるし、それはそれで思いっきり楽しみたい。若干、お医者さんよりタクシードライバーや観光業の人たちのほうが今は報酬(チップもあるし)が良いという部分を聞いていて複雑な気持ちもあったが、だからと言って何かできるわけでもなし、素直にキューバを満喫しよう。
音楽が聴こえ、目を向けると素敵なダンサーが踊っていたので、そのレストランに入っていった。なんせ、2人とも長身で、息がピッタリ。スタイルが良い上に、楽しそうにヒールで踊るその姿、目が離せません。男性のハット使いもこなれてる。足にハットをかけるワザは妙に印象深かったが。

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そして、キューバにきたら、ロブスター食べよな〜と言っていた私たちは、しっかりロブスターを頼みました。キューバはロブスターが美味しい!というのはもちろん、友が知っていたことだと思うw ボリューム満点なロブスターは、オススメです。

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そして、待っている間ももちろん音楽は奏でられ、それに合わせて踊る子供もいて、めちゃくちゃ可愛い。ダンサーのお姉さんがお客様を招いて、一緒に踊る。おぉ〜良い〜!セッション!やっぱりみんな楽しそう〜!なんて、まじかのテーブルに陣取って楽しんでた私達のもとに、ハットのお兄さんがやってきた。

こっち来てる、なんて思いながらも手を取られた私はそのまま、立ち上がる。誰も知らない国やし、みんな音楽もダンスも楽しんでる。一瞬に踊れるなんて最高!サルサなんてやったことがなかったし、ペアなんて、なおさら。だけど、すごい楽しかった。よくわからん足さばきではあったが、このお兄さんのリードがめちゃくちゃ上手くて、あーこっちに向かうのね。こっちに回るのねってゆー動き。すごいなこの人って思ったのを覚えている。そして、この時に初めてペアって面白いなと感じた。(今までヒップホップやハウスはちょっとやってたけど、チームではあるが、ペアではなく個人といった感じがある。) いくつになっても、おじいちゃんおばあちゃんになっても一緒に踊ってる姿は微笑ましく愛らしい。きっと、自然とペアのダンスって生まれたんだろうな〜。
そして、ひと踊りし、友に微笑ましく見守れた後に、2人で豪快にロブスターをたいらげました。あー美味しかったな〜。

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