Booster.1 : 木村拓哉さんに学ぶ健康マネジメント

皆さん、はじめまして!
健康マネジメントスクール水野雅浩と申します。

私は健康マネジメントの専門家として今まで100社以上の企業、行政、大学などで講師をし、のべ6,000人以上のビジネスパーソンの健康を支援してまいりました。これから連載記事を通して、健康マネジメントを実践することで、仕事のパフォーマンスが上がり、プライベートでも充実した生活を送ることができるよう記事を連載形式でUPさせて頂きます。小さな健康マネジメントが皆さんの仕事のパフォーマンスを押し上げる「ブースター」の役割になれたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

第一回目は、健康マネジメントの「考え方」について。

突然ですが、ちょっと変わった質問です。
皆さんには、「健康的で、尊敬する方」はいらっしゃるでしょうか?

「尊敬する人」という問いであれば、歴史上の人物や経営者などいろいろ思い浮かぶかもしれません。しかし、「健康面で」という条件がついたらいかがでしょうか。

もしかしたら、いつもスリムでいきいきしている、身近な上司かもしれません。皆様を健康的な食事で支えてくれている、ご家庭のパートナーかもしれません。

「健康的で、尊敬する人」という問を立てた時に、私が思い浮かべるのは、ある有名な俳優です。

その方は、木村拓哉さん。

実は、私が木村拓哉さんを尊敬するきっかけになったのは、ある記事を読んだから。それは今から約12年前に木村拓哉さんが視聴率30%を叩き出した伝説のドラマ『華麗なる一族』の主演を演じた時のことでした。

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ドラマの撮影時、木村拓哉さんは休憩時間を利用しては、毎回毎回、濃くに出した緑茶でうがいをし、時間をかけて手を石鹸で洗っていたそうです。その光景があまりにも繰り返されるので、周りの撮影スタッフが「風邪の予防ですか?」と軽い気持ちで話しかけました。

すると、木村拓哉さんは一言。
「仕事をする上で、健康はエチケットだと思うんですよね」


最高の仕事をするために、健康であることは最低限のエチケットである。自分ができる最高の演技をして、最高の作品にするために、絶対に風邪を引かないというプロ意識。木村拓哉さんの仕事に向かう姿勢を見て、撮影現場のスタッフたちの健康意識はガラリと変わりました。

俳優陣も裏方のスタッフも全員がうがい手洗いを実行し、体調を日々整え、最高の作品を作るために一丸となったといいます。

常にトップを走り続けるプロとして、健康マネジメントにこだわる木村拓哉さんの姿勢。私達も世界品質の仕事をするために、世界品質の健康をキープしたいものです。

仕事もプライベートも、「体が資本」。

まずは、小さな一歩として、休憩時間ごとに「うがい」「手洗い」を職場で実行してみましょう。人間には「ミラー効果」というものがあり、身近な人に強く影響を受ける傾向があります。小さな一歩ですが、あなたがいつも以上にうがいや手洗いを時間をかけて行うその姿を見て、仲間も刺激を受けるはず。

まずは、1年で一番体調を崩しやすいこの季節を乗り切って、継続して、1年間風邪を引かない職場を目指しましょう。その小さな積み重ねがやがて、仕事のパフォーマンスに繋がり、世界品質を作り上げることにつながっていくはずです。

次号は、健康投資について。

楽しみしていてください^^

健康マネジメントスクール

水野雅浩


                              以上

プロフィール

 ビジネスマンの健康マネジメントスクール代表。予防医学の専門家。健康経営アドバイザ-。著書「グローバルで勝つ!30代の太らない疲れない7つの習慣」はアマゾン総合1位に。介護サービスに10年間携わり、人の「老い」と向き合う。その後の香港勤務時代では香港のエグゼクティブ達が日々コンディションを整え仕事の成果を上げる姿を見て、日本のサラリーマンとの違いを痛感。香港で100人を超える香港のビジネスマン達に健康習慣を取材、また予防医学を体系的に学ぶ。日本のビジネスマンの生活スタイルに最適化した健康習慣を構築。各種ビジネス誌、医療誌で注目される。企業、行政、大学の講演会・講義では分かりやすくすぐに実践できる内容と高い評価を得ている。現在は、「健康を企業文化に」の理念のもと①健康経営の導入支援 ②健康マネジメント(食事・睡眠・運動・ストレスケア)の企業研修を行っている。

著作


「稼げる男」と「稼げない男」の健康マネジメント (明日香出版)
「太らない」「疲れない」21の習慣(飛鳥出版)
「太らない」「疲れない」7つの習慣(ヘルシーライフマネジメント出版)

研修

① ■ グローバルで勝つ!仕事のパフォーマンスを上げる健康マネジメント
海外での勤務経験を通じて見えてきたのは、健康マネジメントを実践して仕事のパフォーマンスを上げるグローバルで活躍するビジネスパーソン達でした。6,000人のビジネスパーソンの健康マネジメントを支援してきた多忙なビジネスパーソンでも実践できる健康マネジメントの考え方と具体的なノウハウをお伝えします。


② ■ 「健康を企業文化に」 健康経営の導入と定着への7つのステップ
人口減、少子高齢化を迎える日本では、社員が健康で長く働ける職場づくりが成長の鍵を握ります。健康経営はこれからの経営戦略の中心となります。しかし、そもそも健康経営の導入がうまく行っていない会社や、導入したものの定着していない企業が多く存在ます。100社以上の健康経営を支援してきた中で見えてきた、「健康を企業文化に」定着させるための、7つのステップをご紹介します。

研修実績

【企業】富士通株式会社、東レ株式会社、株式会社麻生グループ、株式会社中外製薬、アクサ生命保険株式会社、三菱商事株式会社、JR西日本グループ、株式会社大日本印刷、大塚製薬株式会社、ネスレ日本株式会社、北日本銀行、鳥取銀行、日本海新聞社、岩手日日新聞社、京都ホテルオークラ、税理士法人中央総合会計事務所、など多数
【労働組合】全トヨタ労働組合連合会(119社)、豊田自動織機労働組合
【行政】鳥取県、宮崎県、福岡県、岩手県
【役所】台湾大使館



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