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{日経新聞の広告掲載本を読む}「運をつかむ」永守重信

2023年1月21日分の広告掲載本です。
日経新聞で永守重信さんのインタビュー記事等を読んでいて、話が経験に基づいていて的を射ている、面白そうな方だなと思っていました。
たまたま先日、新刊の広告を見て、モチベーションの立て直し、志の整理などに使えそうだったのでamazonで購入しました。

「運をつかむ」というタイトルですが、私はスピリチュアルな視点でこのnoteを書いていくつもりはありません。

私の目標は「意識を持つ生命すべてが幸福に生存し続けること。」です。

スピリチュアルや宗教は、その目標のために研究する対象として考えています。

今回の「運をつかむ」は、日々できる努力を目一杯することで、運で片付けられることも、主体的に良い方向に変えていけるという内容でした。

また、
「IQよりもEQが大事」
「会社を私物化しない」
「社会のためになる行動が運をつかむ」
「仕事を天命だと考える」
など、稲盛哲学にも通じる言葉が多く出てきます。
有名経営者がこのような言葉を多く使うのは、建前ではなく、脳科学でも近年証明されてきていることで、経営者自身の経験から強く実感してきたことなのだと思います。

私は脳医学者である林成之氏の著書に強く影響を受けたのですが、氏の著書で主となる主張は、

脳には細胞ひとつひとつのレベルで
・生きたい
・仲間になりたい
・知りたい
・伝えたい
という4つの本能が働いているということです。

この主張から、
世の中の物事を知り、伝えながら皆で「仲間」として生存していくことは本能であるということが言えます。

ですので、たとえば競争に勝ち続け、自分だけが豊かになっても、それは脳の細胞レベルの本能に反しているので、強い幸福感を感じ続けることはできないのだと言えます。

この脳の原則的な本能を意識して物事を進めることは、この先ビジネスでも人生のあらゆることでも非常に重要で、知っていて得なことだと思います。

私はこのようなことを考えながら、自分の目標を達成するためには、
「全ての生命の健康と安全」
について研究し社会的にアップデートしていくことが自分の天命なのだと考え、noteでもこれらについて深く書いていくつもりです。

本の感想にはなっていないかもしれませんが、これからよろしくお願いいたします。

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